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お風呂リフォームで使える補助金一覧【2026年最新】

(初出: 2026/4/2・ 約10分で読めます
お風呂リフォームで使える補助金一覧【2026年最新】

30秒で要点 — お風呂リフォームで使える2026年の補助金

「住宅省エネ2026キャンペーン」は国交省・経産省・環境省の3省連携事業として2026年も継続。お風呂リフォームではみらいエコ住宅2026事業(最大100万円/戸)、先進的窓リノベ2026事業(浴室窓も対象)、給湯省エネ2026事業(エコキュート最大14万円)の3つが軸となる。さらに介護保険の住宅改修(最大20万円)と自治体独自の補助金を組み合わせれば、補助合計が60万円を超えるケースも珍しくない。

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ただしこれらの制度は令和7年(2025年)11月28日以降の工事着手分が対象で、申請は先着順・予算枠到達で受付終了。見積もり段階から「登録事業者かどうか」「事前申請のスケジュール」を確認することが、補助金を取りこぼさない最大のコツになる。

📋 この記事でわかること

- 2026年度のお風呂リフォーム補助金一覧(国・自治体・介護保険)

- 「対象になる工事/ならない工事」のチェックリスト

- 国×都道府県×市区町村の併用シミュレーション3パターン

- 申請の5ステップとよくある質問7問

まずは補助金診断で、自宅で使える制度を30秒チェックしてから読み進めると理解が早い。


お風呂リフォームで使える補助金一覧【2026年度版】

主要な制度を一覧で整理する。表のあとで一つひとつ補足するので、まずは全体像を把握してほしい。お風呂リフォームは「浴槽・ユニットバス本体」「浴室窓」「給湯器」「バリアフリー」の4要素に分解すると、どの制度が使えるかが見えやすくなる。

制度名 管轄 上限額 主な対象(風呂関連) 工事着手
みらいエコ住宅2026事業 国交省・環境省 最大100万円/戸 高断熱浴槽・節湯水栓・浴室乾燥機・断熱改修 2025/11/28以降
先進的窓リノベ2026事業 環境省 最大200万円/戸 浴室窓の内窓・外窓交換・ガラス交換 2025/11/28以降
給湯省エネ2026事業 経産省 最大14万円/台 エコキュート・ハイブリッド給湯機・エネファーム 2025/11/28以降
介護保険 住宅改修 厚労省 上限20万円(自己負担1〜3割) 手すり・段差解消・滑り止め床材・扉の引き戸化 通年
長期優良住宅化リフォーム 国交省 最大200万円/戸 耐久・省エネ・耐震を包括的に向上 2026年度
自治体独自補助金 都道府県・市区町村 数万〜数十万円 省エネ・バリアフリー・三世代同居など 自治体ごと

ポイントは3つ。「国の3制度(みらい・窓・給湯)はワンストップ申請で併用可」「国制度と自治体制度は原則併用可(ただし同一工事の重複補助は不可)」「介護保険は要介護・要支援認定者限定で完全に別ルート」。たとえば浴室まるごとリフォームなら「みらいエコ住宅2026」が中心、窓も交換するなら「窓リノベ」、給湯器を更新するなら「給湯省エネ」をそれぞれ重ねる、という組み立てになる。

みらいエコ住宅2026事業(旧・子育てグリーン住宅支援事業)

子育てグリーン住宅支援事業の後継として再編された国交省・環境省の制度。リフォームでは省エネ性能の向上度合いに応じて上限40万〜100万円/戸が交付される。お風呂関連では「高断熱浴槽」「節湯水栓」「浴室の節水・断熱改修」「浴室乾燥機(省エネ基準を満たす機種)」が対象。子育て世帯・若者夫婦世帯はさらに上限が引き上げられる仕組みになっている。

申請窓口は国に登録された住宅省エネ支援事業者で、消費者本人が直接申請することはできない。必ず登録事業者経由になる。

先進的窓リノベ2026事業

環境省所管の窓断熱専門制度。1戸あたり上限200万円と国の窓系補助では最大規模。浴室の窓は「小サイズ」枠に分類され、内窓設置・外窓交換・ガラス交換が対象になる。浴室の小窓1枚だけでも2万〜5万円程度の補助が出るため、見落とすと損が大きい制度。交付申請期間は2026年3月下旬〜12月31日までだが、予算枠到達で前倒し終了の可能性があり、例年5〜7月で当初予算が逼迫する傾向がある。

給湯省エネ2026事業

経産省所管の高効率給湯器補助。エコキュートは基本要件で1台7万円、A要件(インターネット接続・JIS基準クリア)を満たす高性能機種で10万円、電気温水器を撤去する場合は+2万円で最大14万円。ハイブリッド給湯機は最大15万円、エネファームは最大22万円が上限。お風呂リフォームと同時に給湯器も交換するなら、同時申請が得策になる制度。

介護保険 住宅改修

要介護・要支援認定を受けた方が対象。支給限度額は20万円(生涯1人1回が原則)で、自己負担は所得に応じて1〜3割。浴室では「手すり設置」「段差解消(すのこ含む)」「滑り防止床材への交換」「扉の引き戸化」「和式浴槽から洋式浴槽への変更」が対象になる。申請は着工前にケアマネジャー経由でケアプランに位置づけ、市区町村の介護保険窓口に事前申請することが条件。事後申請は対象外になるので順序を守ること。

長期優良住宅化リフォーム推進事業

耐久性・省エネ性・耐震性を包括的に向上させる大規模リフォームに対し、最大200万円/戸(三世代同居加算で250万円)。お風呂単体ではなく、住宅全体を一定基準まで引き上げる場合に活用する制度。費用が高額になる包括リフォームを検討中なら有力候補となる。


対象になる工事/ならない工事チェックリスト

「自分の工事は補助対象?」を判断するための簡易チェックリスト。あくまで目安で、最終判断は登録事業者と一次資料で確認してほしい。条件を満たせば対象、満たさなければ対象外という整理で読み進めるのが無難。

対象になりやすい工事の例

  • 高断熱浴槽(断熱材入りユニットバス)への交換
  • 浴室窓の内窓設置・複層ガラス改修・外窓交換
  • エコキュート・ハイブリッド給湯機・エネファームへの交換
  • 浴室手すり設置・段差解消・滑り防止床(要介護認定者)
  • 浴室暖房乾燥機の新設(省エネ性能基準を満たす機種)
  • 節湯水栓・節水シャワーヘッドの設置

対象になりにくい工事の例

  • デザイン変更だけの浴室リフォーム(省エネ性能の向上なし)
  • 既存と同等性能のユニットバスへの単純交換
  • 給湯器の同性能更新(高効率化なし)
  • DIY工事や無登録業者による工事
  • 着工前に事前申請を行わなかった工事

特に最後の「事前申請忘れ」は最も多い失敗パターン。「契約→着工→補助金申請」ではなく、「契約→事前申請→着工→交付申請」の順序を守ることが重要になる。


国×都道府県×市区町村 併用シミュレーション

お風呂リフォームで「実際いくら戻ってくるのか」を、3つのケースで試算する。地域・工事内容で大きく変わるが、補助金併用の規模感をつかんでほしい。

ケースA:神奈川県横浜市・築28年・浴室まるごとリフォーム+窓断熱

冬場の浴室の冷えとヒートショック対策で、高断熱ユニットバス+浴室窓の内窓設置を行うパターン。給湯器は据え置き。

項目 金額
工事費用(高断熱浴槽+浴室暖房乾燥機+内窓設置) 約180万円
みらいエコ住宅2026事業 ▲約25万円
先進的窓リノベ2026事業(浴室窓 小サイズ×2) ▲約4万円
横浜市 省エネ住宅住替え・改修補助 ▲約10万円
実質負担 約141万円(補助合計 約39万円)

国制度2つに横浜市の独自補助を重ねる構成。国の制度間は同一工事の重複補助はNGだが、「浴槽はみらい、窓は窓リノベ」と工事内訳を分ければ両方申請できる。

ケースB:埼玉県さいたま市・要支援1認定・バリアフリー化+エコキュート交換

転倒予防のためのバリアフリー化と、寿命を迎えた電気温水器のエコキュートへの交換を同時実施するパターン。

項目 金額
工事費用(手すり・段差解消・滑り防止床+エコキュート交換) 約95万円
介護保険 住宅改修(自己負担1割の場合の支給額) ▲18万円
給湯省エネ2026事業(A要件+電気温水器撤去) ▲12万円
さいたま市 高齢者等住宅改修費補助 ▲約8万円
実質負担 約57万円(補助合計 約38万円)

介護保険と国の給湯省エネはルートが完全に独立しているので併用しやすい。市の独自補助は介護保険の20万円超過分に上乗せできる自治体が多いので、ケアマネジャー経由で確認しておきたい。

ケースC:大阪府大阪市・築35年・浴室まるごと+給湯器+窓のフルリフォーム

築35年、浴室全体の老朽化に伴う大規模リフォーム。3制度をフル活用するパターン。

項目 金額
工事費用(ユニットバス・浴室窓・エコキュート) 約220万円
みらいエコ住宅2026事業(断熱・節湯改修) ▲約30万円
先進的窓リノベ2026事業(浴室窓・脱衣所窓) ▲約8万円
給湯省エネ2026事業(A要件エコキュート+電気温水器撤去) ▲12万円
大阪市 省エネリフォーム補助 ▲約10万円
実質負担 約160万円(補助合計 約60万円)

3制度+自治体独自の「フルスタック」例。補助合計60万円規模になるケースもある。お住まいの自治体制度はリフォーム補助金まとめで都道府県別に確認できる。


申請の流れ — 5つのステップ

申請の主役は登録事業者だが、施主側でやるべきことを押さえておかないと「申請忘れ」「予算枠切れ」に陥る。手順を5つに分解しておく。

ステップ1:使える制度を洗い出す

補助金診断で使える可能性のある制度を確認する。住所・工事内容・築年数・世帯構成を入力するだけで30秒。

ステップ2:登録事業者から見積もりを取る

住宅省エネ2026キャンペーンの3制度はすべて「登録事業者経由」が条件。複数の登録事業者から相見積もりを取り、補助金込みの実質価格で比較する。

ステップ3:着工前に事前申請(交付申請の予約)

登録事業者が代行する。施主が用意するのは本人確認書類・住民票・登記事項証明書・工事請負契約書のコピー程度。

ステップ4:着工〜完了

着工日が「2025年11月28日以降」であることが条件。完了写真・施工中写真の保存は事業者が行うので、立ち会い時に「補助金用の写真は撮りましたか?」と一声かけておくと安心。

ステップ5:交付申請・補助金受領

工事完了後、登録事業者が交付申請を行う。補助金は事業者経由で施主に還元(工事代金から差し引き、または別途振込)。受領まで申請から1〜3ヶ月が目安。


よくある質問

Q1. 補助金は工事費から自動的に値引きされる?

A. 直接値引きではなく「事業者から施主へ還元」する仕組み。最終支払い前に差し引かれるか、後日振込かは事業者と契約時に確認しておくのが無難。

Q2. 「住宅省エネ2026キャンペーン」の3制度は全部併用できる?

A. 申請窓口は共通化されており、ワンストップ申請で併用できる。ただし同一工事の二重補助は不可。窓リノベで申請した窓を、みらいエコ住宅でも再申請する、といった重複はできない。

Q3. 浴室の窓1枚だけでも補助対象になる?

A. 先進的窓リノベ2026事業は1戸あたり5万円以上の補助額が交付申請の下限。浴室の小窓1枚だと届かないことが多い。脱衣所・他の居室の窓と合算して申請するのが現実的。

Q4. 介護保険の住宅改修と国制度は同時に使える?

A. 申請ルートが独立しているため併用しやすい。ただし「同じ手すり設置工事」を両方で申請するのは不可。工事内訳を「手すり=介護保険」「断熱=みらいエコ住宅」と切り分けて申請する。

Q5. 自治体補助金は国制度と必ず併用できる?

A. 自治体ごとにルールが異なる。「国制度を使う場合は市の補助対象外」とする自治体もあれば、上乗せ可とする自治体もある。お住まいの市区町村の要綱を直接確認するのが確実。

Q6. 予算枠が切れたあとに着工した場合は?

A. 補助金の申請はできないが、工事自体は通常どおり実施可能。次年度予算の発表(例年11月頃)まで着工を延期するか、自治体補助のみで進めるかの判断になる。

Q7. リフォームローンの金利優遇制度はある?

A. 「住宅金融支援機構 リフォーム融資」「フラット35リノベ」など金利優遇商品は別ルートで利用可能。補助金と併用しやすいので、金融機関に相談する価値はある。


参考・出典


⚠️ 免責事項

本記事の情報は2026年4月時点のもので、制度内容・金額・期限・対象条件は予告なく変更される場合があります。申請時は必ず各制度の公式サイト・お住まいの自治体窓口・登録事業者にて最新条件をご確認ください。本記事は条件を満たした場合の補助金活用例を示すものであり、補助金の交付を保証するものではありません。

━━ この記事の作成・監修 ━━

リフォーム補助金ナビ編集部

在籍資格者

ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)住宅ローンアドバイザー宅地建物取引士

国土交通省・各自治体の公式発表に基づき、補助金情報を毎日更新しています。
掲載情報に誤りを発見された場合はお問い合わせよりご連絡ください。

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