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お風呂リフォーム補助金は最大170万円|国+自治体の活用ガイド 2026年版

(初出: 2026/4/1・ 約8分で読めます
お風呂リフォーム補助金は最大170万円|国+自治体の活用ガイド 2026年版

【30秒で要点】

- 2026年のお風呂リフォーム補助金は「単独申請ほぼ不可」が新ルール。みらいエコ住宅2026事業では1申請あたり合計5万円以上かつ開口部・躯体・エコ住宅設備の3区分から2区分以上の工事が必須となりました

- 浴室の主要補助額は高断熱浴槽 32,000円/節湯水栓 6,000円/浴室乾燥機 27,600円。これだけでは5万円ラインがギリギリで、浴室の内窓1か所セット申請で確実に突破するのが2026年の王道

- 介護保険の住宅改修(上限20万円・実質18万円補助)は省エネ系補助金と併用可能。要介護認定があれば手すり・段差解消・引き戸への変更が対象

- 先進的窓リノベ2026は内窓Aグレード(Uw1.9以下)が対象外となり、Sグレード(Uw1.5以下)以上が必須に。先着順の予算枠と納期遅延の二重リスクに注意

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2026年度のお風呂リフォーム補助金マップ

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2026年度の浴室リフォームで使える主要制度は、国の3省連携キャンペーン(住宅省エネ2026キャンペーン)に介護保険・自治体独自制度を加えた「3層構造」です。住宅省エネ2026キャンペーン全体では国土交通省・経済産業省・環境省の予算合計で約3,400億円規模が想定されており、いずれも先着順で予算上限到達次第終了となります。

制度名 補助上限 浴室での主な対象 申請期限
みらいエコ住宅2026事業 最大100万円/戸 高断熱浴槽・節湯水栓・浴室乾燥機・手すり・段差解消・引き戸 予算上限まで(先着順)
先進的窓リノベ2026事業 最大100万円/戸 浴室の内窓・断熱窓(Sグレード以上) 予算上限まで(先着順)
給湯省エネ2026事業 最大20万円/台 エコキュート等の同時交換 予算上限まで(先着順)
介護保険・住宅改修 上限20万円(実質18万円補助) 手すり・段差解消・滑り止め床・引き戸 通年(要事前申請)
自治体独自制度 自治体ごとに異なる 高齢者向け改修・省エネ改修 自治体ごとに異なる

2025年の前身事業(子育てグリーン住宅)は秋に予算枠が逼迫したため、2026年も夏〜秋にかけて駆け込み需要のピークが予想されます。早めに業者に予算枠の残量を確認しましょう。

みらいエコ住宅2026 — 浴室向け補助額と「2026年の壁」

国土交通省所管のみらいエコ住宅2026事業では、浴室リフォームで対象になりやすい設備の補助額(1戸あたり)は次のとおりです。

  • 高断熱浴槽:32,000円
  • 節湯水栓:6,000円/台
  • 浴室乾燥機(暖房付き含む):27,600円
  • 手すり設置:5,000円〜
  • 段差解消・滑りにくい床への変更:6,000円〜
  • 引き戸への変更:16,000円

補助上限は最大100万円/戸ですが、2026年の壁として要件が大きく強化されました。

  • 1申請あたりの補助金合計が5万円以上でないと申請不可
  • 必須工事3区分(開口部断熱・躯体断熱・エコ住宅設備)のうち2区分以上を実施することが必須
  • 水回り設備のみのリフォームでは申請不可 — 開口部断熱(窓・ドア)または躯体断熱の工事を最低1か所含めるのが事実上のマストに

つまり「ユニットバスを新しくしたいだけ」というケースでは、浴室の窓に内窓を1か所セットしないと補助対象外になる構造です。

【最重要】5万円下限を「内窓セット申請」で突破する攻略法

5万円下限を窓セットで突破する仕組み図

ここが2026年版で最大の差別化ポイントです。みらいエコ住宅2026と先進的窓リノベ2026は併用申請が可能なので、浴室設備はみらいエコ側、内窓は窓リノベ側でそれぞれ申請する設計が王道になります。

パターンA:浴室設備のみで申請しようとすると失敗する

高断熱浴槽(32,000円)+節湯水栓1台(6,000円)=38,000円で5万円未満となり申請不可。浴室乾燥機を足して約65,600円にしても、開口部断熱が含まれないためそもそも要件を満たせません

パターンB:浴室の小窓に内窓1か所セット(推奨)

工事内容 制度 補助額
高断熱浴槽 みらいエコ住宅2026 32,000円
節湯水栓1台 みらいエコ住宅2026 6,000円
浴室乾燥機 みらいエコ住宅2026 27,600円
浴室の内窓 Sグレード(小窓1か所) 先進的窓リノベ2026 22,000円
合計 約87,600円**

浴室の小窓に内窓を1か所追加するだけで、約2.2万円が加算され5万円下限を余裕で突破できます。

パターンC:浴室+リビング窓断熱で「40万円超」を狙う

浴室一式(高断熱浴槽・節湯水栓・浴室乾燥機)で約65,600円に加え、浴室小窓Sグレード22,000円+リビング内窓SS特大グレード約140,000円+エコキュート交換10〜13万円+バリアフリー加算約10,000円を組み合わせると、合計補助額は約34〜36万円となり、グレードや窓数次第で40万円超のケースも狙えます。先進的窓リノベ2026では2026年から「特大サイズ」(ガラス面積2.0㎡以上、サッシ面積4.0㎡以上)が新設され、リビングの掃き出し窓などが高グレードで補助対象になります。

💡 ポイント:浴室の内窓は2026年からSグレード以上(Uw1.5以下)が必須。2025年まで対象だったAグレード(Uw1.9以下)は対象外となったため、施工業者に「Sグレード以上の対象製品か」を必ず確認しましょう。

介護保険の住宅改修と併用するパターン

要介護認定(要支援1〜要介護5)を受けた家族が同居している場合、介護保険の住宅改修費(上限20万円・自己負担1〜3割なので実質14〜18万円補助)を省エネ系補助金と併用できます。同一工事に対して同一性質の補助を二重取りすることはできませんが、「内窓は窓リノベ/高断熱浴槽はみらいエコ/手すり・段差解消は介護保険」のように工事ごとに割り振れば併用OKです。

介護保険の対象工事(浴室で多いもの)は次のとおりです。

  • 浴室・脱衣所への手すり設置
  • 浴室入口の段差解消(バリアフリー化)
  • 滑りにくい床材への変更
  • 開き戸から引き戸への変更
  • 和式浴槽から洋式浴槽(出入りしやすい高さ)への変更

申請にはケアマネジャーの「住宅改修が必要な理由書」が必須で、工事前の事前申請が原則です。事後申請は受理されないため、必ず着工前にケアマネに相談してください。

対象/対象外チェックリスト

お風呂リフォーム補助対象工事と補助額一覧

対象になりやすいケース

  • 既存住宅のリフォーム(新築は対象外)
  • 登録事業者と契約して工事する
  • 補助対象製品(型番)の高断熱浴槽・節湯水栓・浴室乾燥機を使う
  • 浴室の窓に内窓(Sグレード以上)または断熱ドアを1か所以上セットする
  • 1戸あたり合計補助金額が5万円以上になる

対象外になりやすいケース

  • 浴室設備のみで開口部・躯体断熱を含まない申請
  • 補助対象外の型番(旧型番・Aグレード以下の内窓 など)
  • DIYや未登録業者による施工
  • 着工後の事後申請(補助金は契約・着工前の登録が原則)
  • 賃貸住宅でオーナー同意が取れていないケース

申請の流れ(ステップ図)

  1. 業者選定・現地調査(着工の2〜3か月前)— 登録事業者かを確認
  2. 見積もり+補助金シミュレーション(着工1〜2か月前)— 5万円下限・必須2区分を満たす設計に
  3. 共同事業実施規約の締結(着工前)— 施主と業者の連名で申請する制度のため必須
  4. 着工〜完了(工期2〜7日が一般的、納期遅延に注意)
  5. 業者が補助金を交付申請(完了から原則3か月以内)
  6. 補助金が業者に振込→施主に還元(工事費から減額または現金還元)

よくある質問(FAQ)

Q1. 浴室リフォームだけで補助金は使えますか?

A. 浴室設備単独では条件を満たしにくいのが2026年の現状です。浴室の小窓に内窓を1か所追加するなどで開口部断熱を必ずセットしてください。これで5万円下限と必須2区分の両方を同時にクリアできます。

Q2. 浴室乾燥機の交換だけで申請できますか?

A. 浴室乾燥機(27,600円)単独では5万円下限に届かず、他の対象工事との組み合わせが前提です。節湯水栓・高断熱浴槽・内窓などとセットで設計しましょう。

Q3. 賃貸マンションでも使えますか?

A. オーナー(所有者)が申請者となる必要があります。区分所有者本人が住む分譲マンションの専有部リフォームは対象になり得ます。共用部の窓は管理組合の決議が必要です。

Q4. 介護保険と国の補助金の二重取りはできますか?

A. 同一工事に対する同一性質の補助の二重取りはできませんが、工事項目ごとに分けて申請すれば併用可能です。例:内窓→窓リノベ/高断熱浴槽→みらいエコ/手すり→介護保険、という割り振り。

Q5. ユニットバスの納期遅延が心配です。予算枠に間に合いますか?

A. 補助金は契約日が予算枠内であれば申請可能なケースが多く、工事完了が遅れても契約時点で枠を確保できます。ただし制度ごとの完了報告期限(原則翌年度初めまで)があるため、業者と完了予定日を必ず確認してください。

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参考・出典


免責事項:本記事は2026年4月時点の公開情報をもとに作成しています。補助金制度は予算上限到達による早期終了や要件・補助額の改定が行われる場合があります。最新の対象製品・補助額・締切は必ず各制度の公式サイトおよびお住まいの自治体窓口でご確認ください。条件を満たす場合に申請可能となるものであり、申請内容や審査によって受給可否・金額は変動します。

━━ この記事の作成・監修 ━━

リフォーム補助金ナビ編集部

在籍資格者

ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)住宅ローンアドバイザー宅地建物取引士

国土交通省・各自治体の公式発表に基づき、補助金情報を毎日更新しています。
掲載情報に誤りを発見された場合はお問い合わせよりご連絡ください。

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