【福井県福井市】バリアフリー補助金は最大80万円|2026年版完全ガイド

福井市にお住まいの、特に高齢者や要介護認定を受けている方で、自宅のバリアフリー改修を検討されている方にとって、この「福井市住まい環境整備支援事業」は非常に魅力的な制度です。リフォーム補助金ナビDB登録の本制度は、他の一般的なリフォーム補助金とは異なり、対象者の身体状況や所得に合わせたきめ細やかな支援が特徴。本記事では、あなたがこの補助金を受けられるかどうか、いくらもらえるのか、そしてどうやって申請すればいいのかを、申請者の視点から徹底解説します。
この制度を30秒で要約 — 💡ポイント解説
- ひとことで言うと: 福井市が、高齢者や要介護認定を受けた方が自宅で安全に暮らし続けられるよう、バリアフリー改修工事を支援する制度です。所得状況に応じて補助金額が変わるのが特徴です。
- 対象になる人: 福井市に住所があり、在宅で生活している方で、要介護3以上と判定された方、または要介護1~2で車いすを利用しているか、障害等級が1級の方です。
- もらえる金額: 最大80万円。所得に応じて20万円、40万円、80万円の3段階に分かれ、補助率も1/4、1/2、9/10と異なります。
- 気をつけること: 工事着工前の補助金申し込み(交付申請)が必須です。また、介護保険給付の対象となる工事や、新築・増改築・賃貸物件の改修は対象外となります。
対象になる人/ならない人 — 対象/対象外 のチェックリスト形式
あなたがこの「福井市住まい環境整備支援事業」の対象となるかどうか、以下のチェックリストで確認してみましょう。
✓ 対象になる可能性が高い人
- 福井市に住所があり、現在ご自宅で生活している方
- 介護保険認定で「要介護3以上」と判定されている方
- 介護保険認定で「要介護1~2」と判定され、かつ以下のいずれかに該当する方
- 浴室、トイレ、廊下などの段差解消や手すり設置など、バリアフリー改修を検討している方
- 工事の着工前に、必要な書類を揃えて補助金の申し込みができる方
- 車いすを日常的に利用している
- 身体障害者手帳の障害等級が1級である
✗ 対象にならない可能性が高い人
- 福井市外に住所がある方
- 新築や増改築、または賃貸物件のリフォームを検討している方
- 介護保険給付の対象となる住宅改修を検討している方 (この補助金とは併用できません)
- 要介護認定を受けていない方、または要介護1~2で上記の要件を満たさない方
- すでに工事に着工してしまっている、または工事完了後に申請しようとしている方
いくらもらえるか — あなたの所得別補助額早見表
この補助金は、世帯の所得状況によって補助率と上限額が細かく設定されています。あなたの世帯がどの区分に該当するか確認し、どれくらいの補助金が受けられる可能性があるか試算してみましょう。
補助額の区分
- 区分A: 生活保護受給世帯、または世帯員全員が市民税非課税の世帯
- 区分B: 世帯員全員の合計所得が320万円未満の世帯
- 区分C: 世帯員全員の総所得から世帯員分の基礎控除を差し引いた額が600万円未満の世帯
- 補助率: 9/10
- 上限額: 80万円
- 補助率: 1/2
- 上限額: 40万円
- 補助率: 1/4
- 上限額: 20万円
具体的な工事費での試算例
- ケース1: 工事費30万円の場合 (区分A)
- 補助額: 30万円 × 9/10 = 27万円
- 自己負担: 3万円
- ケース2: 工事費80万円の場合 (区分A)
- 補助額: 80万円 × 9/10 = 72万円
- 自己負担: 8万円
- ケース3: 工事費100万円の場合 (区分A)
- 補助額: 上限の80万円
- 自己負担: 20万円
- ケース4: 工事費30万円の場合 (区分B)
- 補助額: 30万円 × 1/2 = 15万円
- 自己負担: 15万円
- ケース5: 工事費80万円の場合 (区分B)
- 補助額: 80万円 × 1/2 = 40万円 (上限40万円)
- 自己負担: 40万円
- ケース6: 工事費30万円の場合 (区分C)
- 補助額: 30万円 × 1/4 = 7.5万円
- 自己負担: 22.5万円
- ケース7: 工事費80万円の場合 (区分C)
- 補助額: 80万円 × 1/4 = 20万円 (上限20万円)
- 自己負担: 60万円
補助対象となる主な工事
この制度で補助対象となるのは、バリアフリー改修工事のうち、以下の具体的な内容です。
- 浴室、トイレ、廊下などの拡幅
- 洗面台、手洗い器、流し台などの取替え
- レバー式蛇口などへの取替え
- 階段昇降機の設置
- 段差解消機の設置
- 移動改善のための扉新設
- 洋式トイレの移設および移設に伴い必要になる給排水工事
- 転倒時のけが予防を目的とした壁材の変更
- 身体状況に適した電気スイッチの高さなどの変更・取替え
- 訪問介護員などの出入りのための勝手口の設置
- 寝室内への便器の設置、給排水工事
- 水洗式ポータブルトイレの設置に伴う給排水工事
- 手すり、スロープ、移動用リフトの福祉用具設置のための床、壁などの補強工事
- 手すり、スロープ、移動用リフト設置のための設置場所の拡幅、段差の解消
これらの工事費用の中から、対象工事部分のみが補助対象となります。
申請の流れ — 補助金受給までの7ステップ
この補助金は、工事着工前の申し込みが必須です。計画的に進めるため、以下のステップと所要時間の目安を参考にしてください。
- 相談・情報収集 (目安: 1週間〜1ヶ月)
- まずはご自身が補助金の対象となるか、どのような工事が対象かをリフォーム補助金ナビの 補助金診断 や福井市役所の担当窓口で確認しましょう。制度の最新情報や必要書類について把握しておくことが重要です。 - 施工業者選定・見積もり取得 (目安: 2週間〜1ヶ月)
- 複数のリフォーム業者から見積もりを取り、具体的な工事内容と費用を確定させます。補助金の対象となる工事とそうでない工事を明確にしてもらい、見積書に詳細を記載してもらいましょう。 - 事前相談・申請書類準備 (目安: 2週間〜1ヶ月)
- 福井市役所の担当窓口に事前相談を行い、必要な書類や申請方法について最終確認をします。住民票、介護保険被保険者証、所得証明書、工事見積書、工事箇所の図面、写真など、多岐にわたる書類の準備が必要です。 - 補助金の申し込み(交付申請) (目安: 1日)
- 必要書類が全て揃ったら、工事着工前に福井市役所へ補助金の申し込み(交付申請)を行います。このステップが最も重要で、着工後の申請は認められませんのでご注意ください。 - 審査・交付決定 (目安: 1ヶ月〜2ヶ月)
- 提出された申請書類が福井市で審査されます。問題がなければ補助金の交付が決定され、「交付決定通知書」が郵送されます。この通知書が届いてから、初めて工事を開始できます。 - 工事実施 (目安: 1週間〜数ヶ月)
- 交付決定後、リフォーム工事を実施します。工事中は、申請内容と相違ないか、工事前・中・後の状況を写真などで記録に残しておくことが大切です。 - 実績報告・補助金受給 (目安: 1ヶ月〜2ヶ月)
- 工事完了後、速やかに工事完了報告書や領収書、工事前後の写真などを提出し、実績報告を行います。報告内容が審査され、問題がなければ、指定された口座に補助金が振り込まれます。
他制度との併用可否 — 福井市住まい環境整備支援事業と他の補助金
補助金制度には、他の制度との併用が可能なものと不可能なものがあります。福井市住まい環境整備支援事業における併用ルールについて解説します。
- 国が実施する補助金
- 介護保険の住宅改修費支給: ×
- この制度の要件に「介護保険給付に該当するものは対象外」と明記されているため、併用はできません。どちらか一方を選択する必要があります。
- こどもエコすまい支援事業など国のリフォーム補助金: △
- 同一の工事箇所に対して、国の補助金と福井市の補助金を重複して受け取ることは原則できません。ただし、工事内容や目的が異なる場合(例:バリアフリー改修と省エネ改修を別々の箇所で行うなど)であれば、併用できる可能性もあります。事前に福井市役所にご確認ください。
- 福井県が実施する補助金
- 福井県の独自補助金(バリアフリー関連): △
- 福井県にもバリアフリー改修を支援する制度がある場合、同一の工事箇所での併用は難しいでしょう。異なる工事箇所や目的であれば可能性はありますが、必ず福井県および福井市に確認が必要です。
- 福井市が実施する他の補助金
- 福井市内の他のリフォーム補助金: △
- 福井市内で他のバリアフリー関連の補助金がある場合、同一工事での併用はできません。ただし、目的が異なる補助金(例:耐震改修補助金など)であれば、バリアフリー改修とは別の工事箇所で併用できる可能性もあります。詳細は福井市役所にご確認ください。
【併用に関する重要な注意点】
基本的に、同一の工事内容や費用に対して、複数の補助金を重複して受け取ることはできません。もし複数の補助金が利用できそうな場合でも、どの補助金がご自身の状況に最も適しているか、また併用が可能か否かを、必ず各補助金の担当窓口に事前に確認するようにしましょう。
よくある質問 — 申請者目線のQ&A
Q1: 介護保険の住宅改修費支給と併用できますか?
A1: いいえ、併用はできません。この「福井市住まい環境整備支援事業」は、「介護保険給付に該当するものは対象外」と明記されています。どちらか一方の制度を選択して申請することになります。ご自身の状況や工事内容によって、どちらの制度が有利か検討し、担当窓口に相談してみることをお勧めします。
Q2: 工事着工後に申請しても大丈夫ですか?
A2: いいえ、工事着工後の申請は認められません。この補助金は、必ず工事着工前に補助金の申し込み(交付申請)を行い、福井市からの交付決定通知書を受け取ってから工事を開始する必要があります。申請手続きには時間がかかる場合もありますので、余裕をもって計画を進めましょう。
Q3: 賃貸住宅でもバリアフリー改修は対象になりますか?
A3: いいえ、賃貸物件は対象外です。この制度の対象となるのは、申請者が居住する「今住んでいる家」であり、新築や増改築、そして賃貸物件は対象外とされています。
Q4: 所得によって補助額が大きく変わるとのことですが、具体的な所得基準を教えてください。
A4: はい、世帯の所得状況によって補助額が変わります。具体的な基準は以下の通りです。
- 上限80万円(補助率9/10): 生活保護受給世帯、または世帯員全員が市民税非課税の世帯
- 上限40万円(補助率1/2): 世帯員全員の合計所得が320万円未満の世帯
- 上限20万円(補助率1/4): 世帯員全員の総所得から世帯員分の基礎控除を差し引いた額が600万円未満の世帯
ご自身の世帯がどの区分に該当するかは、最新の所得証明書などで確認し、不明な場合は福井市役所の担当窓口にご相談ください。
Q5: どのような工事が具体的にバリアフリー改修として認められますか?
A5: 浴室、トイレ、廊下などの拡幅、洗面台や蛇口の取替え、階段昇降機や段差解消機の設置、移動のための扉新設、洋式トイレの移設、転倒予防のための壁材変更、電気スイッチの高さ変更、勝手口の設置、寝室内への便器設置、手すりやスロープ設置のための補強・段差解消などが対象です。詳細なリストは「いくらもらえるか」のセクションでご確認いただけます。
参考・出典
免責事項
本記事は、リフォーム補助金ナビDBに登録された情報と福井市公式ウェブサイトの情報に基づき作成されていますが、制度内容が変更される可能性もあります。申請の可否、詳細な条件、必要書類、および最新の情報については、必ず福井市役所の担当窓口にご確認ください。また、本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、個別の申請を保証するものではありません。最終的な意思決定はご自身の責任において行ってください。
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━━ この記事の作成・監修 ━━
リフォーム補助金ナビ編集部
在籍資格者
国土交通省・各自治体の公式発表に基づき、補助金情報を毎日更新しています。
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