【神奈川県横浜市】窓・断熱補助金まとめ|2026年版完全ガイド

「冬の朝、リビングの窓ガラスが結露でびっしょり。窓際から冷気が降りてきて、暖房をつけても足元が冷える…」
横浜市にお住まいで窓断熱リフォームを検討するなら、国の「先進的窓リノベ2026事業」で1戸あたり最大100万円、神奈川県の補助金、そして横浜市独自の制度を組み合わせて使える可能性があります。2026年度は補助単価が見直され、対象となる窓の性能基準も引き上げられました。制度を知らずに自費でリフォームすると、数十万円〜100万円規模を取りこぼすリスクがあります。
この記事では、2026年4月時点の最新情報をもとに、横浜市で使える窓断熱リフォーム補助金の一覧・併用パターン・申請手順をわかりやすく整理しました。申請は先着順で予算上限に達した時点で受付終了です。まずは補助金診断で自分が対象になるか30秒でチェックしてみてください。
📋 この記事でわかること
- 横浜市で使える窓断熱リフォーム補助金【2026年度版】
- 国・県・市を併用した補助額シミュレーション
- 対象/対象外チェックリストと申請の5ステップ
- 内窓と外窓交換の選び方・よくある質問
横浜市で使える窓断熱リフォーム補助金【2026年度一覧】
横浜市の戸建て・マンションで窓断熱工事を行う場合、活用できる補助金は大きく分けて国2制度・神奈川県1制度・横浜市1制度の合計4本立てです。それぞれ管轄も窓口も異なるため、まずは全体像を把握することから始めるのがおすすめです。
特に重要なのは、2026年度から国の「先進的窓リノベ事業」の上限額が従来の200万円から100万円/戸に引き下げられた点です。「去年の記事に200万円と書いてあったのに…」と混乱する方が多いポイントなので、最新情報での確認が欠かせません。
| 制度名 | 管轄・窓口 | 補助上限額 | 対象工事 |
|---|---|---|---|
| 先進的窓リノベ2026事業 | 環境省(住宅省エネ2026キャンペーン事務局) | 最大100万円/戸 | 内窓設置・外窓交換(カバー工法/はつり工法)・ガラス交換・ドア交換 |
| 子育てグリーン住宅支援事業2026※ | 国土交通省 | 最大60万円/戸(条件により) | 窓断熱を含む省エネ改修+エコ設備 |
| 神奈川県既存住宅省エネ改修補助金 | 神奈川県(住宅計画課) | 工事費の1/3または最大20万円の低い額 | 窓・ガラス・断熱材の改修 |
| 脱炭素リノベ住宅推進補助制度 | 横浜市(建築局住宅部) | 最大150万円(子育て世帯転入時)/最大120万円(定住) | 断熱性能を高めるフルリノベーション |
※「みらいエコ住宅事業」は2026年度から「子育てグリーン住宅支援事業」に名称・要件が再編されています。神奈川県の補助金は令和7年度実績ベースで記載しており、令和8年度(2026年度)の継続有無は神奈川県HPで4月以降に順次発表予定です。
横浜市の「脱炭素リノベ住宅推進補助制度」は窓単独工事ではなく、断熱等級を一定水準まで引き上げるフルリノベーション型である点に注意が必要です。窓だけの工事で活用できるのは、実質的に国と神奈川県の制度になります。詳しくはリフォーム補助金まとめも参考にしてください。
先進的窓リノベ2026事業の補助単価(重要)
国の先進的窓リノベ2026事業は、横浜市民にとって最も補助額の大きい制度です。2026年度は性能基準と単価が見直されているので、ここをまず押さえておきましょう。
ポイントは3つあります。第一に、補助対象は熱貫流率Uw1.5以下(S・SSグレード)に限定され、従来の旧Aグレード(Uw1.9以下)は対象外になりました。第二に、1申請につき補助額5万円以上にならないと申請できません。第三に、対象工事の着手日は令和7年11月28日以降です。
| 工事区分 | 大サイズ(2.8㎡以上)の補助額/箇所 | 中サイズ(1.6〜2.8㎡)の補助額/箇所 |
|---|---|---|
| 内窓設置(SSグレード) | 最大14.0万円 | 最大10.0万円 |
| 外窓交換 カバー工法(SSグレード) | 最大26.6万円 | 最大19.0万円 |
| 外窓交換 はつり工法(SSグレード) | 最大36.6万円 | 最大26.6万円 |
| ガラス交換(SSグレード) | 最大4.6万円 | 最大3.4万円 |
数字だけ見ると外窓交換のはつり工法が圧倒的に有利に見えますが、工事費そのものも高額になるため自己負担額の比較で判断することが重要です。築15年以下のマンションや、サッシ枠の状態が良い戸建てでは、コスパの良い「内窓設置」を選ぶケースが多くなっています。逆に築30年超でサッシの劣化が進んでいる場合は、外窓交換のほうが結露・気密性のトラブルを根本解決できることがあります。
国×県×市の補助金併用シミュレーション
横浜市で窓断熱補助金を最大化したいなら、国の先進的窓リノベ+神奈川県の既存住宅省エネ改修補助金の併用が王道パターンです。両制度は対象工事費が重複しない範囲で併用できる場合があるため、申請前に必ず登録事業者と県・市の窓口で確認してください(同一工事費に二重補助は認められません)。
下表は、リビング・寝室・子ども部屋など窓7箇所(合計工事費180万円)を内窓設置でリフォームした場合の試算例です。あくまで目安であり、選定する製品グレード・サイズ・施工内容によって補助額は変動します。
| 項目 | パターンA:国のみ申請 | パターンB:国+神奈川県 |
|---|---|---|
| 工事費(税込) | 約180万円 | 約180万円 |
| 先進的窓リノベ2026事業 | 約88万円 | 約88万円 |
| 神奈川県既存住宅省エネ改修補助金 | 0円 | 約20万円 |
| 補助金合計 | 約88万円 | 約108万円 |
| 自己負担額 | 約92万円 | 約72万円 |
パターンBにすると自己負担が約20万円圧縮できます。申請事務はやや複雑になりますが、補助金申請に慣れた登録事業者であれば代行してもらえることが多いので、見積もり依頼時に「県の補助金も申請可能か」を必ず確認しましょう。なお、横浜市の脱炭素リノベ住宅推進補助制度は窓単独では使えないものの、断熱材・設備機器を含む大規模リノベであれば最大150万円が加算される可能性があります。フルリノベを検討中の方は、補助金診断で対象になるか確認するのが早道です。
対象/対象外チェックリスト
「自分の家は対象になる?」を判断するための簡易チェックリストです。先進的窓リノベ2026事業を中心にまとめました。当てはまる項目が多いほど対象になりやすいと考えてください。
✓ 対象になりやすいケース
- 自宅が横浜市内にある(戸建て/マンションどちらも可)
- 既存住宅である(新築・建売の購入直後は原則対象外)
- リフォーム工事の着手が令和7年11月28日以降
- 設置する窓・ガラスがUw1.5以下のSまたはSSグレード
- 1申請あたりの補助額が5万円以上になる規模
- 補助金登録事業者を通じて申請する
✗ 対象外になるケース
- 窓のサイズが補助対象規格(小サイズ未満)に満たない
- 旧Aグレード(Uw1.9以下)の製品を選んでしまった
- DIYや未登録業者による工事
- 申請前に着工してしまった
- 同一工事費で他の国補助金(住宅エコリフォーム推進事業など)を申請済み
判断に迷う場合は、補助金診断で複数の制度を一度に確認できます。とくに「対象製品か否か」は型番単位で決まっているため、業者から提示される見積書の品番を必ず公式サイトの登録製品リストで照合してください。
申請の流れ — 5ステップで解説
窓断熱補助金は、必ず工事の着手前に申請を始めることが大原則です。「先に工事してから申請」はNGで、補助対象外になります。下のステップに沿って進めれば、初めての方でも迷いません。
ステップ1:登録事業者を選ぶ
先進的窓リノベ2026事業は登録事業者を通じてしか申請できません。横浜市内・川崎市内には数百社が登録されており、見積もり時に「補助金登録番号」を提示してもらいましょう。
ステップ2:見積もり・現地調査
窓のサイズ・箇所数・製品グレードを確定させ、補助金の対象要件を満たすか業者と打ち合わせます。神奈川県補助金の併用可否もここで確認しておくと安心です。
ステップ3:補助金の交付申請
登録事業者がオンラインで申請します。必要書類は、本人確認書類(運転免許証など)、工事の見積書、住宅の図面(間取り図)、現状の窓写真など。
ステップ4:交付決定通知後に着工
交付決定通知を受けてから工事を開始します。承認前着工は補助対象外になる可能性が高いので、必ず通知を待ちましょう。
ステップ5:完了報告と振込
完了写真・領収書を提出し、問題なければ指定口座に補助金が振り込まれます。申請から振込までの目安は3〜4ヶ月程度。年度後半は予算消化が進んで受付終了になりやすいので、遅くとも夏頃までに申請完了させるのが安全とされています。
内窓と外窓交換、どちらを選ぶ?
「内窓」と「外窓交換」は補助金の対象工事の中でも特に多い選択肢です。それぞれ工事費・工期・断熱効果に違いがあるため、お住まいの状況に応じて選びましょう。マンションの場合は管理規約上、外窓は「共用部」扱いとなり交換できないケースが多いため、内窓設置が現実解になります。
| 比較項目 | 内窓設置 | 外窓交換(カバー工法) |
|---|---|---|
| 工事費の目安(1箇所) | 約8〜15万円 | 約15〜30万円 |
| 工期 | 1箇所あたり約1時間 | 1箇所あたり半日〜1日 |
| 断熱効果 | ◎(二重窓構造) | ◎(窓自体の性能向上) |
| 補助単価(SSグレード大サイズ) | 最大14.0万円 | 最大26.6万円 |
| マンション対応 | ○(専有部扱い) | △(管理規約要確認) |
| 結露抑制効果 | ◎ | ○ |
費用対効果と工期の短さで選ぶなら内窓、サッシの劣化や気密性の根本改善を狙うなら外窓交換、という整理が分かりやすいです。築年数が古い戸建てで「窓を開けるとガタつく」「結露で木枠が傷んでいる」場合は外窓交換のほうが長期的に満足度が高くなる傾向があります。複数の業者で見積もりを取り、補助金込みの自己負担額で比較すると判断しやすくなります。無料見積もりから補助金対応実績のある業者を探せます。
よくある質問
Q1. 賃貸住宅でも申請できますか?
A. 賃貸住宅の場合、原則として所有者(オーナー)が申請者となります。入居者単独では申請できません。共同住宅オーナーの場合は1棟あたり2,000万円が上限です。
Q2. マンションで内窓を設置するのに管理組合の許可は必要ですか?
A. 内窓は専有部の工事として扱われることが一般的ですが、管理規約により事前届出を求められることがあります。工事前に管理組合に確認してください。
Q3. 子どもがいない世帯でも横浜市の脱炭素リノベ補助は使えますか?
A. 使えます。子育て世帯の住替えでは最大150万円、その他の定住世帯では最大120万円が上限となります。ただしフルリノベが前提のため、窓単独工事では対象外です。
Q4. 申請してから補助金が振り込まれるまでどれくらいかかりますか?
A. 申請受付から交付決定まで約1〜2ヶ月、工事完了後の実績報告から振込まで約1〜2ヶ月で、合計3〜4ヶ月が目安です。
Q5. 確定申告で「住宅特定改修特別税額控除」と併用できますか?
A. 補助金で補填された金額を除いた自己負担分について、所得税の特別控除と併用できる場合があります。詳細は税務署または国土交通省の最新案内をご確認ください。
参考・出典
- 先進的窓リノベ2026事業【公式】(環境省)
- 住宅省エネ2026キャンペーン(国交省・環境省・経産省)
- 令和7年度神奈川県既存住宅省エネ改修事業費補助金(神奈川県)
- 脱炭素リノベ住宅推進補助制度(横浜市)
⚠️ 免責事項
本記事の情報は2026年4月時点のものです。補助金制度は予算上限・年度切替・要件変更により内容が変わる場合があります。申請の際は必ず各窓口の最新情報をご確認ください。記載内容は条件を満たす場合の参考額であり、補助金の受給を約束するものではありません。
━━ この記事の作成・監修 ━━
リフォーム補助金ナビ編集部
在籍資格者
国土交通省・各自治体の公式発表に基づき、補助金情報を毎日更新しています。
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