断熱・省エネ

【茨城県水戸市】リフォーム補助金まとめ|2026年版完全ガイド

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【茨城県水戸市】リフォーム補助金まとめ|2026年版完全ガイド

30秒でわかる水戸市のリフォーム補助金

「水戸市でリフォームを考えているけど、補助金は本当に使えるのか」――結論から書きます。2026年度(令和8年度)の水戸市では、市単独の主要3制度に加えて国の「住宅省エネ2026キャンペーン」3事業、茨城県の制度を組み合わせれば、ケースによっては数百万円規模で自己負担を軽くできる可能性があります

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ただし、ほとんどの制度は 工事着工前の事前申請 が必須で、しかも 予算到達次第終了** の先着順または抽選方式です。「もう工事を始めてしまった」「申請を忘れた」では取り返しがつきません。

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水戸市の主要リフォーム補助金(2026年度)

水戸市が独自に設けている住宅リフォーム関連の補助金は、大きく 「安心住宅リフォーム支援」「木造住宅耐震改修」「ブロック塀撤去」「生垣設置」 の系統に分かれます。なかでもリフォーム工事に直接使えるのは前2つで、対象工事の幅と補助額にそれぞれ特徴があります。

ここでは2026年度の最新条件を、対象住宅・補助額・申請時期の3点で整理します。市の公式ページで令和8年度版として掲載されている内容に基づくため、申請を検討する際の一次情報の入口として使ってください。

制度名 対象工事 補助率・上限 申請受付(2026年度)
安心住宅リフォーム支援補助金 屋根・外壁・断熱・水まわり・内装等(工事費50万円以上) 対象経費の1/10・上限10万円 抽選:令和8年4月6日〜4月23日/交付申請:5月7日〜6月30日
木造住宅耐震改修補助金(設計+工事一体) 旧耐震木造の耐震改修(評点1.0以上化) 工事費の4/5・上限115万円 令和8年4月1日〜11月30日
木造住宅耐震改修補助金(工事のみ) 同上 工事費の23%・上限50万円 同上
木造住宅耐震改修補助金(設計のみ) 同上 設計費の1/2・上限10万円 同上

表からわかるとおり、リフォーム全般に幅広く使えるのは「安心住宅リフォーム支援」、金額のインパクトが大きいのは「耐震改修補助金(設計+工事一体)」です。築40年超の木造住宅をお持ちの方は、まず耐震診断から検討すると補助の本丸に届きやすくなります。

なお安心住宅リフォーム支援補助金は前年度まで「先着」でしたが、2026年度は申請殺到を受けて 抽選方式 が導入されています。抽選受付期間(4月上旬)を逃すと交付申請に進めない設計のため、年度初めのスケジュール管理が重要です。


制度別の中身を読み解く

1. 水戸市安心住宅リフォーム支援補助金|上限10万円

水戸市の「安心住宅リフォーム支援補助金」は、市内の住宅で 屋根のふき替え・塗装、外壁張り替え、断熱改修、台所・浴室・トイレの水まわり改修、内装改修、間仕切り変更 など、生活に密着したリフォームを広くカバーする制度です。工事費が50万円(消費税抜き)以上であることが前提条件で、補助額は対象経費の1/10・上限10万円。金額は控えめでも、対象工事の幅広さがメリットです。

申請者は「市内に対象住宅を所有していること」「市税を滞納していないこと」「過去にこの補助金の交付決定を受けていないこと」が条件で、対象住宅は昭和56年6月1日以降の建築確認済み、または耐震性を確保していることが必要です。他の市補助金との重複利用は不可ですが、後述の国の住宅省エネ2026キャンペーンとは併用できる場合があります。

申請窓口は 水戸市住宅政策課政策係(029-232-9222)。実績報告期限は令和9年3月31日のため、年度内完工が前提になります。

2. 木造住宅耐震改修補助金|上限115万円

旧耐震基準(昭和56年5月31日以前着工)の木造住宅を対象に、耐震性能を「上部構造評点1.0以上」に引き上げる工事を支援する制度です。在来工法または枠組壁工法の一戸建てが対象で、設計と工事を一体で実施した場合は 工事費の4/5・上限115万円 という、市内最大級の補助になります。

たとえば耐震診断で評点0.7と判定された築50年の木造住宅を、評点1.0に引き上げる工事に200万円かかった場合、4/5補助なら最大160万円となるため上限の115万円が交付対象、自己負担は85万円ほどに抑えられる試算です。設計者は茨城県木造住宅耐震診断士、施工は水戸市内に本店・支店・営業所を持つ建設業者であることが条件で、申請窓口は 水戸市建築指導課(029-224-1111 内線3461)

3. ブロック塀撤去・生垣設置補助

リフォーム本体ではありませんが、敷地まわりの工事をあわせて行う方は 危険なブロック塀等の撤去費用補助 と 生垣補助** も合わせて確認しておくと、外構リフォーム全体での自己負担を圧縮しやすくなります。詳細は水戸市公式サイトの「リフォーム・住宅補助制度」ページから個別に辿ってください。


国の住宅省エネ2026キャンペーン(水戸市民も利用可)

国が実施する住宅省エネ系の補助金は、水戸市民でも条件を満たせば利用できます。2026年度は窓・断熱・給湯の3事業構成で、申請受付期間は 2026年3月20日〜2026年12月31日(予算到達次第終了)。複数の補助金を併用する場合でも合計5万円以上の申請額が条件です。

事業名 主な対象工事 1戸あたり上限 特徴
先進的窓リノベ2026 内窓設置・外窓交換・ガラス交換・ドア交換 100万円 前年度の200万円から半減。窓性能の等級評価で補助単価が変動
みらいエコ住宅2026事業 開口部・躯体の断熱、エコ住宅設備、子育て対応改修 40〜100万円 子育てグリーン住宅支援事業の後継。子育て・若者夫婦世帯は上限拡張
給湯省エネ2026 エコキュート・ハイブリッド給湯機・エネファーム エネファーム17万円/台 等 性能加算でエコキュート最大17万円/台、ハイブリッド最大22万円/台

特に注目したいのは 先進的窓リノベ2026の上限が前年度200万円から100万円へ縮小 された点です。窓断熱を考えている方は、補助単価が高いうちに動くか、市の安心住宅リフォーム支援と組み合わせて費用設計するかを判断する必要があります。

水戸の冬は朝晩の冷え込みが厳しく、内窓1か所追加するだけで体感温度が大きく変わります。補助単価が高い高性能窓を採用しつつ、市の補助も乗せれば、断熱効果と費用面の両取りが狙えます。


国×市×県の併用シミュレーション

ここからは、よくある2つのケースで「最終的にどこまで自己負担が減りそうか」をシミュレーションします。あくまでフル活用したケースの試算で、実際の交付額は予算状況・審査結果により変動するため、参考値として読んでください。

ケース 工事内容 工事費目安 主に使える補助金 補助合計(試算) 自己負担
ケースA:築50年の木造耐震+断熱 耐震改修+内窓+断熱材 350万円 市・耐震115万+茨城県耐震60万+先進的窓リノベ40万+みらいエコ住宅30万 約245万円 約105万円
ケースB:築20年の水まわり一新 浴室・キッチン・トイレ更新+エコキュート 250万円 市・安心住宅10万+給湯省エネ17万+みらいエコ住宅20万 約47万円 約203万円
ケースC:窓断熱だけ集中 主要4部屋の内窓設置 80万円 先進的窓リノベ40万+市・安心住宅8万 約48万円 約32万円

ケースAのように 耐震+省エネを束ねるパターンは補助額のレバレッジが大きく、工事費の6〜7割を補助でまかなえる可能性があります。一方ケースBは水まわり中心で対象になる補助金が限定されるため、自己負担の比率が高めです。

「どの工事をどの順番で組むと補助の効きが良いか」は条件次第で大きく変わります。あらかじめ施工会社と相談する前に、自分の家でどの制度が射程に入るかを把握しておくと、見積もり段階での意思決定がスムーズになります。


対象になる/ならないチェックリスト

申請前に確認したいのは、住宅・申請者・工事の3軸です。

  • 住まいの所在地は水戸市内か(市外住宅は対象外)
  • 申請者本人がその住宅を所有しているか
  • 市税の滞納はないか
  • (安心住宅)工事費は50万円以上(消費税抜き)か
  • (耐震改修)対象住宅は昭和56年5月31日以前の着工か
  • 工事は契約・着工前に申請手続きが取れる状態か
  • 国の補助との併用条件を確認したか

ひとつでも「△」がつく項目があれば、申請窓口で事前相談をおすすめします。条件解釈は年度ごとの要綱で微調整されており、自己判断で諦めると損をするケースがあります。


申請の5ステップ

  1. 使える制度を整理する補助金診断で自宅の条件に合う制度を絞り込む
  2. 施工業者から見積もりを取得 — 2〜3社相見積もり。市内業者かを確認(耐震は市内業者要件あり)
  3. 事前申請(交付申請) — 着工前に必要書類を揃えて窓口へ提出
  4. 交付決定後に工事着工 — 決定通知が出るまで契約・着工しない
  5. 完了報告・補助金交付 — 実績報告書を提出し、審査後に振込

ステップ3の前に契約書を交わすと対象外になる制度があります。「先に工事して、後から申請」が通用するのは一部の国制度のみで、市の制度は基本的に着工前申請が条件です。


よくある質問

Q1. 水戸市の補助金と国の住宅省エネ2026キャンペーンは併用できますか?

A. 同一工事に対して「国費が原資の補助金」を二重取りすることは原則できませんが、安心住宅リフォーム支援補助金は市の単独財源のため、国の窓リノベ等と組み合わせ可能なケースが多く見られます。詳細は申請前に住宅政策課へ確認してください。

Q2. 抽選に外れたら、その年度はもう申請できませんか?

A. 安心住宅リフォーム支援補助金は2026年度から抽選方式となっており、抽選で外れた場合は交付申請に進めません。後期募集や追加抽選が実施されるかは市の判断によります。

Q3. 賃貸物件のオーナーですが対象になりますか?

A. 安心住宅リフォーム支援補助金は「市内に住宅を所有する者」が対象のため、賃貸用住宅でも所有者本人が申請者であれば対象になり得ます。耐震改修補助金も同様の運用です。

Q4. 火災保険や住宅ローン減税との併用は?

A. 火災保険の保険金支給と補助金は性質が異なるため重複が問題になりにくい一方、住宅ローン減税については補助金分を取得費から控除する必要があります。確定申告時に税理士・税務署に確認するのが確実です。

Q5. 茨城県の補助金は使えますか?

A. 茨城県の木造住宅耐震改修促進事業(上限80万円)は水戸市民も対象で、市の耐震改修補助金と県制度を併用できる場合があります。県内市町村窓口経由での申請になるため、水戸市建築指導課が一次窓口です。


参考・出典


⚠️ 本記事は2026年4月時点の公開情報をもとに作成しています。補助金の要綱・予算・受付期間は年度途中で変更される場合があります。申請前に必ず水戸市住宅政策課(029-232-9222)または建築指導課(029-224-1111)の最新案内をご確認ください。

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━━ この記事の作成・監修 ━━

リフォーム補助金ナビ編集部

在籍資格者

ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)住宅ローンアドバイザー宅地建物取引士

国土交通省・各自治体の公式発表に基づき、補助金情報を毎日更新しています。
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