断熱・省エネ

リフォーム補助金(国の制度)2026年版|主要4制度を一覧で徹底解説

(初出: 2026/4/20・ 約10分で読めます
リフォーム補助金(国の制度)2026年版|主要4制度を一覧で徹底解説

「リフォームの補助金って国からもらえるの?」——要件を満たす場合に申請できます。制度によっては1戸あたり100万円が上限の補助もあります。

国が実施しているリフォーム補助金は複数あり、それぞれ対象工事や補助額が異なります。この記事では全制度を一覧で比較し、あなたに最適な制度がわかるようにまとめます。

この記事でわかること

- 2026年度に使える国のリフォーム補助金は主に4制度

- 制度ごとの補助額・対象・条件

- 複数の制度を併用する方法

- 自治体の補助金との違い

国のリフォーム補助金 主要4制度一覧

項目 制度名 最大補助額 主な対象
1 先進的窓リノベ2026事業 100万円/戸 窓の断熱改修(窓工事と同一契約の玄関ドア交換を含む)
2 みらいエコ住宅2026事業 40万・50万・80万・100万円/戸 省エネリフォーム(住宅建築年・要件化工事で区分)
3 給湯省エネ2026事業 エネファーム17万円/台ほか エコキュート・ハイブリッド給湯機・エネファーム
4 介護保険 住宅改修費支給 20万円 バリアフリー改修

1. 先進的窓リノベ2026事業(環境省)

窓の断熱改修に特化した制度で、補助額が大きいのが特徴です。

項目 内容
補助額 1戸あたり最大100万円
条件 登録事業者による施工。1申請あたりの合計補助額が5万円以上であること
予算 約1,350億円

補助額の目安

項目 補助額目安
内窓設置(1窓) 3〜10万円
外窓交換(1窓) 5〜15万円
玄関ドア交換(窓工事と同一契約・同時申請の場合のみ対象) 5〜15万円
リビング+寝室+子供部屋(計6窓) 30〜80万円

2. みらいエコ住宅2026事業(国交省)

省エネリフォーム全般を幅広くカバーする制度です。

補助額

  • 内容: 新築時期と要件化工事の区分に応じて40万円・50万円・80万円・100万円/戸
  • 内容: 窓、給湯器、トイレ、浴室、キッチン等

条件

  • 内容: 開口部の断熱改修と躯体の断熱改修が要件(義務基準に相当する工事はさらに特定エコ住宅設備の設置が必要)

対象になる工事例

  • 節水型トイレへの交換
  • 高断熱浴槽の設置
  • 食洗機の導入
  • 手すりの設置(バリアフリー)

3. 給湯省エネ2026事業(経産省)

エコキュートやエネファームなど、高効率給湯器の導入を支援します。

項目 補助額
エコキュート 7万円/台(基本額)
ハイブリッド給湯機 10万円/台(基本額)
エネファーム 17万円/台(基本額)

4. その他の制度と、2026年度は使えない制度

子育てグリーン住宅支援事業(2025年度・受付終了)

2025年度に実施された事業です。リフォームの交付申請受付は2025年12月31日で終了しました。2026年度版の事業はありません。

長期優良住宅化リフォーム推進事業(令和8年度は実施なし)

国土交通省は「令和8年度、本事業は実施しません」と公表しています。令和7年度の交付申請も締切済みです。

介護保険 住宅改修費支給

要支援・要介護認定を受けている方の住宅改修に最大20万円(自己負担1〜3割)。

既存住宅の断熱リフォーム

窓・壁・天井・床の断熱改修は、2026年度は先進的窓リノベ2026事業やみらいエコ住宅2026事業が対象となります。補助額は各事業の公式サイトでご確認ください。

国の補助金を最大限もらうコツ

1. 複数の制度を組み合わせる

例えば「窓の断熱 + エコキュート交換」なら:

  • 先進的窓リノベ事業: 50万円
  • 給湯省エネ事業: 7万円
  • 合計: 58万円

2. 自治体の補助金も併用する

国の補助金とお住まいの自治体(都道府県・市区町村)の補助金は別の制度なので併用可能です。

補助金診断で国+自治体の併用額をチェック

3. 工事前に必ず申請する

全ての制度に共通する最重要ルール:工事後の申請は認められません。見積もり段階で補助金の対象か確認し、事前に申請してください。

4. 登録事業者に依頼する

補助金を使うには「登録事業者」に工事を依頼する必要があります。見積もり時に「補助金の登録事業者ですか?」と確認しましょう。

国の補助金 vs 自治体の補助金

項目 国の補助金 自治体の補助金
補助額 大きい(1戸あたり最大100万円規模) 小〜中(数万〜数十万円)
対象 省エネ・耐震等に特化 幅広いリフォーム全般
申請先 登録事業者経由 自治体窓口
併用 国同士は原則不可 国と併用可能な場合が多い

よくある質問

Q. 国の補助金同士は併用できる?

原則として同じ工事に対して国の補助金を2つ以上使うことはできません。ただし、「窓」は先進的窓リノベ、「給湯器」は給湯省エネと、別の工事なら別々の制度に申請可能です。

Q. 確定申告でリフォーム減税も使える?

はい。補助金とリフォーム減税(所得税控除)は併用可能です。ローン残高の0.7%が最大10年間控除されます。

Q. いつまで申請できる?

各制度とも予算上限に達した時点で受付が終了します。先着順なので早めの申請をおすすめします。みらいエコ住宅2026事業のリフォームの交付申請は2026年6月30日開始で、遅くとも2026年12月31日まで(予約は遅くとも2026年11月16日まで)とされています。

まとめ

項目 おすすめの制度 最大補助額
窓の断熱 先進的窓リノベ 100万円/戸
水回り全般 みらいエコ住宅 40万〜100万円/戸
給湯器交換 給湯省エネ エネファーム17万円/台ほか
バリアフリー 介護保険 20万円

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参考・出典

リフォーム補助金(国の制度)2026年版の実際の事例

事例1: 築30年の一戸建てでの断熱リフォーム

  • 依頼内容: 築30年の自宅の断熱性能向上
  • 費用: 「総額250万円→補助金活用で実費180万円。 内訳: 断熱材100万円、窓交換80万円、施工費70万円」
  • 工期: 14日間
  • 満足度: 4.5/5.0 — 「冬の暖かさが格段に違う」
  • 良かった点: ・施工が迅速 ・補助金申請がスムーズ ・光熱費が削減
  • 気になった点: ・施工中の騒音 ・一部の窓の納期

事例2: 子育て世帯のマンションリノベーション

  • 依頼内容: 子育て環境を考慮したマンションの断熱改修
  • 費用: 「総額180万円→補助金活用で実費130万円。 内訳: 窓断熱70万円、壁断熱50万円、施工費60万円」
  • 工期: 10日間
  • 満足度: 4.8/5.0 — 「子供部屋が快適になった」
  • 良かった点: ・施工が丁寧 ・補助金で大幅にコスト削減 ・施工後のアフターケア
  • 気になった点: ・施工前の準備が大変 ・一部の部材が高価

事例3: 高齢者世帯の平屋断熱改修

  • 依頼内容: 高齢者が住む平屋の断熱性能向上
  • 費用: 「総額220万円→補助金活用で実費150万円。 内訳: 屋根断熱100万円、床断熱70万円、施工費50万円」
  • 工期: 12日間
  • 満足度: 4.6/5.0 — 「夏も冬も快適に過ごせる」
  • 良かった点: ・断熱効果が高い ・補助金申請が簡単 ・施工後の温度変化が少ない
  • 気になった点: ・一部の工事が予定より遅れた ・施工中の生活の不便さ

詳細費用相場 (2026年5月版)

工事/項目 補助金活用後
窓断熱 30万円 50万円 80万円 20万円〜
壁断熱 40万円 70万円 100万円 30万円〜
屋根断熱 50万円 80万円 120万円 40万円〜
床断熱 25万円 45万円 70万円 20万円〜
全体断熱改修 120万円 200万円 300万円 100万円〜

注意: 上記の費用は補助金併用を前提としたもので、地域や施工内容によって変動します。特に都市部と地方では価格差が生じることがありますので、事前に見積もりを確認しましょう。

失敗しないための5つのコツ

コツ1: 事前調査を徹底する

リフォームの目的を明確にし、必要な工事内容を把握しましょう。複数の業者から見積もりを取り、比較検討することが重要です。

コツ2: 補助金制度を最大限活用する

「みらいエコ住宅2026事業」や「先進的窓リノベ2026事業」など、利用可能な補助金を事前に確認し、申請の準備を進めましょう。

コツ3: 信頼できる業者を選ぶ

口コミや実績を確認し、信頼できる業者を選定しましょう。施工後のアフターサービスもチェックポイントです。

コツ4: 工事のスケジュールを確認する

工期が長引くと生活に支障が出ることがあります。事前に工期のスケジュールを確認し、生活への影響を最小限に抑えましょう。

コツ5: 施工後のメンテナンスを考慮する

施工後のメンテナンスが必要な場合もあります。業者にメンテナンスの頻度や内容を確認し、長期的な視点で計画を立てましょう。

よくある質問 (FAQ)

Q1: リフォーム補助金の申請はどのように行うのですか?

A1: リフォーム補助金の申請は、各自治体や国の窓口で行います。申請書類は工事内容や補助金の種類によって異なりますが、一般的には工事見積書、施工計画書、住民票などが必要です。「みらいエコ住宅2026事業」や「先進的窓リノベ2026事業」など2026年度に実施されている事業の申請手続きは、各事業の公式サイトでご確認ください。

Q2: 補助金を受けるための条件は何ですか?

A2: 補助金を受けるためには、工事内容が一定の基準を満たす必要があります。例えば、「先進的窓リノベ2026」の場合、窓の断熱性能が一定以上であることが条件となります。また、居住年数や所得制限が設けられることもあります。

Q3: 工期はどのくらいかかりますか?

A3: 工期は工事内容によって異なりますが、一般的な断熱リフォームは10日から14日程度です。大規模な改修工事の場合は1ヶ月以上かかることもあります。事前に業者とスケジュールを確認しましょう。

Q4: どの業者に依頼すれば良いですか?

A4: 業者選びは重要です。口コミや実績を参考にし、複数の業者から見積もりを取りましょう。また、補助金の申請に慣れている業者を選ぶとスムーズです。

Q5: リフォーム後の保証はありますか?

A5: 多くの業者が施工後の保証を提供しています。保証内容や期間は業者によって異なるため、契約前に確認しておくことが大切です。

Q6: 契約フローはどのようになっていますか?

A6: 一般的な契約フローは、見積もりの取得、契約内容の確認、契約書の締結、工事開始、工事完了、引き渡しとなります。各ステップで不明点があれば、業者に確認しましょう。

Q7: 営業電話が多くて困っています。対策はありますか?

A7: 営業電話を避けるためには、信頼できる業者を選び、必要以上に個人情報を公開しないことが重要です。また、電話番号を公開しない選択も考慮しましょう。

Q8: 補助金を利用する際の注意点はありますか?

A8: 補助金は申請期限や予算上限があるため、早めに申請を行うことが重要です。また、補助金を受けるためには工事が一定の基準を満たす必要があるため、事前に基準を確認し、計画を立てましょう。

公式情報

━━ この記事の監修体制 ━━

リフォーム補助金ナビ編集部

編集部の保有資格

ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)宅地建物取引士

国土交通省・各自治体の公式発表に基づき、補助金情報を毎日更新しています。
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