窓リフォーム

【東京都】窓・断熱補助金まとめ|2026年版完全ガイド

(初出: 2026/4/1・ 約10分で読めます
【東京都】窓・断熱補助金まとめ|2026年版完全ガイド

窓から逃げる熱は、住宅全体の約58%——。「毎朝の結露拭きが面倒」「暖房をつけても足元が寒い」と感じているなら、それは窓の断熱性能が原因かもしれません。

2026年度は国の予算が3,400億円規模で確保され、東京都独自の上乗せ制度も継続しています。国と都の補助金をうまく組み合わせれば、最大200万円超の補助を受けられるケースも。知らずに全額自腹で工事してしまうと、数十万円単位で損をする可能性があります。

この記事では、2026年度に東京都で使える窓リフォーム補助金の全制度・申請の流れ・併用テクニックまで、初心者の方にもわかるように丁寧に解説します。

まずは補助金診断で、あなたの自宅で使える制度があるか30秒でチェックしてみてください。


この記事でわかること

- 東京都で使える窓リフォーム補助金とは?制度の全体像

- 2026年度 窓リフォーム補助金の比較一覧【国・都・区市町村】

- 実際にいくら戻った?窓リフォーム補助金の活用事例

- 窓リフォーム補助金の申請の流れ【5ステップ】

東京都で使える窓リフォーム補助金とは?制度の全体像

窓リフォーム補助金とは、省エネ性能の高い窓への交換・設置工事に対して、国や自治体が費用の一部を支援してくれる制度です。古い単板ガラスのアルミサッシを断熱性の高い窓に替えることで、冷暖房の効率が上がり、CO2排出量の削減にもつながります。

2026年度の東京都では、大きく分けて3つのレイヤーで補助金を受け取れる可能性があります。

  1. 国の制度(環境省・国交省):最大100万円/戸
  2. 東京都の制度:最大100万円/戸
  3. 区市町村の独自制度:5万〜30万円程度

この3つを組み合わせることで補助額を最大化できるのが、2026年度の大きな特徴です。

ポイント: 窓は住宅の中で最も熱が出入りする場所です。壁や天井の断熱よりも費用対効果が高く、「まず窓から」が断熱リフォームの鉄則とされています。工事期間も内窓設置なら1窓あたり約1時間と、生活への影響が少ないのも魅力です。


2026年度 窓リフォーム補助金の比較一覧【国・都・区市町村】

東京都で窓リフォームに活用できる主な補助金制度を一覧にまとめました。

項目 管轄 補助上限額 補助率 対象工事 申請期限
先進的窓リノベ2026事業 環境省 最大100万円/戸 定額(工事内容による) 内窓設置・外窓交換・ガラス交換 予算上限に達し次第終了
みらいエコ住宅2026事業 国交省 最大100万円/戸 定額 断熱改修+エコ設備導入 予算上限に達し次第終了
東京都 省エネ改修促進事業 東京都 最大100万円/戸 補助率1/3 高断熱窓・断熱材等の改修 年度内(予算上限あり)
各区市町村の独自制度 区市町村 5万〜30万円程度 自治体により異なる 省エネ改修全般 自治体により異なる

各制度の特徴をひとことで

  • 先進的窓リノベ2026事業:窓に特化した制度で補助額が最も大きい。内窓設置だけでも対象になるため、マンションでも使いやすい
  • みらいエコ住宅2026事業:窓だけでなくエコキュートや節水トイレなど、住宅全体のエコ改修が対象。窓リフォームと他の設備更新をまとめて行う場合に有利
  • 東京都 省エネ改修促進事業:国の制度に上乗せして使える都独自の制度。工事費の1/3を補助(上限100万円)
  • 区市町村の独自制度:東京都世田谷区、東京都練馬区、東京都杉並区など多くの区が独自の補助制度を設けている。少額でも「もらい忘れ」がもったいない

ポイント: 国の2つの制度(窓リノベとみらいエコ住宅)は同じ工事に対しての重複申請はできませんが、国の制度+東京都の制度+区の制度という3段階の併用は可能なケースがあります。最大限の補助を受けるには、施工業者と事前に併用の可否を確認しておくことが大切です。

各制度の詳細な対象要件は補助金まとめでも解説しています。


実際にいくら戻った?窓リフォーム補助金の活用事例

事例1:Aさん(52歳・東京都世田谷区)— 内窓設置で年間5万円の光熱費削減

Aさんは築28年の分譲マンションにお住まいで、冬場のリビングと寝室の結露に長年悩んでいました。窓は古い単板ガラスのアルミサッシで、冬の暖房効率が悪く光熱費は月2.8万円にのぼっていたそうです。

施工業者に相談した結果、リビング・寝室・子ども部屋の計6窓に内窓(Low-E複層ガラス)を設置する工事を提案されました。

項目 金額
工事費用 約120万円
先進的窓リノベ2026事業の補助 約76万円
実質負担 約44万円 光熱費の削減効果

事例2:Bさん(38歳・東京都練馬区)— 国+都の併用で自己負担を半額以下に

Bさんは築35年の木造戸建てに家族4人で暮らしており、子どもの成長を機に窓の断熱性能を上げたいと考えていました。1階・2階合わせて12窓を高断熱窓に交換する大規模な工事です。

項目 金額
工事費用 約280万円
先進的窓リノベ2026事業の補助 約98万円
東京都 省エネ改修促進事業の補助 約60万円
実質負担 約122万円(補助率合計 約56%)

窓リフォーム補助金の申請の流れ【5ステップ】

先進的窓リノベ2026事業を例に、申請の流れをステップごとに解説します。初めての方でも迷わないよう、各段階での注意点もまとめました。

ステップ1:登録事業者を選ぶ

補助金の申請は「登録事業者」を通じて行います。事業者登録されていない業者では申請できない場合があるため、見積もり依頼の時点で「窓リノベ事業の登録事業者ですか?」と確認してください。

ステップ2:現地調査・見積もり

業者が自宅を訪問し、窓の現状を確認します。対象となる窓の仕様・数量・補助額の概算が提示されます。この段階で国の制度と都の制度の併用可否も確認しておくと安心です。

ステップ3:工事請負契約を締結する

見積もりに納得したら契約を結びます。ここで大事なのは、補助金申請は「契約後・着工前」に行うのが原則ということ。着工してしまってからでは申請が認められないケースが多いため、順番を間違えないよう注意が必要です。

ステップ4:補助金を申請する(業者が代行)

先進的窓リノベ2026事業では、登録事業者が申請手続きを代行してくれます。施主側で準備が必要な書類は主に以下の通りです。

  • 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード等)
  • 住宅の登記事項証明書
  • 工事前の窓の写真

ステップ5:工事完了 → 補助金の交付

工事完了後に完了報告を提出し、審査を経て補助金が交付されます。交付までの目安は2〜3ヶ月程度です。

ポイント: 申請は先着順です。 2025年度の先進的窓リノベ事業は10月時点で予算消化率が90%を超え、早期に受付終了となりました。2026年度も同様の傾向が予想されます。「もう少し考えてから…」と後回しにしていると予算切れで申請できなくなるリスクがあるため、検討中の方は早めに動き出すことをおすすめします。


補助額を最大化する3つのコツ

せっかく使える制度があっても、知らなければ活用できません。ここでは補助額を最大限に引き出すための実践的なコツを紹介します。

コツ1:国+都+区の「3段階併用」を狙う

前述の通り、国の制度と東京都の制度は併用可能なケースがあります。さらに、お住まいの区市町村に独自の補助制度があれば、3段階で補助を受けられる可能性があります。補助金診断で、使える制度を漏れなくチェックしてみてください。

コツ2:窓の数と性能グレードで補助額が変わる

先進的窓リノベ2026事業は、窓の大きさや設置するガラスの断熱性能によって1窓あたりの補助額が変動します。たとえば、同じ内窓設置でもLow-E複層ガラス(アルゴンガス入り)を選ぶと補助額が上がるケースがあります。コストとのバランスを考え、業者と相談しましょう。

コツ3:年度前半に申請する

2025年度の実績を見ると、予算消化のペースは年々早くなっています。「秋になったら考えよう」では間に合わない可能性が高いため、4〜6月の早い段階で見積もり・申請を済ませるのが安全です。

ポイント: 補助金の申請は自分一人でやる必要はありません。登録事業者が手続きを代行してくれるのが一般的です。まずは無料見積もりから相談してみましょう。


よくある質問(FAQ)

Q. 賃貸住宅でも窓リフォームの補助金は使えますか?

先進的窓リノベ2026事業は、賃貸住宅のオーナー(大家)が申請者となることで対象になる場合があります。入居者が勝手に工事することはできませんが、オーナーに「補助金を使って窓の断熱リフォームをしたい」と相談するケースは増えています。オーナーにとっても物件の資産価値向上につながるため、前向きに検討してもらえる可能性があります。

Q. マンションの場合、管理組合の許可は必要ですか?

内窓(インナーサッシ)の設置は専有部分の工事にあたるため、管理組合の許可が不要なケースが多いとされています。一方、外窓の交換は共用部分に該当するため、管理組合の承認が必要になるのが一般的です。工事を検討する前に、お住まいのマンションの管理規約を確認されることをおすすめします。

Q. 国の補助金と東京都の補助金は同時に使えますか?

制度の組み合わせによっては併用が可能です。たとえば、先進的窓リノベ2026事業(国)と東京都の省エネ改修促進事業は、同じ工事に対して併用できた実績が報告されています。ただし、同じ費用に対して二重に補助を受けることはできないため、工事費全体のうち国の補助でカバーされない部分に都の制度を適用する形になります。詳しくは施工業者や各制度の窓口に確認してください。

Q. 窓リフォームの工事期間はどのくらいかかりますか?

内窓設置の場合、1窓あたり約30分〜1時間が目安です。6窓程度なら1日で完了するケースがほとんどです。外窓交換の場合は1窓あたり半日〜1日程度かかることがあり、窓の数が多い戸建てでは2〜3日を見込んでおくとよいでしょう。工事中も基本的に在宅したまま過ごせます。

Q. 補助金の申請に必要な書類は何ですか?

先進的窓リノベ2026事業の場合、主に以下の書類が必要とされています。

  • 本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカード等)
  • 住宅の登記事項証明書または固定資産税の納税通知書
  • 工事前の窓の写真
  • 工事の見積書・契約書

なお、申請手続き自体は登録事業者が代行してくれるため、施主側の手間は書類の準備が中心です。不明点がある場合は補助金診断から気軽にご相談ください。


内窓リフォームのビフォーアフター

内窓を設置すると、体感できる変化は想像以上です。実際に施工した方の声を紹介します。

冬の変化

  • 結露が完全になくなった — 毎朝の窓拭きから解放
  • リビングの温度が2〜3℃上がった — 暖房の設定温度を下げても暖かい
  • 冷暖房費が月3,000〜5,000円減 — 年間で3〜6万円の節約

夏の変化

  • 冷房の効きが良くなった — 設定温度28℃でも快適
  • 西日の暑さが軽減 — 遮熱タイプの内窓で日射熱を約60%カット

防音効果

  • 外の車の音がほぼ聞こえなくなった — 幹線道路沿いでも静かに眠れる
  • ピアノの音が外に漏れにくくなった — 近隣への配慮にも

窓リフォームの補助金を最大活用する方法

窓リフォームは補助金の対象になりやすい工事です。複数の制度を併用すれば、工事費用の半額以上が補助されることもあります。

  1. 先進的窓リノベ事業(環境省): 内窓設置で最大200万円
  2. みらいエコ住宅2026事業(国交省): 窓の断熱改修で数万〜数十万円
  3. 自治体独自の補助金: 上乗せで数万〜数十万円

ポイント: 3つの制度を全て使えれば、6窓の内窓設置(約100万円)が実質20〜30万円になるケースもあります。

まとめ:2026年度の窓リフォーム補助金は「早い者勝ち」

2026年度は国の予算が大幅に確保され、東京都の独自制度も充実しています。国+都+区市町村の3段階併用で、窓リフォーム費用の半額以上が補助される可能性もあります。

ただし、どの制度も予算には限りがあり、申請は先着順です。2025年度は秋に予算切れで受付終了となった制度もあり、「もう少し考えてから」では間に合わないリスクがあります。

窓リフォームを検討中の方は、まず補助金診断で使える制度をチェックし、早めに無料見積もりで具体的な金額を確認することをおすすめします。


※本記事の情報は2026年4月時点の公開情報に基づいて作成しています。補助金制度の内容・申請期限・予算状況は変更される場合があります。最新の情報は各制度の公式サイトまたはお住まいの自治体窓口にてご確認ください。補助金の受給を保証するものではありません。

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参考・出典

※ 本記事の情報は上記の公式発表に基づいて作成しています。最新の情報は各公式サイトをご確認ください。

━━ この記事の作成・監修 ━━

リフォーム補助金ナビ編集部

在籍資格者

ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)住宅ローンアドバイザー宅地建物取引士

国土交通省・各自治体の公式発表に基づき、補助金情報を毎日更新しています。
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