この制度を30秒で要約 — ポイント解説
ひとことで言うと
雫石町が、公共下水道や農業集落排水施設への接続工事を行う方に対し、融資のあっせん(紹介)と利子補給(実質無利子)を行う制度です。水洗化や浄化槽廃止に伴う排水設備工事の費用負担を軽減できます。
対象になる人
雫石町内で、くみ取り便所を水洗便所に改造したい方や、浄化槽を廃止して公共下水道・農業集落排水施設に接続したい方で、一定の条件を満たす方。
もらえる金額
一般住宅の場合、最大130万円の融資あっせんが受けられます。集合住宅(アパート等)の場合は最大250万円です。融資の利子は雫石町が補給するため、実質無利子で借り入れが可能です。
気をつけること
この制度は「融資あっせん」であり、補助金のように返済不要な給付ではありません。返済能力のある連帯保証人が必要となる点や、町税等の滞納がないことが条件となります。また、融資の実行には金融機関の審査があります。
対象になる人/ならない人 — チェックリスト形式
この「排水設備改造資金融資あっせん及び利子補給制度」は、リフォーム補助金ナビDBに登録されている雫石町のユニークな制度です。以下のチェックリストで、ご自身が対象になるかどうかを確認してみましょう。
- 雫石町内の公共下水道または農業集落排水施設の処理区域内に、お住まいの建物がある
- くみ取り便所を水洗便所に改造したい、または浄化槽を廃止して公共下水道・農業集落排水施設に接続したい
- 雫石町の指定する排水設備工事店に工事を依頼する予定である
- 町税、下水道事業受益者負担金、農業集落排水事業分担金の滞納がない
- 十分な償還能力を持つ連帯保証人(同居親族を除く)を用意できる
- 既に公共下水道や農業集落排水施設に接続済みの住宅である
- 町税などに滞納がある
- 連帯保証人の確保が難しい
- 融資を受けるのではなく、返済不要な補助金を希望している
いくらもらえるか — 具体ケース別の試算表
この制度は融資あっせんのため、直接「もらえる」金額ではなく、融資を受けられる上限額と、利子補給による実質的な負担軽減額で考えます。リフォーム補助金ナビDBに登録の本制度では、利子補給により、借り入れた資金の利息分が実質ゼロになります。これにより、返済総額が元金のみとなり、非常に有利な条件で工事資金を調達できます。
一般住宅(融資限度額130万円)の場合
- 工事費用: 130万円
- 融資あっせん額: 130万円
- 自己負担(元金): 130万円
- 利子補給による実質的な軽減: 金融機関の金利分(例: 年利2%の場合、5年間で約6.5万円の利子負担がゼロに)
集合住宅(アパート等、融資限度額250万円)の場合
- 工事費用: 250万円
- 融資あっせん額: 250万円
- 自己負担(元金): 250万円
- 利子補給による実質的な軽減: 金融機関の金利分(例: 年利2%の場合、5年間で約12.5万円の利子負担がゼロに)
工事費用が融資限度額を超える場合
- 工事費用: 200万円(一般住宅の場合)
- 融資あっせん額: 130万円(上限)
- 自己負担(元金): 130万円
- 自己資金で賄う部分: 70万円
- 利子補給による実質的な軽減: 融資あっせん額130万円に対する金利分がゼロに
融資の償還は60ヶ月(5年間)の元金均等月賦償還となります。
申請の流れ — 7ステップ
リフォーム補助金ナビDBに登録されている本制度の申請は、以下のステップで進みます。各ステップの所要時間は目安です。
- 事前相談・確認 (1〜3日)
- 雫石町上下水道課に連絡し、制度の対象となるか、必要な書類は何かなどを確認します。 - 指定工事店の選定・見積もり取得 (1週間〜1ヶ月)
- 雫石町指定の排水設備工事店から、工事内容と費用に関する見積もりを取得します。複数の工事店から相見積もりを取ることをお勧めします。 - 融資あっせん申請書の提出 (数日)
- 雫石町上下水道課に、融資あっせん申請書と必要書類(見積書、連帯保証人の情報など)を提出します。 - 町による審査・あっせん決定 (1〜2週間)
- 雫石町が申請内容を審査し、融資あっせんの可否を決定します。決定後、あっせん決定通知書が発行されます。 - 金融機関への融資申し込み (1週間〜2週間)
- あっせん決定通知書を持って、指定された金融機関に融資を申し込みます。金融機関による審査が行われます。 - 工事の実施・完了 (1ヶ月〜数ヶ月)
- 金融機関での融資が実行された後、排水設備工事を開始します。工事完了後、完了検査を受けます。 - 融資の償還開始 (工事完了後)
- 融資の償還が開始されます。利子補給により、毎月の返済は元金のみとなります。
他制度との併用可否
リフォーム補助金ナビDBに登録されている本制度は、融資あっせんと利子補給を目的としています。他の補助金制度との併用については、各制度の規定によりますが、工事内容が重複しない場合や、融資と補助金で異なる費用を対象とする場合は併用が可能なケースもあります。必ず事前に各窓口に確認しましょう。
国が実施する補助金制度
- 制度名: 子育てエコホーム支援事業
- 併用可否: △(工事内容による。例えば、子育てエコホーム支援事業が窓断熱を対象とし、本制度が排水設備工事を対象とする場合は併用可能。ただし、同一工事に対する重複受給は不可)
- 制度名: 先進的窓リノベ2024事業
- 併用可否: △(上記と同様。窓リノベが窓断熱を対象とし、本制度が排水設備工事を対象とする場合は併用可能)
岩手県が実施する補助金制度
- 制度名: 岩手県木造住宅耐震診断・耐震改修補助事業
- 併用可否: △(耐震改修と排水設備工事は異なるため、併用できる可能性が高い。ただし、県と町の制度で重複する部分がないか確認が必要)
雫石市が実施する他の補助金制度
- 制度名: 雫石町住宅リフォーム補助金(仮称)
- 併用可否: ×(雫石町内で実施される他のリフォーム補助金がある場合、本制度が融資あっせんであるため、同一工事費用への重複支援となる可能性があり、原則として併用不可となることが多い。個別の制度ごとに確認が必要)
重要な注意点: 補助金や融資制度の併用ルールは複雑です。必ず申請前に、各制度の担当窓口に直接問い合わせて確認してください。特に、同一の工事費用に対して複数の公的支援を受けることは、原則として認められていません。
よくある質問
Q1: 融資あっせんとは何ですか?補助金とどう違いますか?
A1: 融資あっせんとは、雫石町が金融機関にお客様を紹介し、融資を受けやすくする制度です。この制度では、さらに融資の利子を町が補給するため、お客様は実質無利子で借り入れができます。補助金は返済不要な給付金ですが、融資あっせんは借り入れたお金を返済する必要があります。ただし、利子補給があるため、通常のローンよりも負担が大幅に軽減されます。
Q2: 連帯保証人は必ず必要ですか?同居の家族でも大丈夫ですか?
A2: はい、この制度では十分な償還能力を有する連帯保証人が必要です。ただし、同居の親族は連帯保証人になれません。別居の親族や、ご友人などで、一定の収入があり、町税等の滞納がない方にお願いすることになります。
Q3: どのような工事が対象になりますか?
A3: 主に、くみ取り便所を水洗便所に改造する工事や、浄化槽を廃止して公共下水道または農業集落排水施設に接続するための排水設備工事が対象です。新築以外の一般住宅での接続工事が該当します。
Q4: 融資の審査は必ず通りますか?
A4: いいえ、融資あっせんの決定後も、実際に融資を行う金融機関による審査があります。町のあっせん決定は融資を保証するものではありません。金融機関の審査では、お客様の返済能力や信用情報などが確認されます。
Q5: 申請の締め切りはありますか?
A5: この制度は通年で受け付けられていますが、予算には限りがあります。予算の上限に達した場合、年度途中で受付を終了する可能性もありますので、早めの相談・申請をおすすめします。
参考・出典
免責事項: 本記事は、リフォーム補助金ナビDBに登録された情報に基づき、読者の意思決定を支援する目的で作成されています。制度の詳細、申請の可否、必要書類等は、必ず雫石町上下水道課または関係機関に直接ご確認くださいますようお願い申し上げます。情報が変更される場合もございますので、最新の情報は公式ウェブサイトでご確認ください。


