結論: 札幌市では、トイレ改修の内容によって「札幌市住宅エコリフォーム補助制度」「みらいエコ住宅2026事業」「先進的窓リノベ2026事業」「介護保険住宅改修費」を検討できます。ただし、制度ごとに申請時期と対象条件が異なり、便器を交換するだけでは国の補助要件を満たさない場合があります。
2026年7月時点の制度一覧
| 制度 | トイレに関係する工事 | 主な注意点 |
|---|---|---|
| 札幌市住宅エコリフォーム補助制度 | 節水型便器への交換・増設、バリアフリー改修など | 第1回受付は終了。第2回は2026年9月4日から9月17日の予定 |
| みらいエコ住宅2026事業 | 登録された節水型トイレ、節湯水栓など | トリガールームの要件化工事が必要。トイレ単体では申請要件を満たさない |
| 先進的窓リノベ2026事業 | 外気に面するトイレ窓のガラス交換・内窓・外窓交換 | 住宅は1戸あたり上限100万円、1申請の補助額は原則5万円以上 |
| 介護保険住宅改修費 | 和式から洋式便器への交換、手すり、段差解消など | 要支援・要介護認定者が対象。改修費20万円が利用限度額 |
札幌市住宅エコリフォーム補助制度
札幌市の制度は、市内に主たる営業所があり、建設業許可を受けた事業者が請負施工する省エネ改修・バリアフリー改修が対象です。2026年度パンフレットでは、節水型便器への交換・増設が対象工事に含まれています。
2026年度の第1回受付は終了しています。第2回受付は2026年9月4日から9月17日までの予定ですが、予算や受付状況は変わるため、提出前に札幌市公式ページを確認してください。工事前写真などの提出要件もあります。
国の補助金を使う場合
みらいエコ住宅2026事業
掃除しやすい機能を有する節水型トイレは34,500円/箇所、それ以外の対象節水型トイレは31,500円/箇所です。ただし、対象住宅の居室で開口部・躯体断熱など所定の「要件化工事」を行う必要があります。トイレ、浴室、洗面室、廊下、玄関ホールはトリガールームにできないため、便器交換だけで申請することはできません。
先進的窓リノベ2026事業
外気に面するトイレ窓が対象製品・性能要件を満たす場合、ガラス交換、内窓設置、外窓交換が補助対象になり得ます。住宅の補助上限は1戸あたり100万円です。実際の補助額は工法、製品性能、窓サイズで決まります。
国の住宅省エネ2026キャンペーンは、施主が直接申請する制度ではありません。登録事業者が交付申請し、交付された補助金を工事代金への充当または現金で還元します。
介護保険を使う場合
要支援・要介護認定を受けた方が居住する住宅では、和式便器から洋式便器への交換、手すり設置、段差解消、床材・扉の変更などが対象になり得ます。利用限度額は1人あたり原則20万円で、所得に応じて1割から3割を自己負担します。
介護保険は工事前の申請が必要です。契約・着工前にケアマネジャーまたは札幌市の担当窓口へ相談してください。
申請前の確認順序
- 便器交換だけか、窓・断熱・手すり・段差解消も行うか整理する
- 札幌市制度と国制度の対象工事を分けて見積もる
- 各制度の登録・所在地要件を満たす施工業者か確認する
- 市制度・介護保険は着工前手続きと写真要件を確認する
- 国制度は対象製品登録とトリガールーム要件を確認する
同じ工事費に国費を含む複数の補助金を重ねて受けることはできません。札幌市は、対象工事箇所を明確に区分できる場合に他制度と併用できる場合があると案内しているため、工事項目別の見積書を準備すると確認しやすくなります。
参照した一次情報
- 札幌市住宅エコリフォーム補助制度
- 札幌市 2026年度パンフレット
- 札幌市 介護保険の住宅改修
- みらいエコ住宅2026事業 リフォーム
- みらいエコ住宅2026事業 エコ住宅設備
- 先進的窓リノベ2026事業 対象要件
更新履歴
- 2026年7月20日: 終了済み制度名と2025年度の補助額を削除し、札幌市・国の2026年度公式情報に全面更新。








