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【横浜市2026年版】トイレリフォーム補助金|制度一覧と申請方法

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【横浜市2026年版】トイレリフォーム補助金|制度一覧と申請方法

情報が揃いました。記事を執筆します。

30秒で要点

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横浜市でトイレリフォーム補助金を活用するなら、押さえるべきは大きく2つの軸です。1つ目は国の制度(みらいエコ住宅2026事業)で、節水型便器や断熱改修と組み合わせて最大100万円まで補助が受けられます。2つ目は横浜市独自の制度で、要介護認定を受けた方が利用できる介護保険住宅改修費(上限20万円・給付18万円)、重度障害のある方が利用できる住環境整備費助成(上限120万円)の2本柱です。

トイレ単体のリフォームでは「国の制度は条件が厳しめ・市の制度は対象者が限定的」というのが実情で、併用すれば自己負担を大きく抑えられるケースもあります。本記事では、2026年度(令和8年度)の最新情報をもとに、横浜市民が使える制度の全体像、対象工事、申請窓口、よくある落とし穴までを整理します。

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横浜市のトイレリフォーム補助金 — 制度一覧

横浜市民が2026年度に利用できる、トイレリフォームに関連する補助金は次の5つです。

制度名 主体 上限額 対象者 受付状況(2026年度)
みらいエコ住宅2026事業 国(国交省) 100万円 全世帯 予算枠到達まで
先進的窓リノベ2026事業 国(経産省・環境省) 200万円 全世帯 予算枠到達まで
介護保険住宅改修費 横浜市健康福祉局 20万円(給付18万円) 要支援・要介護認定者 通年
住環境整備費助成 横浜市健康福祉局 120万円 重度障害者 通年
雨水貯留タンク設置助成 横浜市下水道河川局 2万円 横浜市内の建物所有者 令和8年4月1日〜

💡 ポイント

トイレ「だけ」のリフォームで使える補助金は、実は限られます。横浜市が独自に「節水型便器交換」を補助する制度は2026年4月時点では確認できませんでした。一方でバリアフリー化(手すり・段差解消・引き戸化)を含めるなら、介護保険・住環境整備費の対象になりやすく、補助金活用のハードルが下がります。

横浜市独自の補助金制度を深掘り

介護保険住宅改修費(最も使われている制度)

要支援・要介護の認定を受けた方が、自宅をバリアフリー化する際の費用を介護保険から給付する制度です。トイレリフォームでは特に利用件数が多く、横浜市の高齢化率の上昇にともない年々申請数が増えています。

対象工事(厚生労働省の6区分に準拠)

区分 トイレでの具体例
手すりの取付け 立ち座り補助の縦手すり、移動用の横手すり
段差の解消 トイレ入口の敷居撤去、床のかさ上げ
床材の変更 クッションフロアへの張替え(滑り防止)
引き戸等への扉の取替え 開き戸→引き戸(車椅子対応)
洋式便器等への取替え 和式→洋式、暖房便座機能付きへの交換
上記に付帯する工事 給排水管工事、下地補強など

金額の仕組み

支給限度額は20万円で、このうち1割負担の方は18万円が給付されます(所得に応じて2割負担なら16万円、3割負担なら14万円)。20万円は生涯枠ですが、要介護度が3段階以上重くなった場合や転居した場合は、もう一度20万円分の枠が再設定されます。

申請窓口(横浜市健康福祉局)

項目 内容
部署 横浜市健康福祉局 高齢健康福祉部 介護保険課
住所 横浜市中区本町6-50-10(横浜市役所)
電話 045-671-4255
FAX 045-550-3614
メール kf-kaigokyufu@city.yokohama.lg.jp
実際の窓口 お住まいの区役所「保険年金課」「高齢・障害支援課」

申請の絶対条件 — 工事着工前の事前申請

ℹ️

ここが最大の注意点です。「先に工事してから申請」は受け付けられず、給付対象外になります。ケアマネジャーが作成する「住宅改修が必要な理由書」が必須で、これを欠いた申請は形式不備で差戻しになります。

住環境整備費助成(重度障害のある方向け)

身体障害者手帳1〜2級、または知能指数35以下の方などが対象の、横浜市独自の住宅改造助成です。介護保険より補助上限が高く、便所の改造費用も対象となります。

項目 内容
対象者 身体障害者手帳1級・2級/IQ35以下/身体障害者手帳3級+IQ50以下
上限額 120万円(住宅改造費)
対象工事 浴室・便所の改造、手すり、段差解消、床材変更、扉交換
申請窓口 各区福祉保健センター
問い合わせ 045-671-3891(健康福祉局障害支援課)

💡 ポイント

65歳以降に手帳を取得した方は対象外です。介護保険を優先利用する制度設計になっており、若年期に障害を負った方の自立支援に重点を置いています。

雨水貯留タンク設置助成(節水トイレと合わせ技)

直接トイレリフォームの補助ではないものの、節水を意識したトイレ改修と相性が良い横浜市独自の制度です。庭の散水・打ち水のほか、災害時のトイレ流し水としても活用できます。

  • 助成額: 購入価格(税込)の1/2、上限2万円
  • 対象タンク容量: 100リットル以上
  • 申請期間: 令和8年4月1日〜(予算到達まで)
  • 担当: 横浜市下水道河川局 管路保全課

横浜市の地域特有の事情とトイレリフォーム

横浜市は政令指定都市最大規模の人口(約377万人)を擁し、住宅事情にも以下の特色があります。

1. 高齢化×戸建て築年数のミスマッチ

港北区・南区・金沢区・磯子区などには昭和40〜50年代の戸建てが多く残り、当時主流だった「和式便器」「廊下からの段差」が残存している家屋が少なくありません。介護保険の住宅改修申請で最も多い類型が、この層の「和式→洋式+段差解消」です。

2. 海沿いエリアの塩害

中区・金沢区・鶴見区の沿岸部では、トイレ給水管・止水栓の腐食進行が内陸部より早い傾向があります。タンクレストイレへの交換時には、金属配管の劣化チェックを業者に依頼するのが安心です。

3. 急傾斜地・狭小敷地の多さ

ℹ️

山手・港北ニュータウン・青葉区の丘陵地では、敷地条件から1階トイレが家の奥まった位置にあり、車椅子対応の動線確保が難しい家屋が多い特徴があります。引き戸化や床下地補強の工事費が押し上がりやすく、この場合は介護保険20万円枠だけでは収まりにくい点に注意してください。

国×横浜市 補助金の併用シミュレーション

「みらいエコ住宅2026事業」と「介護保険住宅改修費」は、対象工事が重複しない範囲で併用できます。たとえば次のようなケースです。

ケース: 70代夫婦・要介護1・港北区戸建て(築40年)

工事内容 工事費(税込) 適用補助金 補助額
和式→節水型洋式便器 25万円 みらいエコ住宅2026 約2.4万円(部分加算)
開き戸→引き戸交換 12万円 介護保険住宅改修 10.8万円(9割)
トイレ手すり2本 4万円 介護保険住宅改修 3.6万円(9割)
床段差解消・床材変更 6万円 介護保険住宅改修 約3.6万円(枠残額調整)
合計 47万円 約20.4万円

💡 ポイント

同じ工事項目に2つの補助金を充てる「二重取り」は禁止です。部位ごと・工事区分ごとに切り分けて申請するのが基本ルール。詳しくはリフォーム補助金まとめで解説しています。

申請の流れ(介護保険のケース)

  1. ケアマネジャーへ相談 — 住宅改修の理由を整理し、見積依頼
  2. 施工業者の選定・見積取得 — 介護保険対応経験のある業者を推奨
  3. 理由書作成 — ケアマネジャーが「住宅改修が必要な理由書」を作成
  4. 事前申請 — 区役所「保険年金課」へ書類一式を提出
  5. 承認通知の受領 — 通常2〜3週間
  6. 工事着工 — 承認後でなければ給付対象外
  7. 工事完了・写真撮影 — 完了後の写真、領収書を保存
  8. 支給申請 — 完了書類一式を提出
  9. 給付金の振込 — 償還払いの場合は1〜2か月後

よくある質問

Q1. 横浜市にはトイレ単体(節水型便器交換だけ)に使える独自制度はありますか?

2026年4月時点で、横浜市が「節水型便器交換」のみを対象とする独自制度は確認できていません。横浜市の独自制度については最新情報を市の窓口にご確認ください。国の「みらいエコ住宅2026事業」では、節湯水栓・節水トイレも一部加算対象になります。

Q2. 賃貸マンションでもトイレ補助金は使えますか?

介護保険住宅改修費は賃貸でも対象になりますが、所有者(オーナー)の承諾書が必須です。原状回復が前提のため、撤去可能な手すり等の改修が中心になります。

Q3. 補助金申請は自分でやるべきですか?業者に任せるべきですか?

介護保険の場合はケアマネジャー主導で進められるケースがほとんどです。国制度(みらいエコ住宅2026)は登録事業者経由でしか申請できない仕組みのため、業者の制度知識・登録状況が成否を分けます。

Q4. 申請から給付までどれくらいかかりますか?

介護保険の場合、事前申請の承認に2〜3週間、工事完了後の支給申請から振込まで1〜2か月が目安です。資金繰りに余裕がない場合は「受領委任払い(業者への直接支払い)」が利用可能か確認してください。

Q5. 2026年度の予算が早期に枯渇した場合、どうすればいいですか?

🔒

国の補助金は予算到達次第で受付終了します。横浜市の介護保険制度は予算枠ではなく通年で要件さえ満たせば給付されるため、急ぎでない方は市の制度を中心に組み立てるのも一案です。

参考・出典

※本記事は2026年4月時点の情報をもとに作成しています。各制度の要件は年度ごとに見直されますので、申請前に必ず公式窓口へ最新情報をご確認ください。要件を満たす場合に申請可能です。

━━ この記事の作成・監修 ━━

リフォーム補助金ナビ編集部

在籍資格者

ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)住宅ローンアドバイザー宅地建物取引士

国土交通省・各自治体の公式発表に基づき、補助金情報を毎日更新しています。
掲載情報に誤りを発見された場合はお問い合わせよりご連絡ください。

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