この制度を30秒で要約 — ポイント解説
高知県仁淀川町が実施する「「町産材の家」推進事業」は、仁淀川町産の木材を住宅の新築や増改築に使うことで補助金がもらえる制度です。リフォーム補助金ナビDB登録の本制度は、地域材の活用を促進し、地元の林業を応援することを目的としています。
- ひとことで言うと: 仁淀川町産の木材を使って家を建てたりリフォームしたりすると、最大200万円がもらえる可能性があります。
- 対象になる人: 仁淀川町内に住んでいる、または住む予定で、町産材を使って新築・増改築を行う方(本人または3親等以内の親族が住む住宅)。
- もらえる金額: 新築なら最大200万円、増改築なら最大75万円。使用する町産材の量や、施工業者が町内か町外かによって金額が変わります。
- 気をつけること: 町産材の利用が必須条件です。また、新築の場合は高知県の「こうちの木の住まいづくり助成事業費補助金」の交付決定を受けている必要があります。
対象になる人/ならない人 — チェックリスト形式
この補助金は、町産材の活用を重視しているため、一般的な断熱リフォーム補助金とは異なる要件があります。あなたの状況が当てはまるか、以下のチェックリストで確認してみましょう。
- 仁淀川町内に住んでいる、または住む予定である
- 本人または3親等以内の親族が住む住宅で工事を行う
- 新築または増改築工事を計画している
- 工事に仁淀川町産の木材を使用する予定がある
- 新築の場合、高知県の「こうちの木の住まいづくり助成事業費補助金」の交付決定を受ける予定がある
- 増改築の場合、町産材を0.5㎥以上使用する予定がある
- 施工業者が仁淀川町内または高知県内の事業者である
- 仁淀川町外に住宅がある
- 町産材を使用しないリフォーム工事を計画している
- 新築で高知県の補助金を受けられない
- 賃貸住宅のオーナーで、自身や親族が居住しない物件の工事を計画している
いくらもらえるか — 具体ケース別の試算表
この補助金は、新築か増改築か、そして使用する町産材の量や施工業者によって補助額が大きく変わります。具体的なケースでどのくらいもらえる可能性があるか見てみましょう。
【ケース1】仁淀川町産材をたっぷり使って新築する場合
- 工事内容: 仁淀川町産材を構造材の70%以上に使用した新築住宅
- 施工業者: 仁淀川町内の業者
- 補助上限額: 200万円
- ポイント: 高知県の「こうちの木の住まいづくり助成事業費補助金」の交付決定が前提となります。
【ケース2】仁淀川町産材を使って増改築を行う場合
- 工事内容: 仁淀川町産材を3㎥使用した増改築
- 施工業者: 仁淀川町内の業者
- 補助額: 1㎥につき10万円 × 3㎥ = 30万円
- 補助上限額: 75万円
【ケース3】仁淀川町産材を使って増改築を行う場合(町外業者)
- 工事内容: 仁淀川町産材を5㎥使用した増改築
- 施工業者: 仁淀川町外の業者
- 補助額: 1㎥につき6万7千円 × 5㎥ = 33万5千円
- 補助上限額: 50万円
【ケース4】仁淀川町産材をたっぷり使って新築する場合(町外業者)
- 工事内容: 仁淀川町産材を構造材の70%以上に使用した新築住宅
- 施工業者: 仁淀川町外の業者
- 補助上限額: 150万円
- ポイント: こちらも高知県の「こうちの木の住まいづくり助成事業費補助金」の交付決定が前提です。
補助額の目安
- 新築(町内業者)
- 新築(町外業者)
- 増改築(町内業者)
- 増改築(町外業者)
- 補助上限額: 200万円
- 補助上限額: 150万円
- 補助単価: 1㎥につき10万円
- 補助上限額: 75万円
- 補助単価: 1㎥につき6万7千円
- 補助上限額: 50万円
申請の流れ — 7ステップ
この補助金の申請は、工事の計画段階から町産材の利用を具体的に検討する必要があります。以下のステップを参考に、計画的に進めましょう。
- 補助金情報の確認と相談 (目安: 1週間)
- まずは仁淀川町農林課に連絡し、最新の制度内容や予算状況、必要書類について確認します。特に新築の場合は、高知県の補助金との連携についても相談しましょう。 - 工事計画の策定と業者選定 (目安: 2週間~1ヶ月)
- 町産材の利用計画を具体的に盛り込んだ工事内容を検討し、仁淀川町産材の取り扱いに詳しい施工業者を選定します。複数の業者から見積もりを取り、比較検討すると良いでしょう。 - 高知県の補助金申請(新築の場合のみ) (目安: 1ヶ月~2ヶ月)
- 新築の場合は、仁淀川町の補助金申請の前に、高知県の「こうちの木の住まいづくり助成事業費補助金」の交付決定を受ける必要があります。高知県の申請手続きを進め、決定通知を受け取ります。 - 補助金の申し込み(交付申請) (目安: 1週間)
- 必要書類(申請書、工事計画書、見積書、町産材の使用証明書、高知県の補助金決定通知書など)を揃え、仁淀川町農林課に提出します。書類に不備がないか、事前に確認しておきましょう。 - 交付決定通知の受領 (目安: 2週間~1ヶ月)
- 仁淀川町での審査後、補助金の交付決定通知書が届きます。この通知を受け取ってから、本格的に工事を開始できます。 - 工事の実施と完了報告 (目安: 3ヶ月~半年)
- 交付決定に基づき工事を実施します。工事完了後、実績報告書や工事写真、領収書など、補助金対象工事が適切に行われたことを証明する書類を提出します。 - 補助金の受領 (目安: 1ヶ月~2ヶ月)
- 提出された実績報告書が審査され、問題がなければ補助金が指定口座に振り込まれます。
他制度との併用可否
「町産材の家」推進事業は、地域材の活用に特化した補助金です。他の補助金との併用については、それぞれの制度のルールを確認する必要があります。特に、国や高知県の制度との組み合わせは重要です。
国が実施する補助金制度
- 制度名: こどもエコすまい支援事業(終了済)/ 住宅省エネ2024キャンペーン(子育てエコホーム支援事業など)
- 併用可否: △(工事内容による)
- 仁淀川町の補助金は「地域材の活用」が主目的であり、国の補助金は「省エネ性能向上」が主目的です。同じ工事箇所で重複して補助を受けることはできませんが、異なる工事箇所であれば併用できる可能性があります。例えば、仁淀川町の補助金で町産材を使った増築を行い、国の補助金で窓の断熱改修を行う、といったケースです。詳細は各制度の事務局に確認が必要です。
高知県が実施する補助金制度
- 制度名: こうちの木の住まいづくり助成事業費補助金
- 併用可否: ○(新築の場合、必須要件)
- 仁淀川町の「町産材の家」推進事業(新築の場合)は、高知県の「こうちの木の住まいづくり助成事業費補助金」の交付決定を受けていることが前提条件となっています。そのため、この高知県の補助金とは事実上併用が前提となります。
仁淀川町が実施する他の補助金制度
- 制度名: 仁淀川町住宅リフォーム補助金(例として)
- 併用可否: ×(同一の工事箇所に対する補助は不可)
- 一般的に、同一の地方自治体が実施する複数の補助金制度で、同じ工事箇所に対して重複して補助を受けることはできません。リフォーム補助金ナビDBに登録されている仁淀川町の他のリフォーム関連補助金がある場合、どちらか一方を選択することになる可能性が高いです。必ず仁淀川町農林課に確認してください。
よくある質問
Q1: 仁淀川町産材とは具体的に何を指しますか?
A1: 仁淀川町内で伐採され、加工された木材を指します。具体的にどの製材所や森林組合の木材が対象となるか、町農林課や施工業者に確認してください。証明書の提出が必要となる場合があります。
Q2: 既に工事を始めてしまいましたが、今からでも申請できますか?
A2: 原則として、補助金の交付決定を受ける前に着工した工事は補助対象外となる場合が多いです。必ず工事着工前に交付申請を行い、決定通知を受けてから工事を開始するようにしてください。
Q3: 増改築で、町産材を0.5㎥以上使うとはどういうことですか?
A3: 柱や梁、床材、壁材などに使用する仁淀川町産材の合計体積が0.5立方メートル以上であることを意味します。これは比較的小規模な増改築でも達成可能な量です。具体的な使用計画については、施工業者と相談し、設計図や見積書に明記してもらうことが重要です。
Q4: 申請期限はありますか?
A4: この制度は「通年/予算上限まで」とされていますが、予算には限りがあります。年度途中で予算が終了する可能性もあるため、計画が決まり次第、早めに仁淀川町農林課に相談し、申請手続きを進めることをお勧めします。
Q5: 3親等以内の親族が居住する住宅でも対象になりますか?
A5: はい、対象となります。例えば、ご自身が仁淀川町に住んでいて、ご両親が住む仁淀川町内の住宅を町産材を使ってリフォームする場合なども対象になる可能性があります。ただし、その親族が実際にその住宅に居住していることが条件です。
参考・出典
免責事項: 本記事は、リフォーム補助金ナビDBに登録された情報を基に作成されています。補助金制度の内容は変更される場合があります。申請の可否、詳細な要件、必要書類、スケジュールについては、必ず仁淀川町農林課にご確認ください。また、補助金診断や補助金まとめもご活用ください。


