【大阪府大阪市】リフォーム補助金まとめ|2026年版完全ガイド

「大阪市でリフォームしたいけど、使える補助金がよくわからない…」——大阪市では国・大阪府・大阪市の制度を組み合わせて最大1,300万円超の支援を受けられる可能性があります。耐震・省エネ・バリアフリーが3本柱で、いずれも着工前申請・先着順・年度予算制が原則。本記事では2026年度版の最新制度を、金額・期限・申請窓口つきでまとめました。
この記事でわかること
- 大阪市で使える主要補助金の金額と上限
- 国×大阪府×大阪市を併用したときの試算
- 対象になる人/ならない人のチェックリスト
- 申請の流れと、つまずきやすいポイント
30秒でわかる大阪市の補助金マップ
大阪市で使える補助金は、大きく①国の事業 ②大阪府の制度 ③大阪市の制度の3階建てです。窓・断熱・給湯器の省エネ系は国の事業が金額面で圧倒的に大きく、大阪市は耐震・バリアフリー・防災(感震ブレーカー等)の上乗せが手厚いのが特徴。
「築40年の戸建てを耐震+断熱で総合改修する」「親と同居するためバリアフリー化する」など、目的別に組み合わせを設計するのがコツです。まずは下表で全体像をつかみましょう。
主要制度の補助額・期限早見表
下表は2026年度に大阪市内で利用可能な代表的制度です。金額は単独利用時の上限で、要件を満たす場合に申請できます(公募状況は年度途中で変動するため、申請前に必ず一次情報で確認してください)。
| 制度名 | 区分 | 補助上限 | 対象工事 | 受付期間(目安) |
|---|---|---|---|---|
| 先進的窓リノベ2026事業 | 国 | 200万円/戸 | 内窓・外窓交換、ガラス交換 | 2026年12月末まで(予算到達次第) |
| 給湯省エネ2026事業 | 国 | 20万円/台(高効率機種) | エコキュート・ハイブリッド給湯機等 | 2026年12月末まで |
| 子育てグリーン住宅支援事業 | 国 | 60万円(子育て・若者夫婦は上乗せ) | 開口部・断熱・エコ住宅設備等 | 2026年12月末まで |
| 長期優良住宅化リフォーム推進事業 | 国 | 250万円/戸 | 長寿命化・省エネ・耐震の総合改修 | 通年公募(年度内) |
| 大阪府住宅・建築物耐震10万円補助 | 府 | 100万円 | 耐震診断結果に基づく耐震改修 | 2026年度内 |
| 大阪市民間戸建住宅等の耐震化促進事業 | 市 | 150万円 | 旧耐震基準木造の耐震改修 | 2026年度内 |
| 大阪市住宅省エネルギー改修補助事業 | 市 | 50万円程度 | 断熱改修・高効率設備導入 | 2026年度内 |
| 大阪市高齢者・障害者住宅改修支援事業 | 市 | 30万円程度 | 手すり設置・段差解消・浴室改修等 | 通年(予算到達次第終了) |
数字は概算上限です。実際の交付額は工事内容・面積・所得・世帯条件で変動します。「最大」の数字をそのまま当てにせず、見積もり段階で施工業者に試算してもらうのが安全です。
大阪市独自の制度を深掘り
大阪市は南海トラフ地震を見据えた耐震系の補助が全国でも厚い水準です。一方で省エネ系は国の事業に比べ単独額は小さいため、国+市の併用設計が定石になります。
民間戸建住宅等の耐震化促進事業
旧耐震基準(1981年5月以前)に建てられた戸建て木造住宅が対象。耐震診断の結果「倒壊の可能性あり」と判定された住宅で、耐震改修工事費の一部を補助します。上限はおおむね100万〜150万円で、所得要件・除却(取り壊し)型・建替え型でメニューが分かれます。
ポイント: 大阪府の補助と組み合わせて運用される設計のため、市単独でなく「府+市の合算」で受け取る形が一般的です。窓口は大阪市都市整備局の住宅政策課。
高齢者・障害者住宅改修支援事業
要支援・要介護認定を受けた高齢者や、身体障害者手帳をお持ちの方の住まいを対象に、手すり設置・段差解消・滑り止め床材への変更・引き戸への取り替え・洋式便器への交換などが補助対象。介護保険の住宅改修費(20万円・1割〜3割自己負担)と上乗せで利用できる場合があります。
申請窓口はお住まいの区の保健福祉センター。ケアマネージャーが間に入って書類を整えるパターンが多く、本人・家族が直接動くケースは少なめです。
住宅省エネルギー改修補助事業
窓の断熱改修や高効率給湯器の導入など、CO2削減に資する工事が対象。国の「先進的窓リノベ2026」と併用できる範囲がある一方、同一工事への二重受給はできない点に注意。市の補助は国で取り切れない部分(外壁断熱の一部など)を補完する位置づけで使うと効果的です。
防災・感震ブレーカー設置補助
地震時の通電火災を防ぐ感震ブレーカー設置に1〜2万円程度の補助があります。金額は小さいものの、工事日数が短く併用しやすいのが利点。耐震改修と同じ年度に組み合わせる人が増えています。
国の制度(大阪市民が使える主要4本)
国の制度は全国共通のため、大阪市民もそのまま申請可能です。金額のメインエンジンは国側。市の制度を「上乗せ」と捉えるとシンプルです。
先進的窓リノベ2026事業
内窓設置・外窓交換・ガラス交換などが対象で、戸建ては最大200万円まで。性能区分(SS〜A)でポイントが決まり、面積に応じて補助額が積み上がる仕組み。窓1か所あたり数万円〜十数万円のリターンが見込めます。
給湯省エネ2026事業
エコキュート、ハイブリッド給湯機、エネファームなど高効率機種への交換に1台あたり最大20万円。古い電気温水器・ガス給湯器からの切り替えで「撤去加算」が付くケースも。
子育てグリーン住宅支援事業
世帯属性で上限が変わる制度。子育て世帯・若者夫婦世帯は手厚く、その他の世帯でも省エネ改修なら活用可能。窓リノベ・給湯省エネとの「ワンストップ申請」ができ、書類が一本化される利便性が大きな魅力です。
長期優良住宅化リフォーム推進事業
耐震・省エネ・劣化対策をパッケージで行い、長期優良住宅(増改築)認定を取得するルートで最大250万円。子育て対応や三世代同居改修で加算あり。設計事務所・施工会社の体制が整っているかが採択の鍵になります。
対象になる人・ならない人チェックリスト
「自分は使えるのか」を見極めるためのざっくり判定リストです。1つでも◯がつけば、いずれかの制度に該当する可能性があります。
- ◯ 大阪市内に住民登録があり、かつ自己居住用の住宅
- ◯ 1981年5月以前に着工された戸建て木造住宅(耐震系)
- ◯ 65歳以上の高齢者または要介護認定者と同居(バリアフリー系)
- ◯ 窓・断熱・給湯器の交換を予定(省エネ系)
- ◯ 着工前で、まだ工事契約を結んでいない
- × すでに着工済み・工事完了済み(原則対象外)
- × 賃貸物件の入居者(一部の集合住宅事業を除く)
- × 別荘・店舗専用建物(居住部分との按分が必要)
ポイント: 「契約済みでも着工前なら可」「契約前に登録事業者と面談が必須」など、制度ごとに微妙な定義差があります。申請のタイミング設計を業者と早めに詰めるのが事故防止の最大ポイント。
国×大阪府×大阪市の併用シミュレーション
「実際どのくらい戻ってくるのか」を、よくある3パターンで試算しました。金額は標準的な工事単価ベースの目安で、実際の交付額は仕様・所得・面積で変動します。
| ケース | 工事内容 | 工事費目安 | 国の補助 | 府+市の補助 | 自己負担目安 |
|---|---|---|---|---|---|
| ①築45年戸建ての耐震+窓 | 耐震改修+内窓5か所 | 約350万円 | 約60万円 | 約100万円 | 約190万円 |
| ②省エネフルパッケージ | 窓全交換+エコキュート+断熱材 | 約280万円 | 約180万円 | 約30万円 | 約70万円 |
| ③親世帯バリアフリー | 浴室・トイレ改修+手すり | 約120万円 | 約20万円 | 約25万円 | 約75万円 |
ケース①は大阪市らしい王道パターン。耐震だけだと住み心地は変わりにくいので、同じ足場・同じ業者で窓断熱まで一気に進めると満足度が高まります。
ケース②は光熱費削減を狙う層向け。年間光熱費が3〜5万円下がる試算もあり、自己負担分を10年程度で回収できる計算が立つことも。
ケース③は親の介護を見据えた改修。介護保険の住宅改修費(最大20万円・1〜3割負担)と組み合わせれば、自己負担をさらに圧縮できる場合があります。
正確な試算は条件で変わるため、まずは補助金診断で自分の条件をチェックしてみてください。
申請の流れ(5ステップ)
申請は着工前に動き始めるのが鉄則です。下のステップ図を、目安の所要期間とあわせて確認してください。
| ステップ | 内容 | 期間目安 |
|---|---|---|
| ①情報収集 | 制度を調べ、業者に「補助金を使いたい」と伝える | 1〜2週間 |
| ②現地調査・見積もり | 登録事業者が現地確認し、補助金前提の見積書を作成 | 2〜4週間 |
| ③交付申請 | 業者と共同で書類を作成し提出(着工前) | 2〜4週間 |
| ④工事実施 | 交付決定後に着工。途中変更は原則不可 | 1〜3か月 |
| ⑤実績報告・受給 | 工事完了後に書類提出。振込までさらに時間 | 1〜3か月 |
着工から振込までトータル3〜6か月を見込むのが現実的。年度末(2〜3月)はどの制度も予算到達リスクが上がるため、4〜10月の早い時期に動くのが安全策です。
よくある質問
Q1. 大阪市の補助金は誰でも申請できますか?
大阪市に住民登録がある自己居住用住宅の所有者が基本対象です。制度ごとに所得制限・築年数・税滞納の有無などの追加要件があり、「市民全員が無条件で使える」わけではありません。詳細はお住まいの区役所もしくは大阪市の所管課にご確認ください。
Q2. 国・府・市の補助金は併用できますか?
異なる制度間の併用は可能なケースが多いですが、同一工事に対して国の事業同士を二重に受けることはできません。たとえば「窓の交換」を先進的窓リノベで申請したら、子育てグリーン住宅支援事業の同じ工事には申請できないルールです。一方、「窓は国、外壁断熱は市」のように工事を切り分ければ併用は可能です。
Q3. 申請から振込までどれくらいかかりますか?
交付申請から決定通知まで1〜2か月、工事完了後の実績報告から振込まで1〜3か月が目安です。工事費の立替が必要になるため、住宅ローンや自己資金の段取りも合わせて計画しておくと安心です。
Q4. 業者選びで気をつけることは?
各事業の登録事業者制度に登録されている業者を選ぶことが最重要です。先進的窓リノベ・給湯省エネは登録業者でないと申請自体ができません。「補助金は得意ですか」「過去の申請件数は」と最初に聞き、書類代行まで一気通貫で対応できる業者を選びましょう。
Q5. 自分でDIY施工した分も補助対象になりますか?
原則として対象外です。補助金は登録事業者が施工した工事に対して交付されるため、自主施工分は申請できません。材料費だけでも安く済ませたい場合は、業者に「施主支給」可否を相談してみるのが現実的です。
Q6. 補助金が予算到達で締め切られたらどうなりますか?
その年度の受付が終了します。翌年度に類似制度が継続することが多いものの、条件・上限額が変わるため、同じ金額が戻ってくる保証はありません。「来年でいいや」は機会損失になりがちなので、計画が固まったら早めに動くのが得策です。
まとめと次のアクション
大阪市は耐震・省エネ・バリアフリーの3軸で国・府・市の制度がきれいに重なる地域です。組み合わせ次第で工事費の半分以上が戻ってくるケースもあり、計画段階から補助金を織り込むかどうかで自己負担が大きく変わります。
- まず補助金診断で自分の条件を3分チェック
- 全国版の制度詳細はリフォーム補助金まとめ
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参考・出典
- 大阪市 住宅政策(耐震化・省エネ)
- 大阪府 住宅まちづくり部 耐震化支援
- 国土交通省 長期優良住宅化リフォーム推進事業
- 経済産業省・環境省・国土交通省 住宅省エネ2026キャンペーン
- 環境省 既存住宅における断熱リフォーム支援事業
免責事項: 本記事は2026年4月時点の公開情報をもとに作成しています。補助金制度は予算状況・制度改正により予告なく変更されることがあり、最新情報・正式な交付要件はお住まいの自治体および各事業の公式サイトで必ずご確認ください。本サイトの情報をもとに行動した結果について、当サイトは責任を負いかねます。
━━ この記事の作成・監修 ━━
リフォーム補助金ナビ編集部
在籍資格者
国土交通省・各自治体の公式発表に基づき、補助金情報を毎日更新しています。
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