【東京都世田谷区】リフォーム補助金まとめ|2026年版完全ガイド

30秒でわかる世田谷区のリフォーム補助金(2026年版)
世田谷区にお住まいなら、区の「エコ住宅補助金(最大20万円)」「木造住宅耐震化助成」「高齢者向け住宅改修助成(予防改修最大20万円)」を、国の「先進的窓リノベ2026(最大200万円)」や東京都の断熱改修助成と組み合わせることで、戸建てリフォームの自己負担を大きく抑えられる可能性があります。
ただし、令和8年度の世田谷区エコ住宅補助金は事前登録制+電子申請が必須となり、運用が大きく変わりました。工事を契約してしまってからでは対象外になるケースが多いため、計画段階での確認が重要です。本記事では、2026年4月時点で公表されている情報をもとに、世田谷区民が活用できる主要制度を整理します。
まずは自分の工事内容で使える制度を確認したい方は、補助金診断(3分)から候補を絞り込めます。
世田谷区独自の主要補助金一覧
世田谷区が独自に運用しているリフォーム関連の助成は、大きく「省エネ(エコ住宅)」「耐震」「高齢者・バリアフリー」「ユニバーサルデザイン」の4分野に整理できます。以下は2026年4月時点で公表されている代表的な制度の概要です。年度途中でも予算上限に達した時点で受付が締め切られる点に注意してください。
| 制度名 | 主な対象工事 | 補助上限の目安 | 申請窓口 |
|---|---|---|---|
| 令和8年度 世田谷区エコ住宅補助金 | 窓断熱、高断熱ドア、高断熱浴槽、屋根の高反射改修 | 最大20万円 | 気候危機対策課 03-5432-2070 |
| 木造住宅耐震化支援事業 | 補強設計/耐震改修/簡易改修/除却 | 工事内容ごとに設定(要問合せ) | 防災街づくり課 耐震促進 03-6432-7177 |
| 高齢者向け住宅改修費助成(予防改修) | 手すり、段差解消、床材変更 等 | 最大20万円(自己負担1〜3割) | 高齢福祉課 03-5432-2407 |
| 高齢者向け住宅改修費助成(設備改修) | 浴槽・流し・便器の交換 | 浴槽37.9万円/流し15.6万円/便器10.6万円 | 高齢福祉課 03-5432-2407 |
| ユニバーサルデザイン生活環境整備補助金 | スロープ、車いす対応トイレ等の改修 | 対象経費の1/2、限度50万円 | 都市デザイン課 |
これらは「同じ工事に対して二重に補助を受ける」ことはできませんが、工事の種類が分かれていれば併用できるケースが多いのが特徴です。たとえば「内窓は区のエコ住宅補助金、浴室の手すり追加は高齢者改修助成」というように、工事項目ごとに使える制度を割り当てるのが基本戦略になります。区の窓口に事前相談してから着工順序を決めると、取りこぼしを防げます。
令和8年度 世田谷区エコ住宅補助金の中身
2026年度の世田谷区エコ住宅補助金は、対象工事が前年度から絞り込まれ、「窓の断熱改修」「高断熱ドアの設置」「高断熱浴槽の設置」「屋根の高反射改修」の4種類になりました。工事費の一部ではなく「箇所ごとの定額」で支給されるシンプルな設計です。前期分は令和8年4月1日〜8月31日に工事完了する案件が対象で、受付は2026年4月15日に開始されています。
下表は、対象工事ごとの補助単価と典型的な工事費の目安をまとめたものです。実際の工事費は施工業者の見積で大きく変わるため、あくまで予算感の参考としてご覧ください。
| 対象工事 | 補助単価 | 工事費の目安 | 想定される効果 |
|---|---|---|---|
| 窓の断熱改修(内窓・複層化) | 15,000円/窓 | 1窓あたり8〜20万円 | 結露減・冷暖房負荷の軽減 |
| 高断熱ドアの設置 | 15,000円/ドア | 30〜80万円 | 玄関の熱損失低減 |
| 高断熱浴槽の設置 | 70,000円/台 | ユニットバス入替 80〜200万円 | 追い焚き光熱費の削減 |
| 屋根の高反射改修 | 70,000円/棟 | 屋根塗装 50〜150万円 | 夏場の室温上昇抑制 |
すべて実施しても1邸あたりの上限は20万円です。「内窓4箇所+高断熱浴槽」の組み合わせで上限に達する設計のため、対象工事を欲張るより国の先進的窓リノベ2026事業との併用で合計補助額を厚くする戦略が現実的です。
注意点として、令和8年度から事前登録制+電子申請が必須となりました。施工業者と工事内容を決めた後、契約・着工する前にメールアドレス登録→事前登録(補助額の枠を確保)→工事実施→交付申請、という順序を踏みます。事前登録なしで先に契約・着工してしまうと対象外になるため、見積もりが固まったら早めに登録枠を押さえてください。
詳細・申請手引きは、世田谷区の令和8年度エコ住宅補助金 特設サイトで確認できます。
国・東京都の制度との併用シミュレーション
世田谷区の補助金単体では上限20〜50万円ですが、国・東京都の制度と組み合わせると百万円超の補助になるケースもあります。国は「先進的窓リノベ2026事業」「給湯省エネ2026事業」「子育てグリーン住宅支援事業」、東京都は「災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業(既存住宅向け)」が代表例です。
下のシミュレーションは、世田谷区の戸建て(築25年、4LDK)で「窓断熱+エコキュート交換+高断熱浴槽」をまとめて行った場合の補助額の目安です。実際の交付額は工事仕様や予算枠の残高で変動します。
| 項目 | 世田谷区 | 東京都 | 国 | 合計補助額の目安 |
|---|---|---|---|---|
| 窓断熱改修(リビング+寝室+浴室) | 6万円(4窓×1.5万) | 既存住宅省エネ改修助成併用可 | 先進的窓リノベ2026 約60万円 | 約66〜100万円 |
| 高断熱浴槽設置 | 7万円 | — | 給湯省エネ2026の対象機種なら加算 | 約7〜13万円 |
| エコキュート(ヒートポンプ給湯機)導入 | — | — | 給湯省エネ2026 13〜20万円 | 約13〜20万円 |
| 合計(同時施工) | 13万円 | 数十万円規模 | 80〜100万円規模 | 100〜200万円規模 |
ポイントは、国と区は「同一工事への二重補助は不可」だが、工事の種類が違えば併用できるということです。たとえば「窓は国+区両方が出る」のではなく、「窓は国の先進的窓リノベ、浴槽は区のエコ住宅補助金」と棲み分けるイメージで設計します。施工業者には「世田谷区の補助金を必ず併用したい」と最初に伝え、書類対応に慣れた業者を選ぶのが失敗を防ぐコツです。
国の制度の最新情報はリフォーム補助金まとめ(2026年版)に集約していますので、あわせてご確認ください。
対象になる人/ならない人 チェックリスト
申請前に、自分が対象になる可能性が高いかをざっくり確認しておきましょう。下のチェックに3つ以上当てはまれば、世田谷区の補助金を組み合わせて活用できる余地があります。
- 世田谷区に住民登録があり、対象住宅の所有者または同居家族
- 工事の契約・着工前に申請(事前登録)の準備ができる
- 区税の滞納がない
- 工事は区内の登録業者または見積条件を満たす業者に依頼予定
- 工事内容が「断熱・省エネ」「耐震」「バリアフリー」のいずれかに該当
逆に、以下に当てはまる場合は対象外になりやすいので注意してください。
- すでに工事契約を結んでしまった/着工してしまった
- 投資用・賃貸専用の住宅(一部制度を除く)
- 同じ工事内容で他の区の補助金を受給済み
- 補助対象外の建材・機器(性能要件を満たさないもの)を採用
特に「契約済み・着工済み」は最大の落とし穴です。「補助金が使えるかも」と思った時点で、まず区の窓口か無料相見積もりで対象性を確認してから契約する流れを徹底してください。
申請の流れ(世田谷区エコ住宅補助金の例)
世田谷区の補助金は、制度ごとに細かい違いはあるものの、おおむね以下のステップで進みます。エコ住宅補助金を例に、典型的なフローを示します。
- 対象工事の確認 — 工事内容が補助対象に該当するか、特設サイトと申請手引きで照合
- 施工業者の選定・見積取得 — 性能要件(断熱等級・型番)を満たす製品で見積をもらう
- メールアドレス登録 → 事前登録 — 補助金額の枠を確保(ここまでは契約前)
- 契約・工事着工・完了 — 事前登録後に契約し、令和8年8月31日までに完了(前期分の場合)
- 交付申請 — 工事請負契約書、領収書、工事完了報告書、施工写真などを電子申請
- 交付決定・振込 — 内容審査ののち、指定口座に補助金が振込
このうちステップ3(事前登録)を飛ばすと、その後の申請は受け付けられません。耐震や高齢者改修も「契約前の事前相談」が必須の制度が多いため、必ず工事内容と業者を仮決定したタイミングで一度区の窓口に連絡してください。
申請から振込までの期間は、エコ住宅補助金で完了報告から概ね1〜3か月が目安です。詳しいスケジュール感は補助金はいつ振り込まれる?も参考になります。
よくある質問
Q1. 令和8年度のエコ住宅補助金は、いつまで申請できますか?
前期分は令和8年4月1日〜8月31日に工事完了する案件が対象で、受付は2026年4月15日に開始されています。後期分の枠も例年設定されますが、予算上限に達した時点で事前登録の受付は停止されます。早めの登録が安全です。
Q2. 国の「先進的窓リノベ2026事業」と世田谷区エコ住宅補助金は、両方使えますか?
同一の窓に対する「二重補助」は不可ですが、国は窓、区は浴槽や屋根、と工事を分ければ併用可能なケースが多くあります。施工業者と相談しながら、工事ごとに最適な制度を割り当てる設計をしてください。
Q3. 木造住宅耐震化助成は、どんな住宅が対象ですか?
昭和56年(1981年)5月31日までに着工した、一戸建てまたは住宅部分が1/2以上の兼用住宅(木造軸組構法またはツー・バイ・フォー工法)が対象です。まずは無料の耐震診断から相談できます。窓口は防災街づくり課 耐震促進(03-6432-7177)です。
Q4. 介護保険の住宅改修と、区の高齢者向け住宅改修助成は両方使えますか?
工事内容が重ならなければ併用できる可能性があります。ただし両制度とも「契約・着工前の事前申請」が必須で、要件を満たさないと不支給となります。担当窓口(高齢福祉課 03-5432-2407)に同時相談するのが確実です。
Q5. 賃貸住宅のオーナーですが、区の補助金は使えますか?
世田谷区エコ住宅補助金は、原則として所有者本人の居住する住宅が対象です。賃貸物件向けには国の「賃貸集合給湯省エネ2026事業」など別制度が用意されているため、用途に応じてリフォーム補助金まとめで該当制度を確認してください。
参考・出典
- 令和8年度 世田谷区エコ住宅補助金 特設サイト | 世田谷区公式ホームページ
- 世田谷区エコ住宅補助金について | 世田谷区公式ホームページ
- 省エネ等支援策・助成制度 | 世田谷区公式ホームページ
- 木造住宅の耐震化を支援します | 世田谷区公式ホームページ
- 高齢者向け住宅改修の助成・相談 | 世田谷区公式ホームページ
- 建築物の改修工事費用補助(ユニバーサルデザイン生活環境整備補助金) | 世田谷区公式ホームページ
免責事項:本記事の情報は2026年4月時点で公表されている内容に基づきます。補助金制度は年度途中でも予算上限到達による締切や要件変更が行われる場合があります。申請前には必ず、世田谷区の各担当窓口および国・東京都の公式サイトで最新情報をご確認ください。具体的な交付可否や金額は、工事内容・住宅条件・申請時期によって異なります。
━━ この記事の作成・監修 ━━
リフォーム補助金ナビ編集部
在籍資格者
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