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【東京都墨田区】リフォーム補助金まとめ|2026年版完全ガイド

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【東京都墨田区】リフォーム補助金まとめ|2026年版完全ガイド

30秒で要点 — 東京都墨田区のリフォーム補助金2026

「築40年の実家、耐震も省エネもまとめて直したいけれど、墨田区ではどんな補助金が使えるの?」——本記事は、2026年度(令和8年度)に東京都墨田区で利用できるリフォーム補助金を、国・東京都・区独自の3階層に分けて整理したガイドです。

ポイントは次の3つです。

  • 区独自の主軸は「耐震改修助成(最大190万円)」「地球温暖化防止設備導入助成」「高齢者自立支援住宅改修助成(上限20万円)」の3本柱
  • 国の「住宅省エネ2026キャンペーン」(先進的窓リノベ・給湯省エネ・子育てグリーン住宅支援)と区制度の併用で、合算100万〜300万円規模も狙える
  • ほぼ全制度が着工前申請かつ先着順で、令和8年度予算到達時点で受付終了

ポイント: 墨田区の地球温暖化防止設備導入助成は「着工の1か月前から7営業日前まで」に窓口提出が必要です。スケジュールに余裕を持って動きましょう。

まずは補助金診断ツールで、自宅の築年数・工事内容に合う制度を3分で確認するのが近道です。全国版の概要はリフォーム補助金まとめも合わせてご覧ください。

墨田区独自の補助金 — 3つの主軸を理解する

墨田区が令和8年度に運用しているリフォーム関連の助成は、大きく「耐震」「省エネ・脱炭素」「バリアフリー」の3カテゴリです。以下の表で全体像をつかんでから、各制度を順に見ていきましょう。

下表は墨田区が実施する代表的な3制度の比較です。金額の大きさ・対象の広さで並べると、まずは耐震、次に省エネ、最後にバリアフリーの順で検討するのが効率的です。木造旧耐震住宅にお住まいなら耐震改修助成が最優先、築浅でも省エネ・脱炭素設備の導入であれば地球温暖化防止設備の助成が中心軸になります。

制度名 カテゴリ 上限額の目安 主な対象工事 申請窓口
木造住宅耐震改修促進助成 耐震 工事費の全額・最大190万円 1981年5月以前の木造住宅の耐震改修 墨田区 都市計画部 防災まちづくり課
地球温暖化防止設備導入助成 省エネ・脱炭素 設備ごとに3万〜50万円 断熱改修、遮熱塗装、太陽光、蓄電池、V2H、HEMS など 墨田区 環境保全課
高齢者自立支援住宅改修助成 バリアフリー 工事費の70〜100%・上限20万円 手すり・段差解消・扉交換・洋式トイレ化 など 墨田区 高齢者福祉課

表の各制度には、それぞれ独自の細かな要件があります。ここからは金額・期限・対象条件を1制度ずつ掘り下げていきます。読みながら「自分のリフォーム計画で使える制度はどれか」を◯×でメモしながら読み進めると、最後の併用シミュレーションが理解しやすくなります。

木造住宅耐震改修促進助成事業(最大190万円)

旧耐震基準(1981年5月31日以前)に建築された木造住宅が対象で、耐震診断の結果、評点が基準値に満たない住宅の改修工事に対して費用を助成します。墨田区は木造密集地域を抱えるため、上限額は東京都内でも手厚い最大190万円で、不燃化特区内では不燃化建替えとの組み合わせ助成もあります。

申請の前提として、区の登録耐震診断士による耐震診断が必要です。診断費用も別途助成対象となるケースが多く、診断→改修設計→改修工事と段階的に進める形が標準です。問い合わせ先は墨田区 都市計画部 防災まちづくり課です。

地球温暖化防止設備導入助成制度(令和8年度)

墨田区の脱炭素施策の中核となる制度で、令和8年4月1日から令和9年2月26日までが申請受付期間です。予算額に達した時点で終了するため、年度後半は早期締切となる可能性があります。

この制度の特徴は対象設備の幅広さです。断熱・省エネ・創エネ・蓄電・EV充電まで、住宅まわりの脱炭素設備をワンストップで支援します。下表は2026年度の主要設備と補助率・上限額の比較です。表の後ろに、戸建てとマンションでの使い分け例を示しています。

対象設備 補助率 上限額(戸建) 上限額(分譲マンション)
建築物断熱改修(断熱材) 工事費の10% 15万円 50万円
遮熱塗装 工事費の10% 15万円 30万円
太陽光発電システム 1kWあたり5万円 20万円 20万円
直管型LED照明器具 工事費の50% 3万円 15万円
充電設備(EV用) 工事費の80% 7万5千円/基 7万5千円/基
宅配ボックス 工事費の50% 5万円 10万円

戸建てなら「断熱改修+太陽光+EV充電」を3点セットで申請するパターン、マンションの管理組合なら「共用部LED+充電設備+宅配ボックス」をまとめて申請するパターンが定番です。着工前申請が絶対条件で、工事契約・着工後の遡り申請は受け付けられません。

高齢者自立支援住宅改修助成事業(上限20万円)

65歳以上で日常生活に支障がある方を対象に、手すり設置、段差解消、滑りにくい床材への変更、引き戸への扉交換、洋式トイレ化などの工事を助成します。本人や扶養義務者の所得状況に応じて70〜100%の助成率が適用され、上限は20万円です。介護保険の住宅改修費(上限20万円・1割〜3割自己負担)とは別建てで、墨田区のケアマネジャーに相談しながら使い分けます。

このほか障害者手帳をお持ちの方には「住宅設備改善費助成」(中規模改修で上限64.1万円程度)が、高齢者世帯に空き家を貸し出す家主には「民間賃貸住宅改修支援事業」(改修費の2/3・上限100万円)があり、世帯属性に応じた使い分けが重要です。

国の制度 — 住宅省エネ2026キャンペーン

墨田区民の方が活用できる国の代表制度は「住宅省エネ2026キャンペーン」(国土交通省・経済産業省・環境省の連携事業)です。下表は3事業の概要です。表の前後で、墨田区民の典型的な使い方を解説します。

戸建てで窓・玄関ドアの断熱改修を行うなら先進的窓リノベ2026、エコキュート・ハイブリッド給湯機の入替えなら給湯省エネ2026、子育て世帯・若者夫婦のフルリフォームや省エネ改修なら子育てグリーン住宅支援が中心になります。

事業名 上限額 主な対象 申請者
先進的窓リノベ2026事業 200万円/戸 内窓設置・外窓交換・ガラス交換 登録事業者
給湯省エネ2026事業 機器1台あたり最大20万円前後 エコキュート、ハイブリッド給湯機、エネファーム 登録事業者
子育てグリーン住宅支援事業 リフォーム最大60万円(GX志向型は上限拡大あり) 開口部・躯体断熱、エコ住宅設備 など 登録事業者

国の3事業は相互併用が可能で、同一住戸でも工事内容が重複しなければ合算受給が認められています。ただし、国の事業同士で対象工事が重なる部分はいずれか一方の選択制になるため、見積取得時に登録事業者と申請プランをすり合わせるのが鉄則です。詳細はリフォーム補助金まとめも参照してください。

東京都の制度 — 既存住宅の省エネ・蓄電池

東京都は2050年ゼロエミッション東京を掲げ、戸建て・マンションの既存住宅向けに独自の助成を厚くしています。代表的な3制度を下表に整理しました。

都の制度 上限額の目安 主な対象
既存住宅における省エネ改修促進事業 100万円/戸 高断熱窓・ドア・断熱材改修
家庭における蓄電池導入促進事業 機器費の3/4・上限約120〜150万円 家庭用蓄電池の新設
災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業 工事内容により変動 既存戸建ての断熱・太陽光一体改修

都の制度は国制度との併用を前提に設計されている点が大きな特徴です。同じ窓改修でも「国=先進的窓リノベ+都=既存住宅省エネ改修」と二重に補助を受けられるケースがあり、墨田区の地球温暖化防止設備導入助成(断熱改修10%)も併せれば、3階層の重ね取りが可能です。

国×都×区の併用シミュレーション

実際に墨田区民が組み合わせるとどうなるか、典型的な3パターンを比較しました。同じ500万円の工事費でも、組み合わせ方で手出し額が100万円以上変わることがあります。

ケース 工事内容(総額) 東京都 墨田区 受給合計の目安
A. 築40年木造の耐震+断熱改修 500万円 先進的窓リノベ60万円 既存住宅省エネ改修50万円 耐震改修190万円+断熱10万円 約310万円
B. 築20年戸建の太陽光+蓄電池+EV充電 350万円 給湯省エネ10万円 蓄電池120万円 太陽光20万円+充電7.5万円 約157万円
C. 高齢親と同居するためのバリアフリー化 80万円 子育てグリーン住宅支援30万円 高齢者自立支援20万円 約50万円

シミュレーションは制度の上限を満たした場合の概算で、実際の受給額は工事範囲・性能要件・所得区分により変動します。同一工事への二重受給は不可のため、見積段階で「どの工事をどの制度に充てるか」を施工会社と一緒に振り分けることが重要です。

申請の流れ — 工事着工前に動くのが鉄則

墨田区・東京都・国いずれも着工前申請が原則です。下記5ステップを目安に、工事の3〜4か月前から準備を始めるとスムーズです。

  1. 対象制度の絞り込み補助金診断ツールで工事内容に合う制度をピックアップ
  2. 耐震診断・現況調査 — 耐震改修助成を使う場合は区登録診断士による事前診断が必須
  3. 見積取得と申請プラン設計 — 国の登録事業者に依頼し、国・都・区の振り分けを設計
  4. 書類提出 — 区は環境保全課・防災まちづくり課・高齢者福祉課のいずれか、国・都はそれぞれの事務局へ
  5. 工事実施 → 完了報告 — 工事写真・領収書を添えて実績報告し、交付決定後に振込

よくある質問

Q1. 墨田区在住で2026年度に最も金額が大きく狙える制度は?

旧耐震基準の木造住宅にお住まいであれば、木造住宅耐震改修促進助成(最大190万円)が金額面では最大級です。条件を満たさない場合は、断熱改修+太陽光+蓄電池の組み合わせで都・国の制度を重ねるのが現実解です。

Q2. 工事を始めてからでも申請できますか?

原則として着工前申請が条件です。墨田区の地球温暖化防止設備導入助成は「着工の1か月前〜7営業日前」までに窓口提出が必要で、契約・着工後の遡り申請は受け付けられません。

Q3. 国・都・区の制度は併用できますか?

同一工事への二重受給は不可ですが、対象工事を分けて重ねることは可能です。たとえば窓改修は国(先進的窓リノベ)、外壁の断熱材は区(地球温暖化防止設備)、蓄電池は都(蓄電池導入促進)と振り分ければ、3階層の重ね取りが成立します。

Q4. 区の制度はマンション住戸でも使えますか?

地球温暖化防止設備導入助成は分譲マンションも対象で、戸建てより上限額が高い設備(断熱改修50万円、LED15万円など)もあります。賃貸マンションの場合は、家主が申請者となります。

Q5. 申請から振込までどのくらいかかりますか?

交付決定通知まで概ね1〜2か月、工事完了後の実績報告から振込まで1〜3か月が目安です。年度末(2〜3月)は申請集中で時間がかかるため、冬場の工事は前年秋までに動くのが安全です。

参考・出典


本記事は2026年4月時点の公開情報をもとに作成しています。各制度の予算枠・要件・申請受付期間は変更されることがあるため、申請前に必ず墨田区および各事務局の最新案内をご確認ください。記載内容は受給を保証するものではなく、要件を満たす場合に申請可能な制度の概要をまとめたものです。

━━ この記事の作成・監修 ━━

リフォーム補助金ナビ編集部

在籍資格者

ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)住宅ローンアドバイザー宅地建物取引士

国土交通省・各自治体の公式発表に基づき、補助金情報を毎日更新しています。
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