【4/17更新】TOTO 4/20受注再開を公式発表|LIXIL・Panasonicは納期未定継続
🔄 この記事は随時更新しています — 最終更新: 2026年4月17日。TOTO・LIXILの最新情報が入り次第、内容を更新します。
2026年4月13日、住宅設備大手のTOTOがシステムバス・ユニットバスの新規受注を当面の間見合わせると発表。さらにトイレ・ウォシュレットにも出荷上限が設定されました。LIXILも供給調整の可能性を示唆しており、リフォーム・新築業界全体に影響が広がっています。
この記事では、何が起きているのか・なぜ起きているのか・今何をすべきかを網羅的にまとめます。
各メーカーの対応状況(4月13日時点)
| メーカー | ユニットバス | トイレ | その他 | |
|---|---|---|---|---|
| TOTO | 4/20から段階的に受注再開(公式発表済み) | 出荷制限あり | 納期未定の商品あり。経産省の働きかけで再開 | |
| LIXIL | 受注可能・納期未定 | 発表なし | TOTO再開後も注文集中が続く見込み | 今後の状況次第 |
| Panasonic | バス全製品 納期未定(4/14〜) | トイレ全製品 納期未定(4/14〜) | 4/13以前の注文は予定通り出荷 | |
| タカラスタンダード | 納期・数量・価格に影響の可能性 | — | ホーロー素材だが一部製品で影響の可能性を発表(4/13) | |
| クリナップ | システムバスルーム新規受注停止(4/15〜) | — | 原材料調達困難。既注文も納期・仕様変更の可能性 | |
| ハウステック | 供給条件調整の可能性 | — | 全メーカーが何らかの制限を発表 |
なぜお風呂が作れないのか?(原因の連鎖)
ホルムズ海峡 → ナフサ不足 → 有機溶剤不足
ホルムズ海峡はペルシャ湾と外洋を結ぶ幅わずか33kmの海峡で、世界の原油輸送量の約2割が通過します。2026年4月、中東情勢の緊迫化によりこの海峡の通航が制限されました。
影響の連鎖:
- ホルムズ海峡の通航制限
- 原油・ナフサ(粗製ガソリン)の供給不足
- 有機溶剤の製造停滞
- ユニットバスの壁パネル接着剤・浴槽コーティング材が不足
- TOTO: 受注停止 / LIXIL: 供給調整の可能性
なぜTOTOとLIXILが同時に?
両社ともユニットバスの壁パネルや浴槽コーティングに石油化学由来の有機溶剤を使用しています。原料が同じため、同時に影響を受けました。
タカラスタンダードもホーロー素材で石油化学依存は低いものの、4月13日付で「事態の長期化によっては弊社商品の一部において納期・数量・価格等に影響が発生する可能性がございます」と正式に発表しました。現時点では受注停止ではありませんが、今後の状況次第で影響が出る可能性があります。
TOTO製品ごとの影響
ユニットバス(深刻)
- 全シリーズの新規受注を停止
- 再開時期は未定
💡 参考: TOTOのユニットバス・トイレ関連の売上は2025年3月期で約1,107億円(全売上7,245億円の約15%)。東日本大震災以来の異例の事態です。
- すでに発注済みの製品も納期が不透明
トイレ・ウォシュレット(要注意)
- 完全停止ではなく出荷数の上限設定
- 注文から納品までの期間が通常より長くなる可能性
- 数週間〜1ヶ月程度で状況改善の可能性あり
LIXILの状況
- LIXILは石油由来原材料の供給制限・コスト上昇に加え、アルミニウム等の素材、物流費・生産コストの増加も理由に挙げています。今後の情勢次第で以下の調整を行う可能性があります。
- 生産・出荷の調整や制限(原材料・資材不足による)
- 製品価格・部品価格・物流費の改定(コスト上昇分の転嫁)
対象製品や実施時期、改定幅などの詳細は未発表。確定次第あらためて案内するとのことです。
タカラスタンダードの発表(4月13日)
タカラスタンダードは2026年4月13日付で「中東情勢緊迫化に伴う弊社製品の供給への影響について」という文書を発表しました。
要点:
- 原油・ナフサ等の調達環境に影響が生じている
- 安定供給の維持に向け対策を実施中
- 事態の長期化によっては、一部商品の納期・数量・価格等に影響が発生する可能性がある
- 新しい情報は判明次第連絡
TOTOのような「受注停止」ではなく、LIXILと同様の「影響の可能性を示唆」する内容です。ただし、全メーカーが同時に影響を受ける事態となったことで、代替メーカーの選択肢がさらに狭まっています。
【速報】TOTO、4月20日からユニットバス受注を段階的に再開(4/16発表)
TOTOは公式に4月20日(月)からユニットバスの新規受注を段階的に再開すると発表しました(TOTO公式 第3信)。
再開の条件・注意点:
- 段階的な再開 — 全面再開ではなく、段階的に受注を拡大していく方針
- 納期は通常より遅れる可能性 — 通常の納期よりも遅らせる可能性がある
- 商品の限定 — 一部の商品に限定して受注を再開する可能性
- 在庫管理の見直し — システム上一括管理していた在庫をより細かく管理する
再開の背景:
経済産業省が原材料メーカーに供給継続の働きかけを行ったことが再開の決め手になりました(西日本新聞)。受注システムを改良し、在庫をより細かく管理することで注文を受けられるようにする方針です。
既存注文:
生産・出荷は継続しており、すでに納期回答している注文は予定通り出荷。
⚠️ 注意: 再開後も通常通りの受注状態に戻るわけではありません。部材が足りない商品は注文は受けるが「納期未定」のままとなります。納期遅延や商品限定の可能性があるため、早めに業者に相談し、受注枠を確保することが重要です。
💡 市場の反応: TOTOの受注再開発表を受けて、TOTO株は3日続伸(Bloomberg)。市場は段階的再開を好感しています。
既存注文(発注済み)への影響
4月13日より前に「納期確認済み」となった注文は、予定通り出荷される見込みです。すでに発注済みの方は施工業者に確認してください。新規注文のみが停止の対象です。
クリナップの発表(4月14日)— システムバスルーム受注停止
クリナップは2026年4月14日付で「中東情勢の緊迫化による弊社製品供給への影響について(第2報)」を発表しました。
発表の要点:
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | システムバスルーム全般 |
| 受注停止日 | 2026年4月15日(水)より |
| 再開時期 | 現時点では未定 |
| 既注文分 | 注文状況により納期・仕様の変更を依頼する可能性あり |
| 新規見積もり | 納期未定にて承る |
先般の第1報では供給継続に努めると発表していましたが、「いよいよ原材料の調達が困難となり」受注停止に至ったとのことです。
⚠️ これでTOTO・LIXIL(調整中)・クリナップの3社がシステムバスの受注に制限をかけた状態です。 残る主要メーカーで受注停止の発表がないのはPanasonicとハウステックのみとなりました。
Panasonicの発表(4月14日)— バス・トイレ全製品で即日納期回答を停止
パナソニック ハウジングソリューションズは4月14日、バス・トイレ関連の全製品について即日納期回答を停止しました。
対象製品(全シリーズ):
- バス: Lクラス、BEVAS、オフローラ、リフォムス、MR、MRJ等
- トイレ: アラウーノ全シリーズ(L150、S160、V)、手洗い、アクセサリー
影響:
- 4月13日までの注文 → 予定通り出荷
- 4月14日以降の注文 → 納期未定
- 原因: ナフサ由来原材料およびアルミニウムの調達不安定
Panasonicは「現時点では価格変更や受注中止の予定はない」としつつも「今後の受注量の状況によって、納期の回答ができなくなる可能性もある」と通知。TOTOの受注停止を受けてLIXILとPanasonicに通常の数倍の注文が殺到しており、両社とも受注はできるものの「納期は未定」と回答する状態です。
⚠️ これで国内主要バスメーカー全社(TOTO・LIXIL・クリナップ・Panasonic・タカラスタンダード)が何らかの制限を発表しました。 ハウステックも供給条件調整の可能性を発表しており、国内主要バスメーカー全社が何らかの制限を発表した異例の事態です。
リフォーム計画への影響
直接影響を受ける工事
| 工事 | 影響度 | 状況 |
|---|---|---|
| お風呂リフォーム | 大 | TOTO受注停止、LIXIL不透明 |
| トイレリフォーム(TOTO) | 中 | 出荷制限で納期遅延 |
| 洗面台リフォーム | 小〜中 | 一部素材に影響の可能性 |
影響を受けない工事(今がチャンス)
| 工事 | 影響度 | 理由 |
|---|---|---|
| 窓リフォーム(内窓) | なし | ガラス・樹脂が主原料 |
| 外壁塗装 | なし | 塗料は別の供給ルート |
| 太陽光発電 | なし | パネルはシリコン系 |
| 耐震リフォーム | なし | 金具・木材が主 |
| 給湯器交換 | 低 | 金属・電子部品が主 |
💡 ポイント: お風呂が止まっている間に、窓や外壁など影響のない工事を先に進めるのが賢い戦略です。補助金の予算は先着順なので、待っている間に予算がなくなるリスクを回避できます。
マンション工期への懸念
Bloombergの報道(4月15日)によると、ユニットバスの受注停止の相次ぎによりマンションの工期に懸念が広がっています。マンション建設ではユニットバスの設置が工程の中盤に組み込まれており、納品の遅延が全体の工期に連鎖的に影響する可能性があります。
お風呂が待てない今、先にやるべきリフォームは?
TOTO・LIXILの受注が不安定な今、お風呂以外のリフォームを先に進めて補助金を確保するのが賢い戦略です。
今すぐ取るべき5つの対策
1. 施工業者に最新状況を確認する
すでに見積もりを取っている方は、以下を確認してください。
- 発注済みの製品の納期はどうなるか
- 代替メーカーへの変更は可能か
- 価格への影響はあるか
2. 代替メーカーを検討する
| 重視するポイント | おすすめメーカー | 価格帯 |
|---|---|---|
| デザイン・先進機能 | Panasonic | 70〜200万円 |
| 掃除のしやすさ・耐久性 | タカラスタンダード | 50〜150万円 |
| 保温性・清潔感 | クリナップ | 60〜170万円 |
| コスパ最優先 | ハウステック | 40〜120万円 |
3. お風呂以外のリフォームを先に進める
補助金の予算は先着順です。以下を先に進めることで補助金を確保できます。
- 窓の断熱リフォーム: 先進的窓リノベ事業で最大200万円
- 給湯器の交換: エコキュートで最大20万円の補助
- 外壁塗装: 自治体の補助金が使えるケースあり
4. 補助金の申請は止めない
メーカーの供給問題と補助金の申請は別の話です。申請だけ先に進め、製品が入荷したらすぐ着工できる状態にしておきましょう。
5. パニック買いしない
供給不足のときに慌てて高値で契約すると損をします。緊急性がなければ2〜3ヶ月待つ判断も重要です。
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よくある質問
Q. TOTOのユニットバスはいつ再開する?
現時点で再開の目途は立っていません。中東情勢の展開次第です。当サイトで最新情報を随時更新します。
Q. すでに契約済みのリフォームはどうなる?
施工業者に確認してください。発注済みの製品は在庫から出荷される可能性がありますが、納期は不透明です。代替メーカーへの変更も選択肢です。
Q. 代替メーカーも今後止まる可能性はある?
Panasonic、クリナップも石油化学素材を使う部分があるため、中東情勢が長期化すれば影響を受ける可能性はゼロではありません。ただし、タカラスタンダードはホーロー素材で石油化学依存が低いため、最も影響を受けにくいメーカーです。
Q. リフォーム費用は値上がりする?
お風呂リフォームは代替メーカーに需要が集中するため、一時的な値上がりの可能性があります。窓・外壁・太陽光など影響を受けない工事は現時点で値上がりの兆候はありません。
Q. 新築でTOTOのお風呂を指定していたが、どうすれば?
ハウスメーカー・工務店に即確認してください。代替メーカーへの変更か、お風呂の設置を後工程にずらして引き渡し後にリフォームとして施工する方法があります。
最新情報の確認先
- TOTO公式サイト
- LIXIL公式サイト
- 住宅省エネ2026キャンペーン(補助金の予算状況)
まとめ
TOTOのユニットバス受注停止は深刻ですが、パニックになる必要はありません。
- すでに契約済みの方: 業者に納期を確認。代替メーカーも検討
- 検討中の方: お風呂以外のリフォームを先に進めて補助金を確保
- 新築計画中の方: ハウスメーカーに即確認。代替メーカーへの変更を検討
- 全員: パニック買いせず、最新情報をチェック
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参考・出典
━━ この記事の作成・監修 ━━
リフォーム補助金ナビ編集部
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