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【東京都新宿区2026年版】お風呂リフォーム補助金|制度一覧と申請方法

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【東京都新宿区2026年版】お風呂リフォーム補助金|制度一覧と申請方法

情報が揃いました。それでは記事を執筆します。

30秒で要点|新宿区のお風呂リフォーム補助金

「新宿区でお風呂をリフォームしたいけれど、どこからどんな補助金がもらえるのか分からない」——そんな方のために、まず結論を3行でまとめます。

  • 新宿区独自では、省エネルギー機器等補助制度(高効率給湯器・断熱窓など)と、介護保険による住宅改修費支給(上限20万円)が中心の支援になります
  • 東京都の既存住宅における省エネ改修促進事業では、高断熱浴槽が単価9.5万円/戸で対象になる見込みです(受付は令和8年5月末から再開予定)
  • 国の住宅省エネ2026キャンペーン(みらいエコ住宅・先進的窓リノベ・給湯省エネの3事業)と組み合わせると、最大で総額100万円超の支援を受けられる場合があります

新宿区はマンションが多く、戸建てとは使える制度が異なるケースもあります。本記事では、2026年度(令和8年度)の最新情報をもとに、新宿区民が押さえるべき制度と、組み合わせ方を整理します。

正確な金額や採択は申請時点の状況によって変動するため、最終判断はリフォーム業者と自治体窓口に確認することをおすすめします。まずは補助金診断で、ご自身のリフォーム内容に合う制度を3分でチェックしてみてください。

新宿区独自の補助金制度

① 令和8年度 新宿区省エネルギー及び創エネルギー機器等補助制度

新宿区が実施する代表的な補助制度で、お風呂周りでは「高効率給湯器(エコキュート)」と、浴室と隣接する脱衣所・洗面所などの「断熱窓改修」が補助対象として活用できると考えられます。

主な補助額(個人住宅向け/2026年度)

対象機器・工事 補助額
CO2冷媒ヒートポンプ給湯器(エコキュート) 定額10万円
家庭用燃料電池(エネファーム) 定額10万円
断熱窓(脱衣所・浴室など) 施工費の25%(上限10万円)
太陽光発電システム 1kWあたり10万円(上限30万円)
蓄電池システム 1kWhあたり1万円(上限10万円)
高反射率塗装 1㎡あたり2,000円(上限20万円)

申請受付期間(4期制)

  • 第1期:2026年5月25日〜7月31日
  • 第2期:2026年8月17日〜10月16日
  • 第3期:2026年11月2日〜12月25日
  • 第4期:2027年1月12日〜3月12日

💡 ポイント:浴室の給湯器交換と、脱衣所の窓を内窓(インナーサッシ)にする工事を同じタイミングで行うと、新宿区の補助だけで合計20万円規模の助成を受けられる可能性があります。なお、エアコンは新宿区ではなく東京都の「東京ゼロエミポイント」事業の対象になっている点も覚えておきましょう。

② 介護保険による住宅改修費の支給

要介護・要支援認定を受けた方が在宅で安全に入浴できるようにするための工事は、介護保険の住宅改修費として上限20万円まで支給対象になります。利用者負担は所得に応じて1割〜3割です。

浴室で対象になりやすい工事

  • 浴室・脱衣所の手すり取付け
  • 浴室入口の段差解消(バリアフリー化)
  • 滑りにくい床材への変更
  • 浴室扉の引き戸・折れ戸への交換
  • 上記に付帯する給排水設備工事

「浴槽そのものの交換」は単独では対象外ですが、段差解消や手すり設置の付帯工事として認められるケースもあります。事前にケアマネジャーへの相談と「住宅改修が必要な理由書」の作成が必須なので、必ず着工前に申請してください。

③ 自立支援住宅改修(介護保険「非該当」の方向け)

65歳以上で介護保険の要介護認定が「非該当」となった方でも、日常生活動作に不安があれば最大20万円の助成が受けられる新宿区独自の制度です。手すり・段差解消・床材変更・扉交換などが対象で、利用者負担は介護保険と同じく1〜3割になります。

問い合わせ先:新宿区介護保険課給付係(03-5273-4176)

なお、新宿区独自の浴室リフォーム専用補助金(浴室全面改修に対する直接補助など)については、年度や予算枠によって新設・終了が変わります。最新情報は新宿区の公式ページや窓口に確認することをおすすめします。

東京都の補助金制度

既存住宅における省エネ改修促進事業(クール・ネット東京)

新宿区民が金額面でのインパクトが最も大きいのは、東京都の「既存住宅における省エネ改修促進事業」です。クール・ネット東京(東京都環境公社)が運営しており、戸建てだけでなく分譲・賃貸マンションでも、所有者・居住者の同意があれば申請できます。

2026年度の主な補助対象と補助額(イメージ)

工事区分 補助内容
高断熱窓(内窓・外窓・ガラス交換) 経費の3/5など(性能区分により単価制)
高断熱ドア(玄関・勝手口) 経費の3/5など
断熱材(床・壁・天井) 経費の3/5など
高断熱浴槽 単価9.5万円/戸(一律)
一戸あたりの上限 最大325万円

新宿区のように築年数が経過したマンションが多いエリアでは、浴室を断熱性能の高いユニットバスに入れ替える際、「高断熱浴槽」単独でも9.5万円の助成が見込める点が大きな魅力です。窓改修と組み合わせれば一戸あたりの補助額は数十万円〜100万円規模になることもあります。

注意点

  • 受付は2026年5月末から再開予定(時期は変更される場合あり)
  • 工事着工前に交付申請が必要
  • 申請には登録事業者による施工が条件になる場合があるため、見積もり段階で「東京都補助金を申請したい」と業者に伝えることが重要です

国の補助金制度(住宅省エネ2026キャンペーン)

国は経済産業省・国土交通省・環境省の3省連携で、住宅省エネ2026キャンペーンを展開しています。お風呂リフォームに関係するのは主に以下の3事業です。

① みらいエコ住宅2026事業

旧「子育てグリーン住宅支援事業」の後継にあたる制度で、断熱改修+設備更新を組み合わせて行うリフォームが対象です。2026年度からは平成11年基準を満たさない住宅(平成10年以前築相当)に対象が限定され、加えて開口部(窓・ドア)の断熱改修を含むことが必須要件として加わりました。

お風呂関連の主な補助額

対象工事 補助額(目安)
高断熱浴槽 32,000円/戸
節湯水栓 5,000円/個
浴室乾燥機(高効率タイプ) 23,000円/戸
蓄電池等の追加 別途加算
一戸あたりの上限 最大100万円(築年数・性能による)

築年数が古い住宅ほど補助上限が高くなる仕組みで、平成3年以前築の住宅で大規模断熱を行うと最大100万円まで引き上げられる枠があります。

② 先進的窓リノベ2026事業

浴室・脱衣所の寒さ対策で最も効果が大きいのが窓の断熱改修です。本事業では既存住宅の窓・ドアを高性能なものに改修する費用が対象で、一戸あたり最大100万円の補助が交付されます。

浴室の窓は面積こそ小さいものの、内窓(インナーサッシ)の設置で1〜数万円程度の補助が見込めます。脱衣所・洗面所の窓と同時改修するとヒートショック対策効果が高まり、補助額もまとまります。

③ 給湯省エネ2026事業

お風呂のお湯を沸かす給湯器の交換は、金額面で最も支援が手厚い領域です。

機器区分 基本補助額 性能加算
エコキュート(CO2冷媒HP給湯機) 7万円/台 +最大10万円/台
ハイブリッド給湯機 10万円/台 +最大12万円/台
エネファーム(家庭用燃料電池) 17万円/台
蓄熱暖房機・電気温水器の撤去同時施工 +2〜4万円/台

性能要件を満たすエコキュートを選ぶだけで、国だけで17万円・新宿区から10万円の合計27万円の支援を受けられる可能性があります。

国×都×新宿区の併用シミュレーション

新宿区在住の方が、マンションの浴室・給湯器・脱衣所窓をまとめてリフォームするケースを想定してシミュレーションしてみます(金額はあくまで2026年度の制度概要に基づく試算です)。

モデルケース:築30年マンション・3点リフォーム

工事内容:

  • 浴室をユニットバス(高断熱浴槽)へ全面交換
  • エコキュート(性能加算対象機種)に交換
  • 脱衣所・浴室の窓に内窓を設置

補助金の組み合わせイメージ

制度 対象工事 補助額(目安)
国・給湯省エネ2026 エコキュート(性能加算あり) 約17万円
国・先進的窓リノベ2026 脱衣所・浴室の内窓 約4〜8万円
国・みらいエコ住宅2026 高断熱浴槽+節湯水栓 約3.7万円
東京都・既存住宅省エネ改修 高断熱浴槽 9.5万円
新宿区・省エネ機器等補助 エコキュート 10万円
合計(目安) 約44〜48万円

ただし、補助金は同じ工事に同じ財源を二重で使うことはできません。たとえば「国のみらいエコ住宅で補助を受けた高断熱浴槽」と「東京都の高断熱浴槽補助」は、同一機器に対しては併用できないのが原則です。一方で「国は給湯器、都は浴槽、区は別の窓」のように対象工事を分けて申請すれば併用が可能になるケースが多くあります。

💡 併用のコツ:「どの工事をどの制度に当てるか」をリフォーム会社が事前にパズルのように設計してくれるかどうかで、最終的な手取り補助額が大きく変わります。見積もり依頼の段階で、補助金活用の経験が豊富な業者を選ぶことが重要です。

申請の流れ(5ステップ)

新宿区でお風呂リフォーム補助金を申請する一般的な流れです。

[1] 情報収集・診断
     ↓
[2] 業者選定・見積もり取得
     ↓
[3] 交付申請(着工前に必須)
     ↓
[4] 工事実施
     ↓
[5] 実績報告・補助金受領
  1. 情報収集・診断:自分の住宅で使える制度を整理します。補助金診断を活用すると、診断結果から候補制度を絞り込めます
  2. 業者選定・見積もり取得:登録事業者制度がある補助金(先進的窓リノベ・給湯省エネ・東京都など)は、登録業者でないと申請できません。複数社から見積もりを取り、補助金活用の実績を必ず確認してください
  3. 交付申請:原則すべての制度で着工前申請が必要です。先に工事を始めると対象外になるので注意してください
  4. 工事実施:交付決定通知を受け取ってから着工します。施工写真(着工前・施工中・完成)の記録が必須です
  5. 実績報告・補助金受領:完了後に実績報告書・領収書・写真などを提出し、審査を経て指定口座に振込まれます

よくある質問(FAQ)

Q1. 新宿区民でもマンション住まいだと補助金は使えませんか?

いいえ、マンションでも多くの制度が利用できます。新宿区の省エネ機器等補助は集合住宅の専有部・共用部いずれも対象、東京都の既存住宅省エネ改修事業も区分所有マンションが対象です。ただし、共用部の窓改修などは管理組合の承認が必要になるため、計画段階で管理組合への相談を始めることをおすすめします。

Q2. お風呂のリフォームだけで100万円の補助金は本当にもらえますか?

工事内容と住宅の築年数によります。お風呂単体だけで100万円の補助に届くことは少なく、「窓+給湯器+断熱材+浴槽」を組み合わせ、築年数が古い住宅で実施した場合に総額100万円規模に届くことがあります。詳細はお風呂リフォーム補助金まとめで工事別の組み合わせ事例を解説しています。

Q3. 工事を始めてから補助金を申請しても間に合いますか?

原則として、着工後の申請は受け付けられません。すべての主要制度が「交付決定後の着工」を要件にしています。契約前にリフォーム業者と申請スケジュールを必ずすり合わせてください。

Q4. 介護保険の住宅改修と省エネ補助は同時に使えますか?

対象工事が異なれば併用できる可能性が高いです。例えば「介護保険で手すり設置と段差解消、東京都補助で高断熱浴槽、国補助でエコキュート」というように、一つの工事に対して一つの補助金が原則です。同じ工事を二重申請することはできません。

Q5. 賃貸住宅でも申請できますか?

居住者本人が申請できる制度(給湯省エネなど)と、所有者の同意・申請が必要な制度(窓改修・浴槽改修など)があります。賃貸の場合はオーナーや管理会社に事前相談し、誰が申請主体になるかを整理してから動くとスムーズです。

Q6. 補助金はいつ振り込まれますか?

実績報告から数週間〜数か月かかるのが一般的です。工事代金は一度全額立て替える必要がある点に留意してください。資金繰りが厳しい場合は、リフォーム会社が補助金分を後日相殺してくれる「補助金代理受領」に対応しているか確認するとよいでしょう。

まとめ

新宿区でお風呂リフォームを検討する際は、新宿区・東京都・国の3層構造で補助金を組み立てるのが基本戦略になります。お風呂単体ではなく、給湯器・窓・浴槽・脱衣所の断熱まで広く工事範囲を考えることで、補助金の総額が大きく変わります。

「自分のケースで具体的にいくら戻ってくるのか」を知りたい方は、まず補助金診断で簡易チェックを行い、より詳しい工事別の解説はお風呂リフォーム補助金まとめをご覧ください。

なお、本記事の情報は執筆時点の制度概要に基づくもので、最終的な対象要件や補助金額は申請時点の制度内容により変動する場合があります。詳細はお住まいの自治体や各制度の窓口でご確認ください。

参考・出典

━━ この記事の作成・監修 ━━

リフォーム補助金ナビ編集部

在籍資格者

ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)住宅ローンアドバイザー宅地建物取引士

国土交通省・各自治体の公式発表に基づき、補助金情報を毎日更新しています。
掲載情報に誤りを発見された場合はお問い合わせよりご連絡ください。

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