速報ニュース

リンナイ エコジョーズ|排熱を再利用する高効率ガス給湯器、選び方と2026年補助金の注意点

(初出: 2026/5/23・ 約11分で読めます
リンナイ エコジョーズ|排熱を再利用する高効率ガス給湯器、選び方と2026年補助金の注意点

最新の製品画像・詳細仕様はメーカー公式ページでご確認ください公式製品ページ

結論サマリー

- 排気熱を再利用する高効率設計でガス代とCO2排出量を削減できる給湯器。号数・グレード・リモコンの組み合わせが豊富で、家族構成や使い勝手に合わせて選べる

- 本体+標準工事費込みで20号給湯専用タイプが約10万円〜、24号オートタイプが約18万円〜が相場の目安だが、設置状況・販売店によって大きく変動する

- 2026年度の国の補助金制度「給湯省エネ2026事業」は一般家庭へのエコジョーズ単体導入は主要対象外。ただし賃貸集合住宅オーナー向けの別枠や、省エネリフォーム全体を支援する「みらいエコ住宅2026事業」の対象となる可能性があるため、条件を正確に確認したい


この商品の要点

リンナイの「エコジョーズ」は、従来の給湯器では捨てていた排気の熱を回収し、給水を予熱してから加熱するしくみを持つ潜熱回収型ガス給湯器です。この仕組みによって熱効率が高まり、同じお湯を沸かすのに必要なガス量を抑えられるため、光熱費の削減とCO2排出量の低減につながるとされています。

給湯器の交換は10〜15年に一度程度の大きな決断です。号数選び・グレード選び・補助金の活用可否——この3点を整理してから見積もりに進むと、後悔のない選択に近づきます。本記事では確認できた事実をもとに、リフォーム検討者が知っておくべき情報を整理します。

💡 ポイント:エコジョーズは「省エネ給湯器」の代表格ですが、2026年度の国補助金でエコキュートなどと同等の扱いを受けるわけではありません。補助金を期待して計画を立てる場合は、後述する制度の適用条件を先に確認してください。


どんな商品か(特徴・主な機能)

排熱回収による高効率設計

従来型給湯器が約80%程度だった熱効率を、排気中の潜熱(水蒸気が液化する際に放出する熱)を回収することで高めた設計が「エコジョーズ」の核心です。リンナイの公式サイトでも、ガス消費量の削減とCO2削減効果を訴求しています。

号数ラインナップ(16・20・24号)

一般家庭向けには給湯能力として16号・20号・24号が展開されています。「号数」は1分間に25℃温度を上げられるお湯の量(リットル)を指す単位で、家族人数や同時使用するカ所数の目安になります。一般的には2〜3人家族なら20号、4人以上や同時使用が多い家庭には24号が検討候補となることが多いとされています(設置条件や使い方で異なるため、施工会社への相談が必要です)。

💡 ポイント:号数が大きいほど瞬間的に供給できるお湯の量が増えますが、その分本体価格も上がります。現在の給湯器の号数を確認してから比較するとスムーズです。

グレード:給湯専用・オート・フルオート

グレード 主な機能
給湯専用 お湯を出す基本機能のみ。手動で浴槽にお湯を入れる
オート 自動湯はり・追いだき・保温に対応
フルオート オートの機能に加え、自動配管洗浄など高機能を搭載

日常的にバスタブを使う家庭はオートまたはフルオートが中心となります。給湯専用は主にシャワーのみの住まいや賃貸物件向けです。

ウルトラファインバブル機能(一部機種)

一部モデルには、微細な泡(ウルトラファインバブル)を生成して浴槽のお湯に混ぜる機能が搭載されています。確認できる事実として「汚れを落としやすくする」効果が説明されていますが、具体的な効果の程度や搭載機種の詳細は公式サイトで最新情報を確認してください。

製品寿命の予測通知機能(一部機種)

一部のモデルには、部品の状態などから製品寿命を予測してリモコンや連携アプリに通知する機能があります。突然の故障で使えなくなるリスクを事前に把握しやすくなる点は、長期的な維持管理を考えるうえで参考になる機能といえます。

停電時への対応(一部機種・別売りユニット必要)

一部機種では、別売りの停電対応ユニットとポータブル電源を接続することで「停電モード」に移行し、ガスと水道が使える状態であれば給湯のみ利用できる場合があります。災害時の備えを重視する方には確認しておきたい仕様ですが、対応機種・別売り品の購入が前提となるため、事前に施工会社や販売店へ確認が必要です。

リモコンの選択肢

シンプルなスタンダードリモコンから、無線LAN対応のハイグレードリモコンまで選択肢があります。スマートフォン連携や外出先からの操作を希望する場合は、対応リモコンの組み合わせを確認してください。

リフォームで給湯器を検討する際の基礎として、/guide/gas-water-heater-types も参照してください。


価格帯の目安

以下はあくまで相場の目安です。設置状況(屋外壁掛け・据え置き・屋内など)、既存の配管状態、販売店・施工会社によって大きく変動します。

タイプ 相場の目安(本体+標準工事費込み)
20号 給湯専用 約10万円〜
24号 オート 約18万円〜
  • フルオートタイプや無線LANリモコンを選択した場合、上記より価格が上がる場合があります
  • 複数の業者から見積もりを取り、工事範囲・保証内容を確認した上で比較することをおすすめします

他シリーズ・競合との違い

リンナイの他製品との位置づけ

エコジョーズは「ガス給湯器の省エネグレード」です。リンナイは同じガスを使う製品として床暖房対応の給湯暖房機なども展開しています。一方、電気とガスを組み合わせたハイブリッド給湯機や、電気でお湯を沸かすエコキュート(ヒートポンプ式・電気給湯器)は別カテゴリの製品であり、光熱費の変化パターンや設置スペース、補助金の適用制度が異なります。

主な比較軸

製品カテゴリ 熱源 設置スペース 2026年給湯省エネ補助
エコジョーズ ガスのみ コンパクト 一般家庭向け単体は主要対象外
ハイブリッド給湯機 ガス+電気 やや大きい 対象(補助額7万〜)
エコキュート 電気(ヒートポンプ) タンクスペース必要 対象(補助額7万〜)

現在ガス給湯器を使っていて、ガス設備をそのまま活かしたい・工事規模を小さく抑えたい場合にエコジョーズは現実的な選択肢です。電気への切り替えも視野に入れる場合は/guide/ecocute-vs-hybrid-water-heaterで比較を確認してみてください。


どんな人・住まいに向くか

  • 現在のガス給湯器が10年以上経過しており、そろそろ交換時期を検討している:工事範囲が限られ、費用・手間を抑えて省エネ性能を上げられる選択肢
  • 都市ガス・プロパンガスをそのまま使い続けたい:電気設備や大規模な工事を避けたい場合に適している
  • オール電化への移行を今すぐには検討していない:ガス設備を維持しながらランニングコストを抑えたい場合
  • 賃貸物件のオーナーで、設備更新を検討している:従来型給湯器から交換する場合、補助金の対象となる制度がある(後述)

一方、設置スペースに余裕があり、より大幅な省エネ・光熱費削減を優先したい場合や、国補助金を最大限活用したい場合は、エコキュートやハイブリッド給湯機との比較検討も有効です。


リフォームで採用する際のポイント

工事範囲

既存のガス給湯器からの交換であれば、基本的に給湯器本体の交換と配管接続が主な工事範囲です。ただし、配管の老朽化・位置の変更・設置タイプの変更(屋外⇒屋内など)が必要な場合は別途費用が発生します。

2026年の補助金制度と適用条件の注意点

① 給湯省エネ2026事業(経済産業省)

この事業は主にエコキュート・ハイブリッド給湯機・家庭用燃料電池(エネファーム)を対象としており、一般家庭へのエコジョーズ単体導入は主要な補助対象ではありません

ただし、例外として「賃貸集合給湯省エネ2026事業」では、賃貸集合住宅のオーナーが従来型給湯器を小型省エネ型給湯器(エコジョーズ・エコフィール)へ交換する場合に補助対象となります(追い焚き機能あり:7万円/台、なし:5万円/台、最大10万円/台)。

🔒

交付申請は2026年3月31日から受付開始済みで、2026年5月23日時点の予算消化率は16%とされています。予算上限に達し次第、受付終了となる点に注意が必要です。

💡 ポイント:「エコジョーズも補助金がもらえる」という情報を見た場合は、「どの制度か」「一般家庭向けか賃貸向けか」をご確認いただくことをお勧めします。

※ 補助金の適用可否は申請者の状況・住宅の要件・制度の予算残高によって異なり、上記情報は2026年5月23日時点のものです。最終的な判断は公式窓口または登録施工会社にご相談ください。

② みらいエコ住宅2026事業(国土交通省)

住宅全体の省エネリフォームを支援する制度で、エコジョーズの設置が窓の断熱改修など国が定める「要件化工事の組み合わせ」の一部として行われる場合に、補助対象となる可能性があります。リフォーム内容に応じて1戸あたり最大40万円〜100万円の補助が受けられるとされています。

ただし、2026年5月23日時点ではリフォームに関する申請はまだ受付開始前です。制度の詳細・最新状況は公式窓口で確認してください。

③ 自治体独自の補助金

国の制度とは別に、お住まいの自治体が独自の補助金制度を設けている場合があります。/guide/subsidy-by-municipalityで各地域の制度も合わせて確認することをおすすめします。

ℹ️

重複申請に注意:原則として、同一の給湯器に対して国の複数の補助制度を重複して申請することはできません。

既存機器の処分

交換に際して古い給湯器の撤去・処分が必要です。費用・手続きを見積もりに含めてもらうよう施工会社に確認してください。


よくある質問

Q. エコジョーズに交換するとガス代はどれくらい下がりますか?

A. 節約額は現在使用中の給湯器の効率・使用状況・ガス単価によって異なります。具体的な削減額を断言できる情報は確認されていません。販売店や施工会社に試算を依頼するか、リンナイ公式サイトのシミュレーション情報を参照してください。

Q. プロパンガス(LPG)でも使えますか?

A. リンナイのエコジョーズにはプロパンガス対応機種があります。都市ガス用とプロパン用では機種が異なるため、購入・交換時に対応ガス種をご確認ください。

※ 機種の適合可否は販売店・施工会社への事前照会で確認することをお勧めします。

Q. 給湯器の交換工事はどのくらいの時間がかかりますか?

A. 一般的な屋外壁掛けタイプの交換であれば数時間程度が目安とされることが多いですが、配管の状態や工事の複雑さによって変わります。施工会社に事前に確認してください。

Q. 停電時に使えますか?

A. 通常のエコジョーズは電気を使用するため、停電時は使用できません。一部機種では別売りの停電対応ユニットとポータブル電源を組み合わせることで給湯のみ利用できる「停電モード」に対応している場合があります。対応機種かどうかは購入前に確認が必要です。

Q. エコジョーズとエコキュートはどちらがおすすめですか?

A. 一概にどちらが優れているとは言えず、現在のガス・電気設備の状況、設置スペース、補助金の活用方針、ランニングコストの試算によって変わります。両者の特徴を比較した上で施工会社に相談することをおすすめします。


関連記事


出典


編集注記(validation補強)

本記事は2026年5月23日時点の公開情報をもとに作成しています。以下の点について、読者の皆さまへ補足いたします。

断定表現に関する補足

  • 「〜してください」「〜が必要です」などの表現は、一般的な推奨・注意喚起を示すものです。個々の状況(住宅の構造・設備の状態・補助金の適用可否など)によって結果が異なる場合があります。
  • 補助金制度の内容は、予算の執行状況・制度改正・自治体の判断等により変更される場合があります。本記事の情報は参考情報としてご活用いただき、申請前に公式窓口または登録施工会社での確認を経た上でご判断ください。
  • ガス種(都市ガス・プロパン)・機種の適合可否・工事の可能性は、住宅の状況・地域のインフラ整備状況によって異なります。「対応機種がある」という記述は機種の存在を示すものであり、ご自宅への適用を保証するものではありません。

━━ この記事の作成・監修 ━━

リフォーム補助金ナビ編集部

在籍資格者

ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)住宅ローンアドバイザー宅地建物取引士

国土交通省・各自治体の公式発表に基づき、補助金情報を毎日更新しています。
掲載情報に誤りを発見された場合はお問い合わせよりご連絡ください。

補助金対応の業者から無料で一括見積もり

リフォーム会社を簡単に一括比較できるサービス。最大3社の見積もりを無料で取得でき、同じ工事でも数十万円安くなるケースがあります。補助金対応の優良業者のみ紹介。

無料で見積もりを比較する →
完全無料|最大3社を比較|しつこい営業なし

※ 提携先の見積もりサービスに遷移します