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リフォームローンとは?金利・審査・選び方を初心者向けに解説

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FP2級・宅建士 在籍|リフォーム補助金ナビ編集部 監修
リフォームローンとは?金利・審査・選び方を初心者向けに解説

リフォームを考え始めたとき、多くの方がぶつかるのが「費用をどうするか」という壁です。キッチンの入れ替えで100万円、外壁塗装で150万円、水回り全体なら300万円以上——まとまったお金を一度に用意するのは簡単ではありません。

そんなときに頼りになるのがリフォームローンです。住宅ローンほど手続きが重くなく、担保なしで借りられるものが多いため、「まずはここから検討する」という方が増えています。

この記事では、リフォームローンの仕組みから金利・審査・選び方、さらに補助金との賢い併用法まで、初めての方にもわかるように丁寧に解説します。


リフォームローンとは?住宅ローンとの違い

リフォームローンとは、住宅のリフォーム工事費用を借り入れるための専用ローンです。新築購入時に使う住宅ローンとは別の商品で、工事内容に関わらず幅広く利用できます

まずは住宅ローンとの違いを整理しましょう。

項目 リフォームローン 住宅ローン
金利(年率) 2〜5%程度 0.3〜1.5%程度
担保 原則不要 物件を担保にする
借入上限 500〜1,000万円程度 数千万円
審査期間 数日〜2週間 2〜4週間
返済期間 最長15〜20年 最長35年

住宅ローンのほうが金利は低いですが、自宅を担保に入れる必要があり、審査にも時間がかかります。一方、リフォームローンは担保不要・審査が早い・少額から借りられるのが強みです。

💡 ポイント: 500万円以下の工事であれば、手続きが簡単なリフォームローンが使いやすいケースが多いです。逆に1,000万円を超える大規模リフォームでは、金利の低い住宅ローン(リフォーム一体型)を検討する価値があります。

有担保型と無担保型の違い

リフォームローンには「無担保型」と「有担保型」の2種類があります。

  • 無担保型: 担保不要で手続きが簡単。借入上限は500〜1,000万円程度。大半のリフォームローンはこちら
  • 有担保型: 自宅を担保にすることで、金利が低くなり借入額も増やせる。1,000万円以上の大規模工事向け

一般的なキッチン・浴室・トイレなどの水回りリフォームや、外壁塗装・屋根修繕であれば、無担保型で十分対応できます。


金利タイプの選び方——固定と変動、どっちがいい?

リフォームローンの金利には「固定金利型」と「変動金利型」の2種類があります。どちらを選ぶかで、毎月の返済額や総支払額が変わります。

固定金利型の特徴

  • 借入時に金利が決まり、返済額がずっと一定
  • 金利は変動型より高め(年3〜5%程度)
  • 「毎月いくら返すか」が最初にわかるので家計管理がしやすい

たとえば200万円を固定金利3.5%・10年返済で借りた場合、月々の返済額は約19,800円。完済まで金額は変わりません。

変動金利型の特徴

  • 当初の金利が低い(年1.5〜3%程度)
  • 半年ごとに金利が見直される
  • 金利が上がれば返済額が増えるリスクがある

200万円を変動金利2.0%・10年返済で借りた場合、月々の返済額は約18,400円からスタート。ただし将来の金利上昇で増える可能性があります。

💡 ポイント: 5年以内に完済できる見込みがあるなら変動金利型、返済が長期になりそうなら固定金利型が安心です。迷ったら固定金利型を選んでおけば、金利上昇リスクを避けられます。


審査で見られるポイントと通過のコツ

リフォームローンの審査は住宅ローンほど厳しくありませんが、いくつかのチェックポイントがあります。事前に把握しておくことで、スムーズに申し込めます。

審査で重視される4つの項目

  1. 年収と返済負担率: 年間返済額が年収の30〜35%以内が目安。年収400万円なら年間返済額120万円(月10万円)まで
  2. 勤続年数: 1年以上が基本ライン。2年以上あるとより安心
  3. 他の借入状況: カードローン、カーローン、スマホの分割払いなども含めた「総借入額」で判断される
  4. 年齢: 申込時20〜70歳、完済時80歳以内が一般的な条件

審査に通りやすくするための準備

  • 他の借入を事前に完済する: クレジットカードのリボ払いやカードローンの残債があれば、可能な範囲で返済しておく
  • 頭金を用意する: 工事費用の1〜2割でも頭金を入れると、借入額が減り審査が通りやすくなる
  • 申込先を複数検討する: 銀行・信用金庫・ネット銀行で審査基準が異なるため、1社で落ちても別の金融機関で通ることがある

💡 ポイント: スマホの分割払いも「借入」としてカウントされます。審査前に自分の借入状況を整理しておきましょう。CICやJICCの信用情報は本人開示で確認できます(手数料500〜1,000円程度)。


失敗しないリフォームローンの選び方

金融機関によって金利・手数料・サービス内容が大きく異なります。「なんとなく取引先の銀行で」と決めてしまうと、数万円〜十数万円の差が出ることもあります。

比較すべき5つのポイント

比較項目 チェック内容
金利 同じ金利タイプでも金融機関で0.5〜1%以上の差がある
事務手数料 無料〜5万円程度。ネット銀行は無料が多い
保証料 金利に含まれる場合と別途かかる場合がある
繰上返済手数料 無料の金融機関を選ぶと、余裕があるとき早く返せる
団体信用生命保険(団信) 加入必須か任意か。保険料が金利に上乗せされるケースも

具体的な金利差のインパクト

200万円を10年返済で借りた場合の総支払額の違いを見てみましょう。

  • 金利2.0%の場合: 総返済額 約220万円(利息 約20万円)
  • 金利4.0%の場合: 総返済額 約243万円(利息 約43万円)

金利が2%違うだけで、利息の差は約23万円。比較検討する価値は十分あります。

💡 ポイント: 金融機関の比較は面倒に感じますが、最低3社は見積もりを取るのがおすすめです。ネット銀行は金利が低い傾向があるので、選択肢に入れてみてください。


補助金との併用でローン負担を大幅に減らす

リフォームローンを検討するなら、補助金を併用できないか必ず確認してください。補助金で自己負担を減らせれば、そもそもの借入額を抑えられます。

補助金併用の具体例

たとえば、300万円の断熱リフォームを行うケースで考えてみましょう。

補助金なしの場合:

  • 借入額300万円、金利3%、10年返済 → 月々約29,000円、総利息 約48万円

100万円の補助金が使えた場合:

  • 借入額200万円、金利3%、10年返済 → 月々約19,300円、総利息 約32万円

補助金100万円の活用で、月々の返済が約1万円減り、利息も約16万円節約できます。

2026年度に使える主な補助金制度

  • 子育てグリーン住宅支援事業: 省エネリフォームで最大60万円(子育て世帯は上乗せあり)
  • 先進的窓リノベ事業: 窓の断熱改修で最大200万円
  • 給湯省エネ事業: エコキュートなど高効率給湯器の導入で最大20万円
  • 各自治体の独自補助金: お住まいの市区町村によって数万〜数十万円の上乗せ制度がある場合も
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※上記は2026年4月時点の情報です。予算上限に達した場合、早期に受付終了となることがあります。

💡 ポイント: 補助金は「工事着工前の申請」が原則です。ローン契約や工事契約の前に、使える補助金があるか確認しましょう。補助金診断ツールなら、お住まいの地域と工事内容から対象の補助金をまとめて確認できます。


よくある質問

Q. リフォームローンは何歳まで借りられますか?

多くの金融機関では、申込時年齢20〜70歳、完済時年齢80歳以内が条件です。たとえば65歳で申し込む場合、返済期間は最長15年程度になります。年齢が高いほど借入期間が短くなり、月々の返済額は増える傾向があります。

Q. パートやアルバイトでもリフォームローンは借りられますか?

金融機関によっては、安定した収入があればパート・アルバイトの方でも申込可能な場合があります。ただし、借入上限が低くなる(100〜200万円程度)傾向があります。配偶者の収入を合算できる金融機関もあるので、相談してみてください。

Q. 仮審査と本審査の違いは何ですか?

ℹ️

仮審査(事前審査)は、氏名・年収・借入希望額などの基本情報と信用情報をもとにした簡易チェックです。最短即日〜数日で結果が出ます。本審査は、工事見積書・収入証明書・本人確認書類などを提出する正式な審査で、1〜2週間程度かかります。仮審査に通っても本審査で否決されるケースはあるため、仮審査の段階で工事契約を確定しないようご注意ください。

Q. リフォームローンと住宅ローンの借り換えは併用できますか?

はい、「リフォーム一体型住宅ローン」という商品があります。住宅ローンの借り換えとリフォーム費用をまとめて1本のローンにできるため、金利が住宅ローン水準(年0.5〜1.5%程度)に抑えられるメリットがあります。ただし、物件を担保にする必要があり、審査にも時間がかかります。借り換え+リフォームで1,000万円以上になる場合は検討の価値があります。

Q. 補助金とリフォームローンは同時に使えますか?

使えます。補助金は返済義務のない給付金であり、ローンとは別の制度です。補助金で自己負担額を減らし、残りをローンで賄うのが最も負担の少ない方法です。ただし、補助金の申請は原則として工事着工前に行う必要があるため、ローン契約と補助金申請のスケジュールを事前に確認しておきましょう。詳しくは補助金まとめをご覧ください。


まとめ——まずは補助金を確認してからローンを検討しよう

リフォームローンは、まとまった資金がなくてもリフォームを実現できる便利な手段です。ただし、金利や手数料で数十万円の差が出ることもあるため、複数の金融機関を比較することが大切です。

そして何より重要なのが、ローンを組む前に補助金を確認すること。補助金で自己負担を減らせれば、借入額そのものを抑えられ、利息の節約にもつながります。

お住まいの地域×工事内容から、使える補助金をまとめてご案内します。

【無料】リフォーム補助金診断はこちら

まだ具体的な工事内容が決まっていない方は、まず無料見積もりで概算費用を把握してから、補助金とローンの計画を立てるのがおすすめです。


※本記事の情報は2026年4月時点の公開情報に基づいています。金利・審査基準・補助金制度の内容は金融機関・自治体・時期によって変動する場合があります。最新の条件は各金融機関の公式サイト、または各制度の公式サイト・お住まいの自治体窓口にてご確認ください。

※本記事は特定の金融商品を推奨するものではありません。補助金の受給を保証するものでもありません。

━━ この記事の作成・監修 ━━

リフォーム補助金ナビ編集部

在籍資格者

ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)住宅ローンアドバイザー宅地建物取引士

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