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リフォームローンと住宅ローンの違い|どちらを選ぶべき?

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FP2級・宅建士 在籍|リフォーム補助金ナビ編集部 監修
リフォームローンと住宅ローンの違い|どちらを選ぶべき?

以下、リライト記事です。


「リフォームしたいけど、ローンってどれを選べばいいの?」——これは多くの方が最初にぶつかる悩みです。

実は、リフォームに使えるローンは大きく分けて「リフォームローン」と「住宅ローン」の2種類があります。名前は似ていますが、金利・担保・借入上限・手続きの手間がまったく違います。

選び方を間違えると、同じ金額を借りても総返済額が50万円以上変わることもあります。この記事では、両者の違いをわかりやすく比較し、あなたの状況に合った選び方を丁寧に解説します。

💡 ポイント: ローンを組む前に、まず補助金診断で使える補助金をチェックしましょう。補助金で自己負担を減らせれば、そもそも借りる金額を抑えられます。


リフォームローンと住宅ローンの違いを一覧で比較

まずは全体像をつかむために、主要な項目を表で比較します。

比較項目 リフォームローン 住宅ローン
金利(目安) 年2〜5%程度 年0.3〜1.5%程度
担保 原則不要 物件を担保に設定
保証人 原則不要 保証会社の利用が一般的
借入上限 500〜1,000万円程度 数千万円規模も可能
返済期間 最長15〜20年 最長35年
審査にかかる期間 数日〜2週間 2〜4週間
手続きの手軽さ ◎ 比較的シンプル △ 書類が多くやや複雑
住宅ローン控除 条件を満たせば適用可能 条件を満たせば適用可能

ひと言でまとめると、リフォームローンは「手軽だけど金利が高め」、住宅ローンは「手続きは大変だけど金利が低い」という関係です。

💡 ポイント: 「金利が低い=必ずお得」とは限りません。住宅ローンは登記費用や保証料などの諸費用がかかるため、借入額が小さいとリフォームローンのほうがトータルで安くなるケースもあります。


リフォームローンが向いている人——500万円以下の工事なら第一候補

リフォームローンは、担保なし・保証人なしで借りられる手軽さが最大のメリットです。以下のような方に向いています。

  • リフォーム費用が500万円以下
  • 担保の設定や登記手続きを避けたい
  • なるべく早く融資を受けたい(最短1週間程度)
  • 住宅ローンの残債がない、または少ない

具体的な利用シーン

たとえば、築20年の一戸建てでトイレと浴室をリフォームする場合。費用の目安は150〜300万円程度です。このくらいの金額であれば、リフォームローンで十分対応できます。

ネット銀行であれば来店不要で仮審査の申込ができ、最短即日〜数日で結果がわかるため、工事のスケジュールも立てやすいのが利点です。

手続きの流れ

  1. 仮審査の申込(ネットまたは店頭、最短即日〜数日)
  2. リフォーム見積書の提出(施工業者から取得)
  3. 本審査(1〜2週間程度)
  4. 契約・融資実行

💡 ポイント: 仮審査は複数の金融機関に同時申込できます。金利や条件を比較するために、2〜3社に出しておくのがおすすめです。仮審査だけなら信用情報への影響もほとんどありません。


住宅ローンが向いている人——500万円超の大規模工事や中古購入+リノベに

住宅ローンは金利の低さが圧倒的な強みです。以下のケースでは住宅ローンの活用を検討しましょう。

  • リフォーム費用が500万円を超える大規模工事(スケルトンリフォーム、増改築など)
  • 中古住宅の購入とリフォームを同時に行う
  • 住宅ローンの残債があり、借り換えでまとめたい
  • 20年以上の長期で月々の負担を抑えたい

住宅ローンでリフォーム費用を借りる3つの方法

住宅ローンでリフォーム費用をカバーする方法は、主に3パターンあります。

① リフォーム一体型住宅ローン

中古住宅の購入費用とリフォーム費用をまとめて1本のローンで借りる方法です。金利が低く、返済管理もシンプルになります。中古+リノベを検討中の方には最も有力な選択肢です。

② 借り換え上乗せ

現在の住宅ローンを別の金融機関で借り換える際に、リフォーム費用を上乗せする方法です。金利が下がるタイミングであれば、借り換えメリットとリフォーム資金の確保を同時に実現できます。

③ 追加融資

既存の住宅ローンを組んでいる金融機関に、追加でリフォーム費用の融資を申し込む方法です。取引実績がある分、審査がスムーズに進む場合があります。

💡 ポイント: 住宅ローンを利用する場合、抵当権の設定(登記)が必要です。登記費用として10〜30万円程度の諸費用がかかる点を忘れずに計算に入れましょう。


金利差でどれだけ変わる?シミュレーションで比較

「金利が違うと実際いくら差が出るの?」という疑問に、具体的な数字でお答えします。

ケース1:500万円を10年で返済する場合

ローン種別 金利 月々の返済額 総返済額 うち利息
リフォームローン 年3.0% 約48,300円 約579万円 約79万円
住宅ローン 年1.0% 約43,800円 約526万円 約26万円
差額 約4,500円/月 約53万円

月々の差は約4,500円ですが、10年間の合計では約53万円もの差になります。

ケース2:1,000万円を20年で返済する場合

ローン種別 金利 月々の返済額 総返済額 うち利息
リフォームローン 年3.5% 約58,000円 約1,392万円 約392万円
住宅ローン 年1.2% 約46,800円 約1,123万円 約123万円
差額 約11,200円/月 約269万円

金額が大きく返済期間が長くなるほど、住宅ローンの金利メリットは顕著になります。1,000万円・20年返済では約269万円の差。これはもう一部屋リフォームできる金額です。

💡 ポイント: 上記は元利均等返済・固定金利で試算した概算です。実際の金利や返済条件は金融機関ごとに異なりますので、無料見積もりで正確な金額を確認しましょう。


リフォームローンと住宅ローンの併用は可能?注意点を解説

「すでに住宅ローンを返済中だけど、リフォームもしたい」という方は、リフォームローンと住宅ローンの併用も選択肢になります。

併用自体は可能ですが、重要なのは返済負担率です。返済負担率とは、年収に占める年間返済額の割合のこと。一般的に30〜35%を超えると審査が厳しくなるとされています。

返済負担率の計算例

年収500万円の方が、住宅ローンの年間返済額120万円を支払い中の場合:

  • 現在の返済負担率:120万円 ÷ 500万円 = 24%
  • リフォームローン(月3万円=年36万円)を追加すると:(120万円+36万円)÷ 500万円 = 31.2%

この場合はギリギリ基準内ですが、余裕があるとは言えません。借入額の上限を確認した上で、無理のない返済計画を立てることが大切です。

💡 ポイント: 併用する前に、住宅ローンの借り換え+リフォーム費用の上乗せで1本にまとめられないか検討しましょう。ローンが1本になれば管理がラクになり、金利面でも有利になる場合があります。


よくある質問(FAQ)

Q. リフォームローンの審査は住宅ローンより甘い?

一般的に、リフォームローンのほうが審査は通りやすい傾向があります。無担保で借入上限も低いため、金融機関のリスクが小さいことが理由です。ただし、個人の信用情報や収入状況によって結果は異なりますので、あくまで傾向として捉えてください。

Q. 住宅ローンの残りが少ない場合は借り換えが得?

ℹ️

残債が500万円以下の場合は要注意です。借り換えには登記費用・保証料・事務手数料で30〜50万円程度の諸費用がかかるため、金利差によるメリットが諸費用で相殺されてしまうことがあります。残債が少ないなら、リフォームローン単独で借りるほうがシンプルでお得になるケースも多いです。

Q. フラット35でリフォーム費用は借りられる?

フラット35リノベという商品であれば、中古住宅の購入費用とリフォーム費用をまとめて借りることが可能です。一定の省エネ・耐震基準を満たすリフォームを行う場合、当初5〜10年間の金利引き下げが受けられます。大規模リフォームを予定している方は検討の価値があります。

Q. 補助金とローンは併用できる?

はい、併用可能です。補助金はローンとは別の制度ですので、補助金を受け取った上でローンを組むことに問題はありません。むしろ、補助金で自己負担を減らしてからローンを組むのが賢い方法です。たとえば200万円のリフォームで50万円の補助金が使えれば、ローンは150万円で済みます。使える補助金は補助金診断で確認できます。

Q. ローン控除(減税)はどちらでも受けられる?

リフォームローン・住宅ローンともに、一定の要件を満たせば住宅ローン控除(住宅借入金等特別控除)の対象になる場合があります。主な要件は、返済期間が10年以上であること、対象となるリフォーム工事(省エネ・バリアフリー・耐震など)であることなどです。詳しい要件は税務署または国税庁のサイトでご確認ください。


まとめ——迷ったらこのフローチャートで判断

最後に、選び方を簡単にまとめます。

  1. リフォーム費用が500万円以下 → まずはリフォームローンを検討
  2. 500万円を超える大規模工事 → 住宅ローン(一体型・借り換え)が有力
  3. 中古住宅の購入+リフォーム → リフォーム一体型住宅ローンが最適
  4. 住宅ローンの残債あり → 借り換え上乗せ or 併用を比較検討

そして、どちらのローンを選ぶにしても、最初に補助金を確認するのが鉄則です。補助金で工事費用を下げてからローンを組めば、借入額も利息負担も減らせます。

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2026年度も国のリフォーム補助金制度は継続しています。予算には限りがあり、申請が集中すると早期に受付終了となることがありますので、早めの確認をおすすめします。

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※本記事の情報は2026年4月時点の公開情報に基づいています。金利・審査基準・ローン商品の内容は金融機関や時期によって変動します。最新の条件は各金融機関の公式サイトまたは窓口にてご確認ください。

※補助金の受給を保証するものではありません。申請要件や受付状況は各制度の公式サイト、またはお住まいの自治体窓口にてご確認ください。

━━ この記事の作成・監修 ━━

リフォーム補助金ナビ編集部

在籍資格者

ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)住宅ローンアドバイザー宅地建物取引士

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