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【7/12更新】TOTOユニットバス受注停止は解消|全面再開後の納期・代替5社比較【2026年最新】

(初出: 2026/5/2・ 約15分で読めます
7/12更新【7/12更新】TOTOユニットバス受注停止は解消|全面再開後の納期・代替5社比較【2026年最新】

材料費の高騰・納期遅延でお困りですか?|補助金で実質負担を抑えられます

値上げ局面でも、2026年は国・都道府県・市区町村の補助金を併用すれば工事費の実質負担を大きく減らせる可能性があります。国の住宅省エネ2026キャンペーン、都道府県の独自制度、お住まいの市区町村の助成金を併用するのが最大化のコツ。
申請を知らずに工事を始めると、後から補助金は受け取れません。

※ 診断は無料・登録不要。お住まいの市と工事内容から3〜30件の対象制度を即時表示します

2026年4月のナフサショック(中東情勢の悪化→ホルムズ海峡の通航不安→ナフサ由来の接着剤・溶剤不足)によるユニットバス受注停止は、2026年6月9日にTOTOが全製品の受注を全面再開し、納期も中東危機前の標準水準に戻すと発表(6月8日)。LIXIL・クリナップもすでに通常水準へ回復し、一連の受注停止は収束へ向かっています。Panasonicも6月後半に正常化し、現在は順次通常受注に戻っています。

ただし、ナフサ不足の 二次波として建材値上げの連鎖 は継続中。断熱材40%・ルーフィング40〜50%・配管材12〜20%・塗料20〜70%と、浴室本体の納期が戻ってもリフォーム費用全体は上昇傾向が続いており、「契約タイミングで数十万円差がつく局面」 が続いています。

現在の状況(要点)

- TOTO: 6月9日から全製品の受注を通常通り受付・標準納期で対応(6月8日発表)

- LIXIL/クリナップ: 「納期未定」は解消済み。通常水準での受注に復帰

- Panasonic: 5月中旬から納期回答を再開し、6月後半に正常化。現在は通常受注に復帰

- タカラ/ハウステック: 受注停止には至らず継続。乗り換え需要は落ち着きつつある

- 建材値上げは二次波で継続: 断熱材40%・ルーフィング40〜50%・配管材12〜20%・塗料20〜70%

- いまの焦点: 浴室の納期は戻ったため、見積もりは早めに取得し、値上げが進む建材側を見据えて動くのが得策

このページで分かること

  • メーカー別の最新納期状況 (TOTO/LIXIL/クリナップ/Panasonic/タカラ/ハウステック)
  • TOTO全面再開(6/9) の内容と、供給正常化の判断材料
  • 継続中の建材値上げ連鎖 (断熱材40%・ルーフィング40〜50%・塩ビ管12〜20%・塗料20〜70%)
  • リフォーム計画を 「今進める」 vs 「待つ」 の判断基準
  • 受注停止影響を受けない工事の優先順位 (窓・蓄電池・太陽光等)
  • 補助金 (住宅省エネ2026) と値上げの相互作用

受注再開の経緯と現在の状況(2026年6月9日 全面再開)

TOTOがユニットバスの新規受注を6月9日から全面再開し、納期も中東危機前の標準納期に戻すと発表しました(2026年6月8日発表)。同社は「原材料の供給見通しが立ち、安定的な製品供給の維持が可能になった」と説明しています。4月13日の新規受注停止から約2ヶ月、4月20日以降の段階的再開を経て、これで一連の供給制限は解消に向かいます。

メーカー 納期状況 状態
TOTO 6月9日から全製品を通常受付・標準納期で対応 全面再開
LIXIL 「納期未定」解消。通常水準での受注に復帰 正常化
クリナップ 平常運転 正常化
Panasonic 5月中旬に納期回答を再開し6月後半に正常化。現在は通常受注 正常化
タカラスタンダード 受注継続。乗り換え需要は落ち着きつつある 通常
ハウステック 受注継続・供給安定 通常

一方で、ナフサ不足の二次波である建材値上げは継続しています。断熱材・ルーフィング・配管材・塗料・鋼材などは値上げが進行中で、浴室本体の納期が戻っても、リフォーム費用全体は上昇傾向が続きます。お急ぎでない場合も、見積もりは早めに取得し、有効期限を確認しておくと安心です。

なお、納期・価格・供給状況は変動します。契約前に施工業者・各メーカーの最新発表をご確認ください。

継続中の建材値上げ連鎖

  • 断熱材(グラスウール) マグ・イゾベール: 7/1出荷分より25%以上値上げ。受注は納入実績レベルに制限中

→ 断熱改修を含む計画は、見積もりの有効期限と数量確保の可否を早めに施工業者へ確認を。

  • 雨とい ケイミュー: 7/1納入分より20%以上値上げ(JIS管本体30%以上・部材15%以上)
  • 金属屋根材/外壁材 ニチハ: 7/1出荷分より15%程度値上げ(センタールーフ・センターサイディング)

→ 7月に入り屋根・外装材の値上げが実施フェーズへ。外壁・屋根工事を含む計画は値上げ前提で早めの見積もり取得を。

  • 断熱材 カネカ系(ナフサ由来ボード): 最大40%値上げ実施済
  • 断熱材 パラマウント硝子: 6月1日から15%値上げ
  • 塩ビ管 積水化学: 12〜20%値上げ実施済
  • ルーフィング: 40〜50%の大幅値上げ実施済
  • 塗料 シンナー: 70%前後の値上げ+入手困難
  • 塗料 溶剤塗料: 30%前後値上げ
  • 鋼板 JFE鋼板: 6月から 10%以上値上げ
  • シーリング材 アイカ工業: 一部製品で新規注文を一時制限

→ 浴室の受注・納期は正常化したものの、建材値上げは継続。お風呂以外の工事(外壁塗装・屋根・断熱)も計画している場合は、値上げ前提で早めの見積もり取得が有効です。

2026年下半期の見通し

【7月12日追記】7月10日、米政府がイランへの報復攻撃の完了を発表し、衝突は短期で収束するとの見方からWTI原油は反落(71ドル台)。国交省も、7月7〜9日に日本関係船舶22隻がホルムズ海峡を通過(日本向け原油タンカー6隻含む・湾内残留は4隻)と発表しました。供給再逼迫の懸念はやや後退していますが、情勢は流動的です。契約前に最新情報をご確認ください。

【7月10日追記】7月9日、米イランの衝突再燃でホルムズ海峡のタンカー航行がほぼ停止しました(同日朝の通過は2隻のみ/ロイター)。ナフサの再逼迫と建材価格の再上昇リスクが高まっています。政府側では7月7日、赤澤経産相がナフサの備蓄制度導入の検討を表明しました。メーカーの受注・納期は現時点で正常ですが、契約前に最新情報をご確認ください。

【7月8日追記】7月6日、ホルムズ海峡付近で商船2隻がミサイル攻撃を受けたと米政府高官が明らかにし(WSJ報道)、英海事機関もタンカーの被弾・火災を確認しました。米イランの交渉が再び停滞する懸念があり、ナフサ供給の正常化シナリオには不確実性が残ります。メーカーの受注・納期は現時点で正常ですが、情勢が再悪化すれば建材価格の再上昇リスクもあるため、契約前に最新情報をご確認ください。

「いつ・何が落ち着くのか」を判断するには、今後3つの要素を見る必要があります。

① メーカー別の正常化スケジュール

メーカー 状況 今後
TOTO/LIXIL/クリナップ 通常納期に復帰 安定
Panasonic 6月後半に正常化 安定
タカラ 通常納期 安定

② 建材値上げの第二波

ナフサ系建材(断熱材・塩ビ管・ルーフィング)は値上げ済み。6月には鋼材(JFE 10%以上)・断熱材(パラマウント硝子 15%)が続き、7月以降はシーリング材・接着剤の追従値上げが予想されます。浴室の納期が戻った今、焦点は「建材コスト」に移っています。

③ 補助金予算の消化スピード

住宅省エネ2026キャンペーン(子育てエコホーム・先進的窓リノベ等)は予算に枠があります。4月の受注停止で遅れた工事分が動き出すため、申請の集中が見込まれます。早めに申請手続きを進めておくと安心です。

「待つ」 vs 「進める」 の判断基準

状況 推奨アクション
TOTO/LIXIL/クリナップで急ぎ 受注・納期は正常化。通常通り契約・発注が可能
Panasonic希望で急ぎ 正常化済み。念のため最新納期を販売店に確認、急ぎは他メーカーも検討
補助金 (住宅省エネ2026) 活用 早めの契約・申請推奨。建材値上げで実質補助率が下がる前に
急ぎでない 浴室は正常化済み。ただし建材値上げは進行中

各メーカーの対応状況(現在)

TOTO・LIXIL・クリナップ・Panasonic 各メーカー受注再開状況の比較
項目 ユニットバス トイレ その他
TOTO 6月9日から全面再開・標準納期 出荷制限解消 人気モデル(サザナ・シンラ等)も順次平常化
LIXIL 通常水準に復帰 発表なし (影響限定的) 価格改定の可能性あり
クリナップ 平常運転 安定
Panasonic 通常受注に復帰 同左 6月後半に正常化
タカラスタンダード 受注継続中 ホーロー素材で影響は限定的
ハウステック 受注継続・供給安定 影響なし

TOTO

6月9日から全製品の受注を通常通り受付け、標準納期での対応を再開(6月8日発表)。経産省の原材料メーカーへの供給継続働きかけと、原材料の供給見通しが立ったことが全面再開の決め手。

  • 4月13日の新規受注停止 → 4月20日以降 段階的再開 → 6月9日 全面再開
  • 人気モデル(サザナ・シンラ等)も順次通常納期へ
  • トイレ・ウォシュレットの出荷制限は解消
  • 売上影響: 2025年3月期ベースで該当事業約1,107億円(全売上の約15%)。東日本大震災以来の異例事態だったが、経産省支援で想定より早期に正常化

LIXIL

「納期未定」は解消済み。通常水準での受注に復帰しています。

  • TOTO再開後の注文集中も落ち着き
  • 価格改定の可能性あり(原材料・物流費の上昇分を反映)

クリナップ

原材料調達のめどがつき、平常運転で稼働中。納期も通常水準です。

Panasonic

5月中旬から納期回答を順次再開し、6月後半に正常化。現在は通常受注に復帰しています。

  • バス・トイレ全製品(Lクラス/オフローラ/アラウーノ等)の供給は順次回復
  • 急ぎの工事は他メーカー(TOTO・LIXIL・タカラ・ハウステック)への切り替えも選択肢

タカラスタンダード/ハウステック

両社とも受注停止には至らず継続。タカラはホーロー素材(接着剤不使用)のため影響限定的。TOTO等の再開で乗り換え需要は落ち着きつつあり、ハウステックも供給は安定しています。

住宅設備・建材の値上げが継続中

ナフサ不足は浴室の受注停止だけでなく、建材・住宅設備全体の値上げ を引き起こしました。浴室の納期は戻りましたが、こうした値上げは継続。お風呂以外の工事も計画している場合は、早めの見積もり取得・契約 が有効です。

項目 メーカー/品目 改定内容 状況
断熱材 カネカ (発泡ポリスチレン系) 最大40%値上げ 実施済
断熱材 パラマウント硝子 15%値上げ 6月1日
配管材 積水化学 (塩ビ管・PE管) 12〜20%値上げ 実施済
ルーフィング 屋根用下葺き材各社 40〜50%値上げ 実施済
塗料 シンナー類 70%前後値上げ+入手困難 継続
塗料 水性/溶剤塗料 20〜30%値上げ 継続
鋼板 JFE鋼板 10%以上値上げ 6月
シーリング材 アイカ工業 一部製品で新規注文を一時制限 継続
ユニットバス TOTO・LIXIL等 価格改定の可能性 今後

リフォーム計画への影響と今やるべきこと

ユニットバス受注停止時に取るべき行動フロー(業者連絡→見積もり→申請)

お風呂リフォームを検討中の方

TOTO・LIXIL・クリナップは受注・納期ともに正常化し、契約・施工を通常通り進められる状況 です。

  1. 複数メーカーで見積もり — TOTO/LIXIL/クリナップに加え、タカラ・ハウステックも候補に
  2. Panasonicも正常化済み — 念のため最新納期は販売店・施工業者に確認
  3. 補助金の申請は並行して進める — 住宅省エネ2026キャンペーンは予算に枠があるうちに
  4. 建材値上げを見込んで早めに — 浴室以外の工事を含む場合は値上げ前提で計画

お風呂以外のリフォーム(判断基準)

以下の工事は ユニットバス受注停止の影響を受けていません。ただし、断熱材・配管・ルーフィング・塗料を使う工事は値上げ対象なので、見積もりの有効期限を確認しておきましょう。

工事 ユニットバス影響 建材値上げ影響 補助金
窓リフォーム (内窓) なし 軽微 (樹脂サッシは原料影響) 最大200万円
外壁塗装 なし 大 (塗料20〜70%値上げ) 自治体による
屋根葺き替え なし 大 (ルーフィング40〜50%値上げ) 自治体による
太陽光発電 なし 軽微 最大60万円
蓄電池 なし 軽微 最大60万円
耐震補強 なし 中 (鋼材6月10%値上げ) 最大250万円
給湯器交換 なし 軽微 最大20万円
断熱改修 なし 大 (断熱材40%値上げ) 最大100万円

よくある質問

Q. TOTOのユニットバスは通常通り注文できる?

はい。2026年6月9日からTOTOは全製品の受注を通常通り受付け、標準納期で対応しています(6月8日発表)。人気モデル(サザナ・シンラ等)も順次通常納期へ戻ります。具体的な納期は施工業者・販売店にご確認ください。

Q. Panasonicはいつ再開する?

5月中旬から納期回答を再開し、6月後半に正常化しました。現在は通常受注に戻っています。最新の納期は販売店・施工業者にご確認ください。

Q. リフォーム費用は値上がりする?

浴室本体の受注・納期は正常化しましたが、建材の値上げは継続 しています。断熱材40%、ルーフィング40〜50%、配管材12〜20%、塗料20〜70%、鋼板6月10%以上などが進行中です。お風呂以外の工事を含む場合は、早めの見積もり取得をおすすめします。

Q. 代替メーカーはある?

タカラスタンダード(ホーロー素材)とハウステックは受注停止なしで継続しています。TOTO等の再開で乗り換え需要は落ち着いてきていますが、相見積もりで納期・価格を比較するのが現実的です。詳しくは代替メーカー比較ガイドをご覧ください。

Q. 補助金は値上げの影響を受ける?

補助金額そのものは変わりませんが、工事費が上がれば自己負担額が増えるため、実質的に補助率は下がります。住宅省エネ2026キャンペーンは予算に枠があるため、早めの申請開始が安心です。

最新情報の確認先

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参考・出典

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━━ この記事の監修体制 ━━

リフォーム補助金ナビ編集部

編集部の保有資格

ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)宅地建物取引士

国土交通省・各自治体の公式発表に基づき、補助金情報を毎日更新しています。
掲載情報に誤りを発見された場合はお問い合わせよりご連絡ください。

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