風呂

【8/26更新】TOTOユニットバス受注停止は解消|全面再開後の納期・代替5社比較【2026年最新】

(初出: 2026/5/2・ 約52分で読めます
【8/26更新】TOTOユニットバス受注停止は解消|全面再開後の納期・代替5社比較【2026年最新】

材料費の高騰・納期遅延でお困りですか?|補助金で実質負担を抑えられます

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2026年4月のナフサショック(中東情勢の悪化→ホルムズ海峡の通航不安→ナフサ由来の接着剤・溶剤不足)によるユニットバス受注停止は、2026年6月9日にTOTOが全製品の受注を全面再開し、納期も中東危機前の標準水準に戻すと発表(6月8日)。LIXIL・クリナップもすでに通常水準へ回復し、一連の受注停止は収束へ向かっています。Panasonicも6月後半に正常化し、現在は順次通常受注に戻っています。

ただし、ナフサ不足の 二次波として建材値上げの連鎖 は継続中。断熱材40%・ルーフィング40〜50%・配管材12〜20%・塗料20〜70%と、浴室本体の納期が戻ってもリフォーム費用全体は上昇傾向が続いており、「契約タイミングで数十万円差がつく局面」 が続いています。

現在の状況(要点)

- TOTO: 6月9日から全製品の受注を通常通り受付・標準納期で対応(6月8日発表)

- LIXIL/クリナップ: 「納期未定」は解消済み。通常水準での受注に復帰

- Panasonic: 5月中旬から納期回答を再開し、6月後半に正常化。現在は通常受注に復帰

- タカラ/ハウステック: 受注停止には至らず継続。乗り換え需要は落ち着きつつある

- 建材値上げは二次波で継続: 断熱材40%・ルーフィング40〜50%・配管材12〜20%・塗料20〜70%

- いまの焦点: 浴室の納期は戻ったため、見積もりは早めに取得し、値上げが進む建材側を見据えて動くのが得策

このページで分かること

  • メーカー別の最新納期状況 (TOTO/LIXIL/クリナップ/Panasonic/タカラ/ハウステック)
  • TOTO全面再開(6/9) の内容と、供給正常化の判断材料
  • 継続中の建材値上げ連鎖 (断熱材40%・ルーフィング40〜50%・塩ビ管12〜20%・塗料20〜70%)
  • リフォーム計画を 「今進める」 vs 「待つ」 の判断基準
  • 受注停止影響を受けない工事の優先順位 (窓・蓄電池・太陽光等)
  • 補助金 (住宅省エネ2026) と値上げの相互作用

受注再開の経緯と現在の状況(2026年6月9日 全面再開)

TOTOがユニットバスの新規受注を6月9日から全面再開し、納期も中東危機前の標準納期に戻すと発表しました(2026年6月8日発表)。同社は「原材料の供給見通しが立ち、安定的な製品供給の維持が可能になった」と説明しています。4月13日の新規受注停止から約2ヶ月、4月20日以降の段階的再開を経て、これで一連の供給制限は解消に向かいます。

メーカー 納期状況 状態
TOTO 6月9日から全製品を通常受付・標準納期で対応 全面再開
LIXIL 「納期未定」解消。通常水準での受注に復帰 正常化
クリナップ 平常運転 正常化
Panasonic 5月中旬に納期回答を再開し6月後半に正常化。現在は通常受注 正常化
タカラスタンダード 受注継続。乗り換え需要は落ち着きつつある 通常
ハウステック 受注継続・供給安定 通常

一方で、ナフサ不足の二次波である建材値上げは継続しています。断熱材・ルーフィング・配管材・塗料・鋼材などは値上げが進行中で、浴室本体の納期が戻っても、リフォーム費用全体は上昇傾向が続きます。お急ぎでない場合も、見積もりは早めに取得し、有効期限を確認しておくと安心です。

なお、納期・価格・供給状況は変動します。契約前に施工業者・各メーカーの最新発表をご確認ください。

継続中の建材値上げ連鎖

  • 断熱材(グラスウール) マグ・イゾベール: 7/1出荷分より25%以上値上げ。受注は納入実績レベルに制限中

→ 断熱改修を含む計画は、見積もりの有効期限と数量確保の可否を早めに施工業者へ確認を。

  • 雨とい ケイミュー: 7/1納入分より20%以上値上げ(JIS管本体30%以上・部材15%以上)
  • 金属屋根材/外壁材 ニチハ: 7/1出荷分より15%程度値上げ(センタールーフ・センターサイディング)

→ 7月に入り屋根・外装材の値上げが実施フェーズへ。外壁・屋根工事を含む計画は値上げ前提で早めの見積もり取得を。

  • 断熱材 カネカ系(ナフサ由来ボード): 最大40%値上げ実施済
  • 断熱材 パラマウント硝子: 6月1日から15%値上げ
  • 塩ビ管 積水化学: 12〜20%値上げ実施済
  • ルーフィング: 40〜50%の大幅値上げ実施済
  • 塗料 シンナー: 70%前後の値上げ+入手困難
  • 塗料 溶剤塗料: 30%前後値上げ
  • 鋼板 JFE鋼板: 6月から 10%以上値上げ
  • シーリング材 アイカ工業: 一部製品で新規注文を一時制限

→ 浴室の受注・納期は正常化したものの、建材値上げは継続。お風呂以外の工事(外壁塗装・屋根・断熱)も計画している場合は、値上げ前提で早めの見積もり取得が有効です。

2026年下半期の見通し

【8月26日追記】パキスタンのナクビ内相は25日、イスラマバード覚書の復活に向けたイランとの協議で「大きな進展」があったと表明(ロイター)。イランとオマーンの外相も25日の電話会談で、ホルムズ再開の暫定枠組み(一時的な共同海上回廊の設置と機雷除去)を協議しました(Bloomberg)。米国務省は中東の大使館職員の復帰準備に入り、WTI原油は25日終値81.82ドル(-4.62%)と2営業日続落(OANDA)。発表済みの建材値上げは予定通りで、メーカーの受注・納期は正常です。

【8月25日追記】ベッセント米財務長官は24日、デジタル資産・海運・航空など5分野でイランと取引する第三国に二次制裁を科すと発表(日経・読売)。同日フーシ派はサウジ西部ヤンブー沖で石油タンカーを攻撃し甲板が炎上(乗組員は全員無事/AFP)。制裁は想定内と受け止められ利益確定売りが優勢となり、WTI原油は24日終値85.78ドル(-2.05%)と反落(OANDA)。発表済みの建材値上げは予定通りで、メーカーの受注・納期は正常です。

【8月24日追記】トランプ米大統領は21日の演説でホルムズ海峡を「現在は米国の領土だ」と主張し、24日に対イラン追加制裁を発表すると予告(東京新聞)。ベッセント米財務長官も「史上最も厳しい」制裁として24日に詳細を説明するとしています(ロイター)。イラン最高安全保障委員会のレザイ事務局長は22日、制裁に加担する国は「敵と見なす」「海峡から一滴の石油も出さない」と警告しました(共同・日経)。原油市場は週末で終値の更新はなく、メーカーの受注・納期は正常です。

【8月22日追記】オマーン外務省は21日、バドル外相がイランのアラグチ外相と電話会談し、ホルムズ海峡開放に向けた調整と対話環境の整備を協議したと発表(共同)。一方、トランプ米大統領の対イラン圧力強化の表明でWTI原油は20日終値86.83ドル(10月渡し・+2.44ドル)と急伸し、21日は86.81ドル(-0.02%)と小反落しました(共同・財経新聞)。発表済みの建材値上げは予定通りで、メーカーの受注・納期は正常です。

【8月20日追記】イラン国会議長ガリバフ氏は18日、米国が封鎖解除・資産凍結解除・石油制裁撤廃など覚書の条件を履行するまで「ホルムズ海峡は再開しない」と表明(時事・AP)。トランプ米大統領は同日「イランとの協議も予定もない」としましたが、ケプラー集計の通航は15日5隻・16日ゼロでした(日経・ロイター)。19日には英FTがイランによる欧州の米軍施設攻撃の検討を報じ、NATOは「いかなる脅威にも対処する」と表明。WTI原油は19日終値85.32ドル(-0.1%)と4営業日ぶりに小幅反落しました(OANDA)。発表済みの建材値上げは予定通りで、メーカーの受注・納期は正常です。

【8月19日追記】米イラン覚書の最終合意交渉期限8月16日は、延長に言及されないまま経過し膠着長期化の見方が強まりました(共同)。フーシ派は17日、モカ沖でサウジ軍艦5隻を攻撃したと表明(ロイター)。UAEは18日、イランから海上交通を狙う弾道ミサイル2発が発射されたとしてイランとの全貿易・金融取引の停止を表明(イランは否定)。WTI原油は18日終値85.37ドル(+0.3%)と3営業日続伸(OANDA)。発表済みの建材値上げは予定通りで、メーカーの受注・納期は正常です。

【8月16日追記】UAE外務省は14日、ADNOCの船舶2隻が13日のホルムズ海峡通航中にイランの攻撃を受けたと非難(負傷者なし)。ヘグセス米国防長官は13日、海上封鎖を「無期限に維持できる」と表明(ロイター)。ケプラーによると13日の通航は9隻と8月平均12隻を下回り、WTI原油は13日に81ドル台へ反落後、14日終値82.40ドル(+1.4%)と反発(日経)。発表済みの建材値上げは予定通りで、メーカーの受注・納期は正常です。

【8月13日追記】イエメン運輸省は、フーシ派が11日にバベルマンデブ海峡で食料輸送中の商船を弾道ミサイル攻撃し、救助活動中にも再攻撃したと発表。乗組員6人が死亡、10人が負傷しました(ANN)。イランのレザイ最高安全保障委員会事務局長は11日「米国が海上封鎖と戦闘をやめない限り海峡は開放しない」と改めて表明(NHK)。ホルムズ海峡の12日の通航は8隻(衝突前は130〜140隻)にとどまり、WTI原油は12日終値83.27ドル(+0.1%)と5日続伸しました(日経)。発表済みの建材値上げは予定通りで、メーカーの受注・納期は正常です。

【8月12日追記】イランのアラグチ外相は9日、米国が停戦覚書の違反をやめ戦争被害を補償するまで「協議再開の可能性はない」と表明(日テレ)。交渉停滞を受けWTI原油は10日終値82.13ドル(+5.1%)と6日ぶりに80ドル台へ戻し、11日も83.20ドル(+1.3%)と4日続伸しました(日経)。リビア第2の製油所でも8日以降ドローン攻撃が相次ぎガソリンタンクが炎上。一方カタール外務省は11日、オマーンとイランの通航協議は「進んだ段階」にあると説明しています。発表済みの建材値上げは予定通りで、メーカーの受注・納期は正常です。

【8月10日追記】UAE国営ADNOCは8日、ホルムズ海峡通航中の自社タンカーがイランのミサイル攻撃を受けたと発表(死傷者なし、紛争開始以来15隻目/共同・Al Jazeera)。同日イラン最高安全保障委員会は海峡開放の条件として制裁解除・資産凍結解除・戦争被害の補償・米軍撤退を要求し、WSJは交渉が数日間停滞していると報道(日経・共同)。前日の『合意近い』観測とは温度差があり、情勢はなお流動的です。発表済みの建材値上げは予定通りで、メーカーの受注・納期は正常です。

【8月9日追記】米当局者はロイターに、イランとオマーンの通航協議は「進展」し暫定合意が近く成立、発表後はイラン港湾への海上封鎖を解除する方針と述べました(時事・共同)。枠組みは入航をイラン、出航を両国共同で管理し2〜4カ月試行する案ですが、敵対国船舶の通航禁止条項と革命防衛隊の通航料要求が障害です。経産省は7日、中東以外からの原油調達費用を支援する交付金制度案を示し、国家備蓄にナフサを勘案する方針も打ち出しました(日経)。8〜9日は市場休場で原油の更新はなく、メーカーの受注・納期は正常です。

【8月8日追記】ホルムズ海峡の通過船舶は8月3〜6日で33隻と、前週同期間の50隻から減少しました。イラン議会が敵対国船舶の通航を禁じる法案を審議中で、エネルギー輸送停滞への警戒からWTI原油は7日終値78.18ドル(+1.2%)と2営業日続伸(日経)。発表済みの建材値上げは予定通りで、メーカーの受注・納期は正常です。

【8月7日追記】イランはオマーンとホルムズ海峡の新航路の座標で合意し、共同声明を最終調整中と発表(AFP)。ただし通航再開は米の海上封鎖解除が条件で、暫定ルートは2〜4カ月の想定です。一方でイラン国会議員が敵対国船舶の通航禁止(違反時は貨物価格の最大20%の罰金)を盛り込む法案の草案を検討中と報じられ、WTI原油は6日終値78.616ドル(+4.26%)と4営業日ぶりに急反発しました(OANDA)。発表済みの建材値上げは予定通りで、メーカーの受注・納期は正常です。

【8月6日追記】米メディアは、ホルムズ海峡開放の暫定合意が間近で早ければ5日にも発表の見通しと報道。合意案は60日間・通航料なしで、最初の30日で機雷を除去(時事・ANN)。WTI原油は5日終値75.22ドル(-0.7%)と3日続落(日経)。ただしフーシ派のサウジタンカー攻撃は続き、革命防衛隊が合意を支持するかも不透明。発表済みの建材値上げは予定通りで、メーカーの受注・納期は正常です。

【8月5日追記】ベッセント米財務長官は4日、イランとの合意が「きょうか明日にもまとまり得る」と発言。ホルムズ海峡再開への期待とOPECプラスの9月増産合意を受け、WTI原油は4日終値75.77ドル(-5.7%)と急落し約3週間ぶり安値に(日経)。ただしイラン側は「協議の予定はない」としており、緩和はまだ確定ではありません。発表済みの建材値上げ(LIXIL8月3日受注分など)は予定通りで、メーカーの受注・納期は正常です。

【8月4日追記】トランプ米大統領は1日、計画していたイラン攻撃を取りやめ、2日に「3日にイランと交渉する」と表明しました。ホルムズ海峡開放への期待からWTI原油は3日終値80.34ドル(-5.1%)と急反落(日経)。イラン外相もオマーン経由協議が「最終段階」と発言。経産省はナフサ備蓄・調達先多様化を含む対策を8月末までに取りまとめる方針です。緩和の兆しはあるものの、発表済みの建材値上げの撤回はなく、早めの見積もり取得が引き続き有効です。メーカーの受注・納期は正常です。

【8月2日追記】英海事機関UKMTOは1日、ホルムズ海峡入口のオマーン沖でタンカーが飛翔体を受け機関室が損傷し航行不能になったと発表しました。カタール産LNGを輸送中の船と特定され、別の1隻の至近でも爆発が報告されています(ロイター・Bloomberg)。負傷者はなし。原油市場は週末で休場ですが、LNG船への被弾で供給懸念は続いており、値上げ圧力の解消とは言えません。メーカーの受注・納期は正常です。

【8月1日追記】7月31日、イラン革命防衛隊がホルムズ海峡で警告を無視した石油タンカー2隻を攻撃・停止させ、周辺にいた4隻も引き返しました(日経)。イランはクウェートの米軍拠点へのドローン攻撃も実施。WTI原油は31日終値84.67ドル(+1.3%)と反発し、値上げ圧力の解消とは言えません。メーカーの受注・納期は正常です。

【7月31日追記】7月30日未明、米中央軍がヨルダンの米軍基地へのイランのミサイル攻撃に報復し、革命防衛隊の数十カ所を約2時間攻撃したと発表(AFP・AP)。一方で同30日、サウジアラビア主導の14カ国が紅海〜アデン湾の航行の自由確保へ多国籍海洋防衛連合を結成(日経)。WTI原油は30日終値84.492ドル(-0.86%)と反落しましたが、これは利益確定売りと船舶保護への期待によるもので、値上げ圧力の解消とは言えません。メーカーの受注・納期は正常です。

【7月30日追記】7月29日未明、イラン革命防衛隊がヨルダンの米軍基地を弾道ミサイル攻撃(米軍の空爆停止後初)。トランプ米大統領は「イランに極めて厳しい打撃を与える」と報復を表明し、和平協議への期待は後退しました。WTI原油は28日に79.680ドル(-3.44%)まで下げた後、29日終値85.229ドル(+6.96%)と4営業日ぶりに急反発(OANDA)。フーシ派はバベルマンデブ海峡での通航料徴収も検討中と報じられ、値上げ圧力の解消とは言えません。メーカーの受注・納期は正常です。

【7月29日追記】7月27日、トランプ米大統領がイラン側の要請を受け攻撃を一時停止したと表明(日経・CNN)。外交解決への期待からWTI原油は27日終値82.522ドル(-9.59%)と急落し2営業日続落しました(OANDA)。ただしフーシ派はサウジの原油輸送施設への攻撃を表明しており、協議が不調なら攻撃を再開するとの警告も出ています。値上げ圧力の解消と判断するのは時期尚早です。メーカーの受注・納期は正常です。

【7月28日追記】7月27日、WTI原油は6営業日ぶりに反落し終値91.273ドル(-2.06%)。パキスタン仲介による米イラン和平交渉の再開観測が売り材料となりました(OANDA)。ただし25日にはカスピ海でイラン商船が攻撃され、フーシ派のサウジ攻撃も継続中で、値上げ圧力の解消とは言えません。メーカーの受注・納期は正常です。

【7月26日追記】7月23日、フーシ派が紅海でサウジの石油タンカー2隻を攻撃し、トランプ米大統領がイラン・フーシ派への大規模な軍事報復を警告しました。WTI原油は23日終値93.19ドル(+6.84%)と5営業日続伸し、24日には米軍の13夜連続攻撃を受けて原油が一時1バレル100ドルを突破(AP通信)。ナフサ由来建材の追加値上げリスクは一段と高まっています。メーカーの受注・納期は現時点で正常ですが、契約前に最新情報をご確認ください。

【7月23日追記】WTI原油は7月21日終値85.34ドル(+2.55%)と3営業日続伸。米のイラン攻撃とイランの報復に加え、フーシ派の紅海封鎖表明で中国・インド向けタンカーが航路変更(OANDA)。また積水化学が強化プラスチック複合管(エスロンRCP)を10月1日出荷分から10%以上値上げと発表(7/22)。ナフサ由来建材の追加値上げは続いています。メーカーの受注・納期は現時点で正常ですが、契約前に最新情報をご確認ください。

【7月22日追記】イエメンのフーシ派は7月20日、サウジアラビアに対する「海上封鎖」を宣言しました(毎日新聞・日経・NHK)。ホルムズ海峡の迂回路にあたる紅海・バブエルマンデブ海峡が対象で、サウジが代替に使うヤンブー港経由の輸出に影響する可能性があります。サウジは商船保護の措置を表明。WTI原油は7月20日終値83.22ドルと2営業日続伸し、ナフサ由来建材の追加値上げリスクは高止まりしています。メーカーの受注・納期は現時点で正常ですが、契約前に最新情報をご確認ください。

【7月20日追記】イラン革命防衛隊は7月20日、ホルムズ海峡南側の危険ルートを通ろうとした石油タンカー2隻が爆発・航行不能になったと発表しました(米軍が同ルート使用を促したと主張/ロイター)。ブレント原油は一時85.95ドルへ上昇し、WTIも79ドル超で週間11%超の高騰。ナフサ由来建材の追加値上げリスクは一段と強まっています。メーカーの受注・納期は現時点で正常ですが、契約前に最新情報をご確認ください。

【7月18日追記】米中央軍は16日、イランへの攻撃を6日連続で実施し、オマーン湾ではタンカーの臨検も行いました。ロイターによると、イランはフーシ派に紅海・バベルマンデブ海峡の封鎖準備を指示し、フーシ派はミサイル等の配備を終え命令待ちの状態です(米が電力インフラを攻撃した場合に実行)。ホルムズ迂回路の紅海まで塞がれればナフサ由来建材の追加値上げリスクは一段と高まります。メーカーの受注・納期は現時点で正常です。

【7月17日追記】米軍は7月15日にイランへ追加攻撃を実施し、イランは輸出ルートの封鎖を警告。紅海封鎖の可能性も指摘され、WTI原油は16日終値80.48ドルと3営業日続伸しました。政府側では、経産省がナフサ備蓄の復活に向けペレット保管や原料分の原油の追加備蓄を検討中と報じられています(時事通信)。石油化学工業協会も備蓄の必要性を認める一方、保管方法とコスト負担が課題です。メーカーの受注・納期は現時点で正常ですが、契約前に最新情報をご確認ください。

【7月15日追記】米イランの停戦合意(6月17日)は事実上崩壊し、攻撃の応酬が激化。米軍はイラン港湾の海上封鎖を再開し、イランはホルムズ海峡のタンカー攻撃を強めています。WTI原油は14日に一時81ドルと約1カ月ぶり高値となり、通峡タンカーは7月12日に6隻と5週間ぶり低水準に減少。ナフサ由来建材の追加値上げリスクは一段と高まっています。メーカーの受注・納期は現時点で正常です。

【7月14日追記】日本関係の原油タンカーは7月13日までに全てホルムズ海峡を通過し、8月初旬までに国内の製油所へ到着する見込みです(日経)。一方でイランは封鎖宣言を維持し、トランプ米大統領は13日「米国が海峡を管理する」と表明するなど対立は継続。原油先物は一時4%高となり、ナフサ由来建材の追加値上げリスクは残ります。契約前に最新情報をご確認ください。

【7月13日追記】イラン革命防衛隊が現地時間7月12日未明、ホルムズ海峡の「閉鎖」を宣言し、全船舶の通航を認めないと発表しました(CNN・日経)。米国は7月12日「海峡は全船舶に開放されている」と表明し、米イランの協議は合意に至っていません。WTI原油は74ドル台へ急反発し、7月10日時点の「短期収束」観測は後退。ナフサの再逼迫と建材の追加値上げリスクが再び高まっています。メーカーの受注・納期は現時点で正常ですが、契約前に最新情報をご確認ください。

【7月12日追記】7月10日、米政府がイランへの報復攻撃の完了を発表し、衝突は短期で収束するとの見方からWTI原油は反落(71ドル台)。国交省も、7月7〜9日に日本関係船舶22隻がホルムズ海峡を通過(日本向け原油タンカー6隻含む・湾内残留は4隻)と発表しました。供給再逼迫の懸念はやや後退していますが、情勢は流動的です。契約前に最新情報をご確認ください。

【7月10日追記】7月9日、米イランの衝突再燃でホルムズ海峡のタンカー航行がほぼ停止しました(同日朝の通過は2隻のみ/ロイター)。ナフサの再逼迫と建材価格の再上昇リスクが高まっています。政府側では7月7日、赤澤経産相がナフサの備蓄制度導入の検討を表明しました。メーカーの受注・納期は現時点で正常ですが、契約前に最新情報をご確認ください。

【7月8日追記】7月6日、ホルムズ海峡付近で商船2隻がミサイル攻撃を受けたと米政府高官が明らかにし(WSJ報道)、英海事機関もタンカーの被弾・火災を確認しました。米イランの交渉が再び停滞する懸念があり、ナフサ供給の正常化シナリオには不確実性が残ります。メーカーの受注・納期は現時点で正常ですが、情勢が再悪化すれば建材価格の再上昇リスクもあるため、契約前に最新情報をご確認ください。

「いつ・何が落ち着くのか」を判断するには、今後3つの要素を見る必要があります。

① メーカー別の正常化スケジュール

メーカー 状況 今後
TOTO/LIXIL/クリナップ 通常納期に復帰 安定
Panasonic 6月後半に正常化 安定
タカラ 通常納期 安定

② 建材値上げの第二波

ナフサ系建材(断熱材・塩ビ管・ルーフィング)は値上げ済み。6月には鋼材(JFE 10%以上)・断熱材(パラマウント硝子 15%)が続き、7月以降はシーリング材・接着剤の追従値上げが予想されます。浴室の納期が戻った今、焦点は「建材コスト」に移っています。

③ 補助金予算の消化スピード

住宅省エネ2026キャンペーン(子育てエコホーム・先進的窓リノベ等)は予算に枠があります。4月の受注停止で遅れた工事分が動き出すため、申請の集中が見込まれます。早めに申請手続きを進めておくと安心です。

「待つ」 vs 「進める」 の判断基準

状況 推奨アクション
TOTO/LIXIL/クリナップで急ぎ 受注・納期は正常化。通常通り契約・発注が可能
Panasonic希望で急ぎ 正常化済み。念のため最新納期を販売店に確認、急ぎは他メーカーも検討
補助金 (住宅省エネ2026) 活用 早めの契約・申請推奨。建材値上げで実質補助率が下がる前に
急ぎでない 浴室は正常化済み。ただし建材値上げは進行中

各メーカーの対応状況(現在)

TOTO・LIXIL・クリナップ・Panasonic 各メーカー受注再開状況の比較
項目 ユニットバス トイレ その他
TOTO 6月9日から全面再開・標準納期 出荷制限解消 人気モデル(サザナ・シンラ等)も順次平常化
LIXIL 通常水準に復帰 発表なし (影響限定的) 価格改定の可能性あり
クリナップ 平常運転 安定
Panasonic 通常受注に復帰 同左 6月後半に正常化
タカラスタンダード 受注継続中 ホーロー素材で影響は限定的
ハウステック 受注継続・供給安定 影響なし

TOTO

6月9日から全製品の受注を通常通り受付け、標準納期での対応を再開(6月8日発表)。経産省の原材料メーカーへの供給継続働きかけと、原材料の供給見通しが立ったことが全面再開の決め手。

  • 4月13日の新規受注停止 → 4月20日以降 段階的再開 → 6月9日 全面再開
  • 人気モデル(サザナ・シンラ等)も順次通常納期へ
  • トイレ・ウォシュレットの出荷制限は解消
  • 売上影響: 2025年3月期ベースで該当事業約1,107億円(全売上の約15%)。東日本大震災以来の異例事態だったが、経産省支援で想定より早期に正常化

LIXIL

「納期未定」は解消済み。通常水準での受注に復帰しています。

  • TOTO再開後の注文集中も落ち着き
  • 価格改定の可能性あり(原材料・物流費の上昇分を反映)

クリナップ

原材料調達のめどがつき、平常運転で稼働中。納期も通常水準です。

Panasonic

5月中旬から納期回答を順次再開し、6月後半に正常化。現在は通常受注に復帰しています。

  • バス・トイレ全製品(Lクラス/オフローラ/アラウーノ等)の供給は順次回復
  • 急ぎの工事は他メーカー(TOTO・LIXIL・タカラ・ハウステック)への切り替えも選択肢

タカラスタンダード/ハウステック

両社とも受注停止には至らず継続。タカラはホーロー素材(接着剤不使用)のため影響限定的。TOTO等の再開で乗り換え需要は落ち着きつつあり、ハウステックも供給は安定しています。

住宅設備・建材の値上げが継続中

TOTOは7月31日、住宅設備機器の希望小売価格を12月1日受注分より改定すると正式発表しました。受注・納期は正常化していますが、価格は年末に向けて上がる見込みです。浴室・トイレ・洗面の入れ替えを検討中なら、11月末までの発注可否と見積もりの有効期限を販売店へ早めにご確認ください。

ウッドワンは8月18日受注分より、システムキッチン・洗面化粧台など住設商品(設備機器を除く)の設計価格を一律15%引き上げます。中東情勢による原料供給逼迫と輸送費上昇が理由。キッチン・洗面を含む計画は、値上げ前の発注可否を早めに販売店へご確認ください。

内装材も値上げフェーズに入りました。東リは7月27日受注分より、ビニル床タイル・シート、カーペット、壁装材、カーテン、巾木、接着剤などを20〜30%値上げ。LIXILも8月3日受注分より水まわり住設を改定します(浴室0〜19%・トイレ9〜16%・洗面化粧台5〜25%など)。内装・水まわりを含む計画は、見積もりの有効期限と発注日を早めに確認してください。

タカラスタンダードは9月1日から、商品価格とは別枠で「資材価格調整費」5,000〜30,000円を設定します(6月26日発表)。ホーロー主体のため供給面の影響は限定的でしたが、価格面の負担は増えます。8月末までの発注で影響を避けられるかは販売店にご確認ください。

ナフサ不足は浴室の受注停止だけでなく、建材・住宅設備全体の値上げ を引き起こしました。浴室の納期は戻りましたが、こうした値上げは継続。お風呂以外の工事も計画している場合は、早めの見積もり取得・契約 が有効です。

項目 メーカー/品目 改定内容 状況
断熱材 カネカ (発泡ポリスチレン系) 最大40%値上げ 実施済
断熱材 パラマウント硝子 15%値上げ 6月1日
配管材 積水化学 (塩ビ管・PE管) 12〜20%値上げ 実施済
ルーフィング 屋根用下葺き材各社 40〜50%値上げ 実施済
塗料 シンナー類 70%前後値上げ+入手困難 継続
塗料 水性/溶剤塗料 20〜30%値上げ 継続
鋼板 JFE鋼板 10%以上値上げ 6月
シーリング材 アイカ工業 一部製品で新規注文を一時制限 継続
ユニットバス TOTO・LIXIL等 価格改定の可能性 今後

リフォーム計画への影響と今やるべきこと

ユニットバス受注停止時に取るべき行動フロー(業者連絡→見積もり→申請)

お風呂リフォームを検討中の方

TOTO・LIXIL・クリナップは受注・納期ともに正常化し、契約・施工を通常通り進められる状況 です。

  1. 複数メーカーで見積もり — TOTO/LIXIL/クリナップに加え、タカラ・ハウステックも候補に
  2. Panasonicも正常化済み — 念のため最新納期は販売店・施工業者に確認
  3. 補助金の申請は並行して進める — 住宅省エネ2026キャンペーンは予算に枠があるうちに
  4. 建材値上げを見込んで早めに — 浴室以外の工事を含む場合は値上げ前提で計画

お風呂以外のリフォーム(判断基準)

以下の工事は ユニットバス受注停止の影響を受けていません。ただし、断熱材・配管・ルーフィング・塗料を使う工事は値上げ対象なので、見積もりの有効期限を確認しておきましょう。

工事 ユニットバス影響 建材値上げ影響 補助金
窓リフォーム (内窓) なし 軽微 (樹脂サッシは原料影響) 最大200万円
外壁塗装 なし 大 (塗料20〜70%値上げ) 自治体による
屋根葺き替え なし 大 (ルーフィング40〜50%値上げ) 自治体による
太陽光発電 なし 軽微 最大60万円
蓄電池 なし 軽微 最大60万円
耐震補強 なし 中 (鋼材6月10%値上げ) 最大250万円
給湯器交換 なし 軽微 最大20万円
断熱改修 なし 大 (断熱材40%値上げ) 最大100万円

よくある質問

Q. TOTOのユニットバスは通常通り注文できる?

はい。2026年6月9日からTOTOは全製品の受注を通常通り受付け、標準納期で対応しています(6月8日発表)。人気モデル(サザナ・シンラ等)も順次通常納期へ戻ります。具体的な納期は施工業者・販売店にご確認ください。

Q. Panasonicはいつ再開する?

5月中旬から納期回答を再開し、6月後半に正常化しました。現在は通常受注に戻っています。最新の納期は販売店・施工業者にご確認ください。

Q. リフォーム費用は値上がりする?

浴室本体の受注・納期は正常化しましたが、建材の値上げは継続 しています。断熱材40%、ルーフィング40〜50%、配管材12〜20%、塗料20〜70%、鋼板6月10%以上などが進行中です。お風呂以外の工事を含む場合は、早めの見積もり取得をおすすめします。

Q. 代替メーカーはある?

タカラスタンダード(ホーロー素材)とハウステックは受注停止なしで継続しています。TOTO等の再開で乗り換え需要は落ち着いてきていますが、相見積もりで納期・価格を比較するのが現実的です。詳しくは代替メーカー比較ガイドをご覧ください。

Q. 補助金は値上げの影響を受ける?

補助金額そのものは変わりませんが、工事費が上がれば自己負担額が増えるため、実質的に補助率は下がります。住宅省エネ2026キャンペーンは予算に枠があるため、早めの申請開始が安心です。

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参考・出典

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リフォーム補助金ナビ編集部

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ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)宅地建物取引士

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