速報ニュース
(初出: 2026/5/20)・ 約6分で読めます
ライブナチュラルプレミアム掲載写真
写真出典:朝日ウッドテック

朝日ウッドテックの値上げ2026|6月受注分の改定と床リフォームの見積もり

価格・納期とあわせて、工事に合う補助制度を確認しましょう

住宅・工事・製品の要件や他制度との併用可否は制度ごとに異なります。
申請時期や工事前写真などの要件は制度ごとに異なります。契約前に対象製品・手続きの順序を確認してください。

お住まいの地域と工事内容から対象となる可能性のある制度を確認できます。

朝日ウッドテックは、2026年6月1日の受注分から、床材などの価格を改定すると発表しました。5月14日の公式告知では、床材が現行比15〜20%、壁材・階段材などを含む全製品が15%と案内されています。個別品番の改定価格は見積書での確認が必要です。

以前この記事に掲載していた、2026年8月に3〜20%の追加値上げがあるという記述は、別年の報道を混同していたため訂正しました。参照していた住宅産業新聞の記事は2022年7月15日付です。2026年に6月と8月の二段階値上げがある根拠にはなりません。

この記事では2026年9月25日に確認した公式告知をもとに、改定の対象と、これから床リフォームを頼むときの比較方法を説明します。

2026年の価格改定:日付と対象を整理

項目 2026年5月14日の公式告知で確認できること
適用日 2026年6月1日受注分から
床材の改定幅 現行比15〜20%
壁材・階段材などを含む全製品 現行比15%との案内
品番別の最終見積価格 採用する品番と販売条件で確認が必要
工事費の値上げ率 この告知では示されていない

出典:朝日ウッドテック・製品価格改定のお知らせ。告知の表現をもとに整理しています。すべての床材が同じ率になる、工事費も同じ率だけ上がる、と読み替えないようにしましょう。

2022年・2025年の8月改定と混同しない

価格改定を検索すると、過去のニュースも表示されます。住宅産業新聞の追加値上げ報道は2022年7月の記事です。また、朝日ウッドテックには2025年8月1日受注分の価格改定告知もあります。いずれも、2026年8月の追加改定を示すものではありません。

確認した2026年の公式告知は6月1日受注分からの改定です。ほかの時点の改定を調べるときも、発表年、適用年、対象製品をセットで読みます。

価格改定を発表年月日、受注の基準日、品番の新価格の順に確認する図

この図の順番で確認すると、検索結果の見出しだけを見て違う年のニュースを足し合わせるのを防げます。施工会社の見積日とメーカーの受注日は同じとは限らないため、古い見積もりにはどの価格表が使われたかも聞いてください。

なぜ値上げしたのか。価格が戻る時期は分かる?

公式告知では、原材料、物流、エネルギー、副資材などの負担増に加え、中東情勢に伴う石油化学製品由来のコスト上昇などが説明されています。ここで確認できるのは、メーカーが今回の改定理由として挙げた内容です。

原料価格が落ち着く時期と、メーカーの販売価格が変更される時期は一致するとは限りません。今回確認した告知からは、価格を元に戻す時期も、すべての商品の納期も分かりません。値下げを待つ判断と、床の不具合を直す判断は分けると計画しやすくなります。

床が沈む、広い範囲で浮く、湿気の原因が疑われる場合は、表面材の価格より先に下地の状態を調べます。表面の色や傷が主な悩みであれば、サンプルを取り寄せ、工法や仕様を比較する時間を取れます。

ライブナチュラルの床写真で見る、選ぶときの違い

同じメーカーの床材でも、表面の材料、仕上げ、厚さ、施工方法、床暖房・遮音への対応はシリーズと品番によって異なります。以下の写真は仕上がりを考えるためのメーカー掲載例で、同じ価格・同じ条件の比較写真ではありません。

ライブナチュラルプレミアム

朝日ウッドテックのライブナチュラルプレミアムの床の仕上がり例

写真出典:朝日ウッドテック・ライブナチュラルプレミアム。シリーズの掲載写真です。採用する樹種や商品仕様によって色・木目・手触りは異なります。

木の質感や表情を重視する場合は、写真の色だけで決めず、サンプルで触れた感触と照明による見え方を確かめてください。幅や木目の選び方で部屋の印象が変わるため、既存の建具、巾木、家具との相性も見ます。

ライブナチュラル

朝日ウッドテックのライブナチュラルの床の仕上がり例

写真出典:朝日ウッドテック・ライブナチュラル。製品ページの掲載写真です。写真の室内は当サイトの施工事例ではありません。

家族の暮らし方によっても必要な仕様は変わります。ペットと暮らす、床暖房を使う、車いすを利用するなど、想定する使い方を伝えて対応品番を絞りましょう。シリーズ名だけで、傷に強い、滑りにくい、すべて床暖房対応と判断しないことが大切です。

同じライブナチュラルでも、表面材と工法で絞り込む

写真は各シリーズの仕上がり例です。以下の個別製品・樹種の写真だと断定せず、採用品番のサンプルと仕様を照合します。2026年9月25日の公式仕様では、代表的な選択肢は次のように分かれます。

製品 材料・厚さ 工法と向く検討
プレミアム STANDARD 天然木挽き板2mmを表面に使用。全体12mm 木下地用。木の触感や幅のある表情を優先する床の更新
オリジナル(ピュアハード塗装) 天然木突き板。全体12mm 木下地への捨て張り。天然木の表情と塗膜の耐傷性を両立したい場合
MSX スマートレイヤー 天然木薄型の上貼り用。全体3.9mm 既存木質床・床暖房を残すリフォーム。防音直貼り床の上は施工不可

出典:STANDARDの仕様、オリジナルの仕様、スマートレイヤーの施工条件。

プレミアムは板全体が無垢の床ではなく、挽き板を表面に使った複合フローリングです。 木を薄くスライスする突き板も天然木で、木目を印刷するシート床とは違います。表面の材料が違えば触感や木目の見え方が変わるため、値上げ率だけで一律に下位・上位と決めず、好みと工事条件を合わせます。

プレミアムは床暖房対応・フリーワックスのナチュラルマット塗装、オリジナルは床暖房対応・フリーワックスのピュアハード塗装です。オリジナルは塗膜面の白化傷を抑える設計で、日々の傷への配慮を比較したい方の候補になります。ただし傷が付かない保証ではありません。プレミアムでもヒノキは柔らかく、メーカーはキャスター付き椅子・家具を避けるよう案内しています。樹種ごとの注意を外してシリーズ全体で評価しないことが大切です。

床暖房を残す上貼りが目的なら、12mmの木下地用製品をそのまま重ねる案とせず、スマートレイヤーの3.9mmという薄さ、両面テープと接着剤の指定、既存床の種類を確認します。マンションの防音直貼り床にはスマートレイヤーを選べないため、二重床なのか直貼りなのかが最初の分岐です。 プレミアムには別にマンション直貼り用STANDARD L-45もあります。厚さと遮音が異なる製品を、木下地用STANDARDと同じ仕様として見積比較しないでください。

見積総額を比較するには、材料以外の範囲をそろえる

床材15〜20%の改定を、床工事の総額へそのまま掛けることはできません。 床工事には材料、施工、既存床の撤去・処分、下地調整、養生、家具移動などが含まれるためです。

床工事を仕上げの床材、撤去と下地、運搬と家具移動に分けて比べる図

例えば仮に、材料30万円、施工・付帯工事40万円の計70万円という見積もりで、材料の見積額だけが20%増えるなら、増加額は6万円、合計76万円です。総額が20%増えるわけではありません。これは内訳の読み方を示す仮例で、製品の実売価格や実際の工事相場ではありません。

比較する項目 条件が違うと起きること
品番・樹種・色・幅 見た目が近くても材料価格と仕様が違う
床の面積とロス分 同じ部屋でも発注数量が変わる
上貼りか、既存床を撤去するか 撤去処分・下地調整の範囲が変わる
巾木・見切り・框 床材以外の材料と施工が追加される
家具移動・養生・廃材処分 一式に含むか別途かで総額が変わる
床暖房・遮音・段差調整 対応材料や追加施工が必要になる

上貼りと張り替えは、安さだけで入れ替えない

上貼りは既存床を残す方法ですが、下地の傷みが大きい場合に隠して解決できる工法ではありません。床が高くなることで扉が干渉しないか、廊下や水回りに段差ができないかも確認します。

張り替えは撤去によって下地を確認しやすい一方、撤去後に補修範囲が判明する場合があります。見積もり時に、追加補修が必要と分かった場合の説明方法と金額の決め方を決めておくと、工事途中の行き違いを減らせます。

マンションでは、床材の性能だけでなく管理規約の遮音条件と施工方法を確認してください。工事の事前申請や作業時間にも制約があるため、製品注文より先に確認するのが安心です。

改定後に床リフォームを進める手順

  1. 現在の床の不満を、傷・色・段差・沈み・冷たさなどに分けます。見た目の変更で済むか、下地確認が必要かを施工会社と整理します。
  2. 希望するメーカー、シリーズ、品番と工法をそろえた見積もりを依頼します。別の商品提案は、同等仕様か分かるよう違いも書いてもらいます。
  3. 見積有効期限、発注時の価格、追加工事の条件を確認します。過去の期限に間に合わせるよう急ぐ必要はありません。
  4. 建具や収納も替えるなら、床との高さや色の関係を一緒に確認します。工事をまとめる効果は、足場のない内装工事でも養生・家具移動などの重複に現れる場合があります。

よくある質問

2026年8月に、さらに3〜20%上がったのですか?

この記事の旧記述の根拠にしていた報道は2022年のものでした。2026年8月の追加改定としては採用できないため訂正しています。今後の発注価格は最新の公式案内と品番別見積書を確認してください。

値上げ前に契約していれば、必ず古い価格になりますか?

公式告知の基準は受注日です。施主の契約日だけで保証されるものではありません。注文の手続きと契約条件を確認してください。

ライブナチュラルなら、どの品番も改定率は同じですか?

製品群についての改定幅と、採用品番の具体的な価格は分けて確認します。シリーズ名だけで一律の率を当てはめず、新しい価格表と見積もりを照合しましょう。

床のリフォームは補助金の対象ですか?

床の表面を替えるだけで、すべての省エネ補助の対象になるわけではありません。断熱改修などと組み合わせる場合も、制度ごとに対象工事や申請条件が異なります。補助金を使う前提で材料を発注する前に、リフォーム補助金ガイドから対象制度を確認してください。

関連記事・確認した出典

確認日:2026年9月25日。価格・納期は個別品番と発注条件で再確認してください。

価格・納期とあわせて、工事に合う補助制度を確認しましょう

住宅・工事・製品の要件や他制度との併用可否は制度ごとに異なります。契約前に対象製品・手続きの順序を確認してください。

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━━ この記事の監修体制 ━━

リフォーム補助金ナビ編集部

編集部の保有資格

ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)宅地建物取引士

国土交通省・各自治体の公式発表に基づき、補助金情報を毎日更新しています。
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